街中を歩いていると良く行列が出来ている店があります。
行列に並んでいる人を見てふと思うのですが、あの人たちは一体何のために行列に並んでいるのでしょうか?
1時間待ち、2時間待ちの行列に並んでいる人もいます。
また、夜中から徹夜で翌日まで並んでいる人は一体何のためにそんなことをやっているのでしょうか?
もちろん美味しいものを食べるため、良いものを買うために並んでいるというのは想像するのに難しいことではありません。
でも、行列に並んで食べる食事や、購入できる商品はその苦労に見合うだけの価値があるものなのでしょうか?
行列に並んで食事をするより、行列が出来ていないけどそこそこの店で食事をする方がいい、と考えている自分が変わりものなんでしょうか?
行列に並ぶということは情報で買い物や食事をしているということである

行列に並ぶ店と言うのはいくつか特徴があります。
- テレビやSNS、Youtubeで取り上げられた
- 観光ガイドに掲載された店である
- サービスの質が良く、行列に並んでも食事したり買い物したいと思う店である
- 限定品を取り扱っており、そこでしか入手が出来ない
本当にサービスの質が良い店は納得のいく理由ですが、他の3つは他人の情報や意見を信じ込んで自分の意見を持たずに行列が出来ている店を利用することを決めているだけです。
限定品に並ぶのは普通の人も多いですが、転売屋も多いですね。
転売屋も結構レッドオーシャンの世界で、競争が激しくなっていて競って並んだり、集団で人を並ばせたりします。
その中に普通の人が並ぶのはかなり厳しいのではないでしょうか。
また、運良く並んで限定品の品物を買えてもそれが自分にとって価値があるものであるか?
本当に自分が欲しいと思って行列に並んでいるのか?
よく考えてみる必要があります。
希少性だけで行列に並んで買ったものを集める人がいますが、そういう人は承認欲求が強い人か、趣味で集めている人か、将来の資産価値の上昇を期待して集めている人かのいずれかになると思います。
趣味で集めているか、将来の資産価値の上昇を期待して集めている人に関しては問題ないですが、問題があるのは承認欲求が強い人です。
承認欲求が強い人はよくSNSや動画で自分が購入した希少品を紹介したりしていますが、承認欲求が強すぎると他人を蹴落としてまで、または不正を行ってまで希少品を手に入れようとします。
友連れという言葉がありますが、これはただ友達を呼んで一緒に並ぶことを指すこともある一方で、自分だけが並んであとで友達が割り込んできて行列に不正に並ぶ行為を指すこともあります。
友連れのように行列に不正に並ぶ行為はもちろんマナー違反で他の行列に並んでいる人の迷惑になる行為なのですが、そのようなモラルのない人が並ぶのも行列の特徴なのです。
そのため、行列に並ぶことは想像している以上に時間を無駄にします。
もし行列に並んでまで買い物をしたい場合は、人から認めてもらうための買い物か、自分のための買い物か、冷静に判断してみる必要があります。
テレビに取り上げられた店に一時的に行列が出来ることがありますが、本当にいい店以外はただの一過性で終わることも少なくありません。
しかし、そこそこ良い、芸能人が美味しいと言っていた、継続的に雑誌やテレビで紹介されるなどの場合は、継続的に行列ができることがあります。
また、流行りのものを数量限定販売しているために、行列ができることがあります。
以前行列が出来ている店を見かけて、なぜ行列が出来ているか原因を調べてみると、その時に流行っていた「ボンボンドロップシール」が販売されていたのが原因でした。
行列を見てみると、並んでいるのが観光客ばかりで地元の人がほとんどいないことが良くあります。
例えば観光客をメインターゲットとしている一蘭ですが、地元の人で良く行くという人はあまり見かけません。
豚骨ラーメン特有の癖が少ないので観光客にとって食べやすいのは事実ですが、ずば抜けて美味しいかと言われると、「まぁ、無難な味ですね」というのが個人的な感想です。
観光客向けの価格でもあるため、わざわざ福岡に来てまで並ぶ必要が無いというのが個人的な感想なのですが、店舗限定メニューを食べたいという気持ちや、福岡で食べたいという気持ちもあるでしょう。
一双と博多だるま、博多ShinShin、一幸舎も観光客の有名どころになっているので行列が出来ていますが、こちらも「ここで食べておけば無難かな」と言う考えで店を選んでいる観光客の人が多い気がします。
(余談ですが、博多だるまは元の店は東区の箱崎に店があり、夜8時から開店していました。
この頃のだるまは本当に美味しく、また行こうと思っていた矢先に区画整理のために箱崎だるまが閉店となり、天神から少し離れたところに今も営業する博多だるまがオープンしたのです。
ただ、博多だるまになってから創業者ではなく、創業者の息子さんが経営するようになったためなのか、味はだんだん変わっていって、昔の箱崎だるまの味はもう味わえないという悲しさがあります。)
また、天神から中州に向かう途中にある明太重の店があるのですが、ここもいつ行ってもすごい行列が出来ています。
自分は食べたことが無いので本当に美味しいかどうかは分かりませんが、レビューでは美味しいという感想が並んでいますね。
ただ、行列に並んだという苦労があったから美味しく感じたということもあります。
博多駅に持ち帰り専門店があり、こちらは行列が出来ていませんが、ここのレビューと見比べてみると本当の情報が見えてくると思いますね。
本当にいいのは地元の人が良く行列の出来ない美味しい店ですが、そのような店を探し出すのは難しいので、結果として無難な選択肢である店に行列が出来てしまい、行列に並んで食事をしても「思っていたほどではなかったな」となってしまうのです。
だから、行列に並ぶということは他人やメディアの情報からだけで判断してしまい、自分の考えで店を選んでいないということになり、あまり好ましくないと思うのです。
普通に食事をしているつもりが情報というバイアスにより美味しいと感じてしまう。
商品に対しても然り。
行列に並んで買ったからこそ、良いものであると勘違いしてしまう。
良いものと思って大事にするのは良いことですが、良くないものと気づいて雑な扱いをしてまだ使える状態なのに結局使わなくなって捨てたり処分したりすることになる。
これではもったいないと思うのです。
だからこそ、行列が出来ているからいい店であるという考えは捨てて、行列に並ぶことは情報に踊らされているのと同じことであることを理解しなければなりません。
なお、博多駅近辺や天神は人が多いので、どこの飲食店もピークの時間帯は混むことが多いのは補足しておきます。
行列に並ぶ人は時間単価の考えを持っていない

誰にでも時間単価というものがあります。
自分の時間はただではないのです。
例えば1か月に50万稼ぐ人は1分にいくらの価値があるか?
これは50÷24÷60÷30×10000でおおよその値を出すことが出来ます。
まず、1日は24時間あります。
そして1時間は60分あるので60で割り、1か月を30日とすると、30で割ると1分当たりの単価が出ます。
これを計算すると大体116円となり、1分で缶ジュース1本分に近い価値があるとわかります。
たとえば、15分並ぶと116×15=1740円となり、その待っている時間で美味しいモノを買うことが出来るようになります。
こんな計算をして一体何になるのか?
行列に並んで食べたものが美味しければそれでいいのではないか?
こう反論してくる人に自分はこれ以上言うことはありません。
そのまま行列に並んで時間を無駄に過ごしてそこそこハズレのないものを食べていればそれでいいと思います。
しかし、こんな考えを持っている人にお金持ちになる素質はないと一言断っておきます。
それでも「お金持ちにならなくてもいい」と言う人がいれば、一体このブログに何の目的で訪れたかがとても気になります。
そもそも反論ありきでこのブログを見に来ているのではないかと。
でも、そんな見方でこのブログを見に来ても、何も身に付くものはなく、時間を無駄にするだけです。
「時は金なり」ということわざがあるように時間はお金と同じように大切に扱わないといけません。
時間を粗末にする人はお金も粗末にします。
そして、お金に嫌われてお金が貯まらず、現状を嘆くだけで何も改善しようとしない。
何も改善しなければ一生この状況は続きます。
このことをよく覚えておくといいでしょう。
行列の話に戻しますが、行列に15分も30分も並ぶというのは、時間単価を考えるということが出来ていないという話でした。
行列に並んで待つ1分あたりの時間単価が先ほどの計算式で大まかに出すことが出来ます。
1分あたりの時間単価が数十円と安かった人、1分あたりの時間単価でも千円や1万円になる人。
色々いると思います。
ただ、これだけははっきりと言えます。
一部の例外はありますが、時間単価が高い人ほど自分の時間の使い方に気を付けます。
なので、行列に何十分も並んだりして自分の時間を使うことがもったいなく感じるので、行列にほとんど並ばないし、ウェイティングボードに名前が書いてある時はその店を使うことがありません。
実際に行列に並ぶよりフードデリバリーで頼んだ方が時間単価の面では安くなってしまうこともあります(だからフードデリバリーは店舗で飲食するよりも割高になるのにもかかわらず一定数の需要があるわけですね)。
この考えがあるからこそ、お金も時間も大切にして、お金が貯まっていき、お金持ちになることが出来るわけです。
行列ができる店を利用するにしても、いくらでも工夫できることがあります。
12時から14時くらいの混雑のピークの時間をさけて店を利用する(それでも最近は人が多かったりしますが)、予約やファストパスを利用するなど、なるべく時間をかけずに店を利用すると、それだけ行列に並ぶという無駄な行為をせずに済みます。
個人的には自分の時間単価が安い人も1分でどれくらいのお金を無駄にしているという考えを持ってほしくて、たとえ1分当たりの単価が30円くらいでも、30分並ぶと900円になる。
1時間並ぶと1800円になる。
実際に行列が出来ている店で食事をするのと変わらないお金を実質的に無駄に使ってしまっている(場合によっては倍以上のお金を実質的に無駄に使ってしまっている)、だから行列に並ぶという行為は時間とお金を無駄にしているということを理解して頂きたいのです。
行列に並ばないことで他のことが出来る時間が出来る
行列に並ばなければそれだけ時間が浮くことになります。
自分があまり行列が出来る店で食事せずに、行列は出来ないけどお気に入りの店で食事をするのはこのためでもあります。
カフェで作業したり、勉強したり(禁止されている店も最近あるので注意が必要ですが)、その分買い物をゆっくり楽しんだり、浮いた時間を自分で自由に使うことが出来ます。
自分の時間と言うのは自分で考えている以上に貴重なものです。
無限にあるわけではありませんし、先にお話ししたように時間単価もあります。
だからこそ、1分1分を大切に扱っていく必要がありますし、なるべく損しない立ち回りをすることが、時間を節約することとなり、お金を節約することに繋がります。
仕事で稼ぐうえで時給思考を持つことはあまり良くありませんが、お金や時間を使う場合は時間単価の思考を持つことが大切となります。
時間単価の思考を持つ人は行列に並ぶことを嫌いますし、お金に関しても自分にとって必要なものにしか使わないので結構お金もたまっていくのです。
なので、行列に並びそうになった場合は時間単価の思考を思い出し、行列に並んだ分のコストをかけてでも食べたり買ったりしたいのかをよく考えて行動するようにしましょう。
これが出来るかどうかがうまくお金を貯めることが出来るかどうかの鍵となります。
今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。