日本を代表する指数の一つであるTOPIX。TOPIXはどんなものかを説明してみた。

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日本を代表する指数の一つであるTOPIX。TOPIXはどんなものかを説明してみた。

ニュースでよく聞く言葉であるTOPIX。

一体何のことか分からない人も多いと思います。

日本の株式に投資する場合は知っておいた方がいい指数の一つなので、今回はTOPIXについて説明してみようと思います。

TOPIXとは何か?

TOPIXとは東証株価指数という指数のことで、日本の株式市場の代表的な指数の1つです。

Tokyo Stock Price Index」の略であり、東証一部に上場している全銘柄を対象にして指数を計算しています。

1968年1月4日の時価総額を100として、現在の時価総額がどれくらいかをTOPIXから知ることが出来ます。

TOPIXのチャートについて

TOPIXのチャートを見てみると右肩上がりの成長にはなっていません。

Google Financeより抜粋

現在は1800~2000くらいの値となっていますが、2000年くらいの頃と比べてもあまり大きく変わっていません。

一応インフレ等を盛り込んでいるようですが、米国のS&P500のように20年前にTOPIXに連動する投資商品を買って持ち続けたとしても、TOPIXの場合は大したプラスにはなっていません。

ただし、リーマンショックからしばらく低迷していた時期にTOPIXに連動するETFや投資信託を購入して所有し続けた人は、結構な利益が出ているのではないかと思います。

TOPIXの今後の動向について

TOPIXは今後緩やかな右肩上がりになる可能性もありますが、個人的には日本が成長しない限り大きな上昇になることはないと思います。

TOPIXに連動するETFや投資信託を買っても年利5%や3%といった値になることは期待できず、20年後に元本が倍になることもないでしょう。

日本政府が適切な政策を取り、日本の経済成長が起こらない限りTOPIXの上昇は期待できないです。

今は失われた30年などと言われていますが、これが40年、50年と続くようであればTOPIXに連動するインデックスファンドを投資先として見ることは出来ません。

下手をすれば元本割れもありそうなので、投資のブームが去った時がちょっと怖いですね。

TOPIXはつみたてNISA、長期投資の対象にしづらい

TOPIXは右肩上がりの上昇をしておらず、つみたてNISA、ETF購入による長期投資の対象になりにくいです。

一応配当を再投資することでパフォーマンスは上がりそうですが、それを考えても米国や全世界(オールカントリー)などを買った方がいい成果は出ると思います。

日本にバブルが再来すると大きく儲けられる可能性はあると思いますが、不景気になった時の暴落が来た時の絶望感は、米国の指数に連動するインデックスファンドへの投資よりも大きいでしょう。


TOPIXに関しては初心者にとってやや難しい割にリターンがあまり望めません。

自分がTOPIXに連動する投資商品に投資していないのはこのためです。

ただ、安く買って高く売ることが確実に出来るのであれば引き止めることはしない・・・そんな感じです。

まとめ

TOPIXは日本の東証一部の企業全体に関する指数

こう覚えておくといいと思います。

投資に関してはそこまで旨味がなく、日本が成長するようにならない限り大きなリターンは望めません。

失われた40年、50年を想像しているような人は投資をしない方がいいでしょう。

個人的には今の政治に全く期待が持てず、経済成長を止める政策ばかりをやっているため、日本の経済成長は大変厳しい状況になっていると考えます。

これから日本の経済が衰退していくようになるとTOPIXは右肩下がりになることも考えられます。

そんな理由で、個人的にTOPIXに連動するインデックスファンドをつみたてNISAの対象にしない方がいいと考えており、米国や全世界の方が結果が出やすいのではないかというのが自分の意見です。


指数に連動するインデックスファンドは何でもいいというわけではありません。

ある程度対象をしっかり選ばないと火傷をすることになります。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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