「健康こそが最大の資産である」と、前回お話ししましたが、どうすれば健康でいられるかという具体的な方法を書いていませんでした。
そこで、今回は前回の内容を補う形で、「ではどうすれば健康でいられるのか」をお話しします。
おそらく、何も特別なことであるとは思わないと思います。
しかし、その特別ではない、当たり前のことをやることが意外と難しかったりするのです。
そっれでは早速お話ししていきたいと思います。
1.バランスの良い食事をとる。自分が美味しいと思ったものを食べる。
仕事をしていると、どうしても昼食がコンビニ弁当やカップ麺などばかりになる傾向があります。
そして、夕食も忙しい時にはコンビニ弁当やカップ麺、スーパーのお総菜や弁当。
これでは良い食事をとっているとは言えません。
コンビニ弁当やスーパーの弁当はどうしても揚げ物が多く、油脂を多くとりがちになってしまいます。
そして、美味しいものを食べるというよりもただ空腹を満たすためだけという感じになります。
また、野菜よりも肉が多いですね。
たんぱく質を摂ることも重要ですが、野菜を摂ることも重要。
野菜をしっかり摂ることで肉も魚もバランスよく食べるべき。
これがまず健康を保つためにやるべきことになります。
そして食事は多々食べるだけではいけません。
自分が美味しいと思うものを食べることも大切です。
とはいっても毎食高級フレンチを食べるという話ではなく、飽きずに食べられるように献立をしっかり考え、それでいて美味しいと思うものを食べるようにしようということです。
ただ、主食となる米は毎日食べて問題ありません。
主食は飽きる味ではありませんし、時々丼物やカレーにすることで変化を付けることも出来ます。
自炊を避ける方もいますが、仕事が休みの日はほとんどの人に存在しています。
仕事が休みの日に自分で食材を買ってきて調理して食べてみましょう。
よほど料理が下手ではない限り美味しく出来る調味料も売ってありますし、季節の野菜を食べられるといういいこともあります。
食べることはストレスの軽減や心のリフレッシュとなります。
普段食べている食事が悪いと体調不良になったり体を壊す原因にもなったりします。
だから、食事が健康に与える影響を甘く見てはいけません。
食生活をしっかり見直し、きちんとした食事をとることを心掛けましょう。
2.睡眠時間をしっかり確保する
仕事をしていると、どうしても睡眠不足になりがちです。
特に残業が多いと睡眠時間を確保することが難しく、朝起きても眠いという状態が続いてしまうこともあります。
ショートスリーパーと言って1日3時間くらい寝れば大丈夫と言う人もいますが、決してショートスリーパーになる必要はありません。
1日に最低でも7時間(できれば8時間が望ましいのですが、適切な睡眠時間は人それぞれです)の睡眠時間を取り、眠い、だるいという状態にならないようにしましょう。
また、休日の寝だめはお勧めしません。
平日が睡眠時間が5時間、休日に12時間という生活を送っても月曜日に眠いということは良くあります。
休日の睡眠時間を少し多めにするくらいであればいいのですが、休日も規則正しく生活をするために、平日とあまり変わらない生活のリズムにすることをお勧めします。
睡眠不足も体の免疫力の低下を招き、長く続くと体を壊しやすくなります。
自分の経験では、心の不調は睡眠不足から来ることが多かった気がします。
ですので、睡眠時間は気持ちよく起きられる程度の時間を確保し、しっかり睡眠をとることを心掛けるようにしましょう。
1日に6時間半くらいしか眠れないようなときは、昼休みに昼寝をすることもお勧めです。
休憩時間に大体30分くらい寝ると、午後の仕事のパフォーマンスが良くなりますし、睡眠不足を解消することも出来ます。
ですので、睡眠時間と体や心の健康は大きく関係していることを意識し、しっかり寝るようにしましょう。
夜更かしは休日の昼間に無駄に寝てしまう原因となるため絶対にやってはいけません。
3.運動をする
運動をする習慣がないと、体の筋肉が衰える原因にもなりますし、太る原因となります。
そして、運動をやらないことも体の病気や心の病気の原因となります。
ですので、仕事をして平日になかなか運動が出来ない方は土日にしっかり体を動かして運動をするようにしましょう。
運動はウォーキングとサイクリングがおすすめで、1日30分歩いたり自転車をこいだり留守だけでもかなり違いますね。
体を動かすことは気分が良いものであり、心のリフレッシュにもつながります。
なので、休日は家の中でごろごろすることなく、外に出かけて体を動かすようにしましょう。
フィットネスジムもいいかもしれませんが、自分の場合2回入会して両方とも途中からジムに通わなくなり退会した経験があります。
月会費も高いので、よほど自宅から交通の便の良い所にあるジムではない限り、あまり利用することはお勧めしません。
また、個人的にジョギングはあまり激しい運動になるようなもの(走り終わった後にゼエゼエと息が激しくなったり、脈拍数が大幅に上がる位のもの)はやらない方がいいと考えています。
走り終わっても息が乱れず、そのまま歩いて帰ることが出来るようなレベルであれば、ジョギングを取り入れてもいいと思います。
健康を維持するための運動で大切なことは楽しくやることで、体に負荷をかけることではありません。
アスリートなどであれば体に負荷をかけることで体を鍛えることも大切になってきますが、普通の人であれば体を動かしてリフレッシュさせる程度がちょうどいいです。
4.シャワーではなく湯船につかる。また、サウナでリフレッシュする。
「なんだこれは、もっと大切なことを紹介しろ!」
こんな声が聞こえてきそうですが、意外と重要なことです。
「今日は疲れたからシャワーで済まそう」と考えている人は結構多そうです。
しかし、シャワーだと体の内部まで温まらないため、睡眠の質が良くなりません。
大切なことは、入浴の時間が寝るための準備の時間であると認識しておくこと。
入浴してしっかりと体を温めておくと、寝る時にしっかりと眠れて質のいい睡眠が取れるのです。
そして、入浴するタイミングですが、寝る1時間前には済ましておくこと。
入浴した後にすぐに寝てしまうと体が温まったままであり、寝つきが悪く、うまく眠ることが出来ません。
体が温まっているので、毛布や掛け布団を薄くしてしまわないと眠れない。
そして体が冷えたころに寒さで起きたり、寝冷えで体調を崩す原因にもなります。
なので、入浴は必ず寝る1時間前までには済ませるようにしましょう。
また、定期的にサウナに行くこともお勧めです。
「サウナはポケモンセンターみたいなもの」とマコなり社長が話しておられましたが、これは大体合っていて、サウナに入って水風呂につかることを繰り返せば、「ととのう」と言う状態を実感できます。
この「ととのう」状態が最高に心のリフレッシュが出来るわけですね。
「ととのう」のは水風呂から出て外で休んでいるときに経験できるものですが、この気持ちはサウナに行ったことがある人しか分かりません。
そして、サウナに入って汗をかくというのも体の発汗作用を正常に保つのによいのではないかと思います。
汗をかくというのは、外で仕事をする人ならともかく、オフィス内で仕事をする人はなかなか経験することがないのではないかと思います。
汗をかかないと体もそれに慣れてしまい、体の代謝が悪くなってしまい、健康に良くありません。
なので、サウナには普段のストレスを解消と代謝を維持することの2つの面でメリットがあるわけです。
一つ気を付けたいのはサウナはかなり汗をかきますので、サウナに入る前にしっかり水分を摂っておくこと。
脱水症状を起こして気分が悪くなると、サウナに入るメリットがなくなってしまいます。
入浴とサウナ、これをうまく組み合わせると健康維持に役に立ちます。
暑くても湯船につかる、そして、サウナで定期的に「ととのう」を経験し、ストレスを解消しておくこと、この両方をしっかりしておけば夏バテの対策にもなりますし、普段の健康維持につながります。
今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。