過去の栄光はあくまでも過去の結果であり現在の結果ではない。これからの自分を考えたければ過去の栄光は捨てろ。

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過去の栄光はあくまでも過去の結果であり現在の結果ではない。これからの自分を考えたければ過去の栄光は捨てろ。

学歴自慢、昔はモテていたなど過去の話をして自慢してくる人がいます。

自分は言われてもなんとも思いませんが、昔はすごかったアピールは一種のマウンティングであると思います。

でもそういう人に限って今は大したことはありません。

そして、間違っても自分自身がそんな過去の栄光を自慢するような人になってはいけません。

過去の栄光は過去のことであり、現在や将来のことを考えたいのであれば捨てるべきものなのです。

俺の昔はすごかったという話は単純に面白くない

よく、昔の話を持ち出して自分がすごいことをアピールする人がいます。

「俺は名門大学の卒業だ」とか、「俺の若いころは一線で活躍していた」とか、そんな話です。


これを聞いた人は面白くないと思います。

「それで具体的にどうすごかったんですか?」なんて深堀りして聞きたくなる人なんていないでしょう。

大抵の人は「ああ、またか」と思います。


この手の話をする人は大体が今はあまり大したことのない存在だったりします。

肩書だけで中身がない人も過去の栄光の話をすることがあります。

今もしっかりと結果を出している人は「昔はこうだった」などという話はまずしません。

今も結果を出している人は現在に集中し、そして将来どうなるのかということを見据えて行動しています

過去の栄光にすがっても変われない

中学生の時に学校の成績がトップだった、大学の頃サークルのリーダーだった・・・まぁ、これが2~3年前の話ならいいと思います。

しかし、10年、20年と経ってこの話を持ち出すようだと終わっているとしか言いようがありません。

その10年、20年の間に自分を誇れることが何もないと言っているようなものだからです。


自分も旧帝卒のため、それをプライドとして持っていて相手を見下していた時期もあったのですが、それが無意味であることを社会経験から学びました。

今は旧帝卒という肩書から来るプライドを捨て、謙虚な気持ちで仕事や現実と向き合うようにしています。

このプライドを捨てる行為は自分にとって大変でしたが、プライドを捨てることである程度人生がうまくいくようになりました。

所詮は過去に自分が輝いていたことなんてあくまでも過去の話なんです。

それを今自慢したことで何もなりません。

それに、過去の自分のイメージをずっと持ち続けていると、現在、そして将来の自分の成長に影響が出ますね

昔は輝いていた、そんなことを今輝いていない自分が言っても何の得にもならないし、それを口実に努力もしないようであれば、自分の成長の妨げにもなります。

自分の成長を妨げるということは、自分自身を変えていく向上的な行動ができないということにもなります。

過去の自慢ばかりをしていると中身のない人間になる

過去の栄光の自慢ばかりをしていても、今はどうなのかという目線で考えなければどうしようもありません。

過去の栄光の自慢ばかりをしているとそれしか自慢するものがない、つまり中身のない人になります。

大事なのは高学歴や親がお金持ちというステータスではありません。

今の自分が何が出来るかということなのです。


多くの人は過去の話に興味はなく、今どんな存在であるかに注目します。

大事なのは今自分が何が出来るか、それが他人からの評価ですし、話を聞きたいことであります。

昔はバリバリに結果を出しても今は何もできない人、昔は重宝されていた人ですが、今はただの人であり、むしろお荷物である。

こういう人が年功序列で管理職についていた場合は部下は最悪な気持ちになりますね。

マネジメントも仕事の結果も出せないくせに今は通用しない昔のやり方で部下に仕事をやらせる。

部下が優秀な意見を持ってきても頭ごなしに否定して聞かない。

こんな感じの人を慕う人はまずいないはずで、むしろ邪魔者扱いされることもあります。

つまり過去の栄光にすがって今は何もできない中身のない人は何の魅力もない、ただの人以下の存在となります。

過去の栄光を捨てて自分の力で泳いでみよう

過去の栄光にしがみついて生きているのは、プールでいえばモーター付きのビート板を持って浮いているのと同じようなものです。

自分の生き方で楽をしようとしており、自分の力で泳いでいないので、いつまでたっても泳ぎがうまくなることはないのです。

泳ぎがうまくなるためには自分の手足を動かして自分の力で泳がなければなりません。


一度、輝いていた頃の自分にしがみつくのはやめて、自分の現在の状況を把握し、これからどうするか考えましょう。

そして行動に移して自分を変えていきましょう。


自分の成長を妨げるのは見栄と過去の栄光による気持ちです。

これを思い切って捨てて謙虚に生きることで成長していくことが出来るのです。

比べるべきなのは過去の自分と現在の自分ではありません。

現在の自分と将来の自分です。


自分が将来的にどれだけ成長できるかは重要です。

どれくらい変化できたかによって自分にとっての輝いた人生がまたやってくる可能性が変わってくるのですから。

まとめ

今回は過去の栄光を捨てろということについてお話ししました。

見栄と同じで、過去の栄光にいつまでもしがみつくと、今落ちぶれている人はさらに落ちぶれていくことでしょう。

また、自分の成長や変化を妨げるものの一つでもあり、思い切って捨てることで心に変化が現れ、成長と変化につなげていくことが出来るのです。


過去の栄光にしがみつく人は、今の状況をしっかりと受け止め、将来どうあるべきかよく考えましょう。

そして行動に移し、もう一度輝いた自分を取り戻してください。

現在うまくいっている話は相手にも興味を持って聞いてもらえるし、何よりも自分にとっての誇りとなります。

そして、その状態を維持するのも自分の行動次第なのです。


思い切って過去に輝いていた自分を捨てて、現在の自分をしっかり見て、行動を起こしてみましょう。

そうすると現在だけではなく、未来も明るいものになります。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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