お金を貯めるためにやってはいけないこと 5.お金を借りること

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お金を貯めるためにやってはいけない10のこと 5.お金を借りること

お金を借りるというのは住宅ローンや奨学金を除けばやる必要のないことです。

お金を借りることは自分のお金の問題を後回しにするだけではなく、人間関係にも影響することとなります。

今回はお金を借りることの危険性や問題点についてお話ししています。

前提条件

今回のテーマはお金を借りることですが、すべてのお金を借りることを否定するつもりはありません。

事業のために銀行からお金を借りること、奨学金、予期せぬ支出で困って両親にお金を借りることなど、後で返すことが前提ではありますが、必要な範囲でお金を借りることは特に問題はないと思っています。

問題はギャンブルや浪費など、お金を貯める状態にはないときにお金を借りてしまうことです。

お金を借りることの危険性 身内からお金を借りる場合

身内や友人からお金を借りる場合は、自分の信用、つまり親子や兄弟の関係や友人の関係も担保に入れているということを自覚するべきだと思います。

後で借りた分をきっちり返せばいいのですが、間違っても借りた分を返さずにまた借りる。または相手からお金を返せと催促されたときに嘘をついて返すのを渋ったり、逆切れしてはいけません。

特に逆切れするというのは人としてどうかと思われます。


「いつまでに〇〇円用意できるのでその時に返す」という目標を立てたうえで、その目標を必ず実行しましょう。

借りたものをずっと返さないでいると、特に友人の場合は「もうこれ以上付き合えない」と判断して縁を切られたり、フェードアウトされることも考えられます。

親や兄弟から借りる場合も、きちんとした借り方なら問題はありませんが、何度も借りて返さなかったりしてしまうと絶縁される可能性があります。

そのため、身内や友人などからお金を借りる場合は、信用を損なわないように十分注意する必要があるのです。

お金を借りることの危険性 消費者金融から借りる場合

消費者金融からお金を借りる場合も注意が必要です。
というより、そもそも消費者金融からお金は絶対に借りてはいけません。

これについては自分がネットで見つけたもので、興味深いエピソードがあります。

「借金は身を滅ぼす」というタイトルのサイトが以前存在していたのですが、そのサイトの記事で、一人の若者が有名大学に入学して、パチンコにはまり、消費者金融でお金を借りたのが始まりで、次々に借金が膨らんでいき、大学卒業後の就職はできたものの、最終的には418万円というとても大きな借金をして会社をクビになり親にも勘当されるというオチになる話がありました。

幸いこの方は30歳の手前で借金を返し終えたのですが、借金をした人の末路としては大変分かりやすいものとなっています。
興味がある方は、今はサイトが閉鎖されてしまっていますが、記事は語り継がれていますので「借金は身を滅ぼす」で検索してみてください。


さて、本題ですが、消費者金融からお金を借りる場合は、ATMを通じてお金を借りたり返済をしたりします。
ここに問題があって、借りてお金を返しても、返した分をまた借りられるので、貯金残高と同じと誤解してしまいます。

また、利息の高さも返済を苦しくしてしまいます。
利息の計算は単利ではなく複利で行われるので、利率10%で50万円を借りて放っておくと、1年で55万円、2年で60.5万円になります。

このように「元本+利息」に対して利息が発生するので返済額が少ないと元本が減らない返済になってしまい、長期にわたって借金と付き合うことになり大変危険です。

1社から借りている場合はまだ救いようがあるのですが、複数社から借りている場合は自転車操業状態になってしまうこともあるので、「詰み」の状態になってしまうこともあります。

こうなってしまってはお金を増やしていくどころの話ではありません。

借金でお金を工面することについて

返せるあてのない借金をしてしまった場合、特に返済の期日がある消費者金融からの借金の場合、お金をどうするかで悩んでしまい、それに時間をとられてストレスもたまることになります。

これは先ほどの「借金は身を滅ぼす」でもよく出てくるシーンですが、正直言ってこういうことに時間を使うのは時間の無駄と言わざるを得ません。

そもそも借金を抱えて悩むのに貴重な時間を使わなければいいのです。

そのためには、今あるお金のうちのどれだけを貯金に回し、どれだけを使うというのを明確に決め、おおよそその計画に従って実行していくことが大切です。


借金をしてしまった場合も、間違っても「クレジットの現金化」や「年利〇〇%で〇〇〇万円まで貸します。」といったものに手を出さないようにしましょう。

これに手を出してしまうと借金の状態が泥沼化し、余計にあなたの貴重な時間とお金が奪われてしまいます。

どうしてもお金を借りなければならない時

会社が倒産して給与が支払われずに生活費の確保が出来ない場合など、どうしてもお金を借りる必要が出てくる場合もあると思います。

ここでいきなり消費者金融でお金を借りると利息と支払期日が重みとなりますので、まずは身内や友人に正直に事情を話し、「転職して最初の賞与で返す」など、返済の約束をしたうえで借りるようにしましょう。


貴方を理解してくれる相手であれば心配してお金を貸してくれるはずです。

貸してくれた場合は感謝の心を忘れずに約束した期日を守って返済しましょう。

そうすると、何も失うことなくお金も返せて丸く収まります。

むしろ返し終えたときに貴方を心配して気を遣った言葉をかけてくれる場合もあるでしょう。  

まとめ

お金を借りるということは基本的にやってはいけません。

どうしても借りる必要がある場合は、身内や友人に正直に事情を説明し理解してもらったうえで借りましょう

そして、借りたお金を約束の期日までに必ず返しましょう

もっと重要なことは、そもそも借金する状況にならないように予防措置をとることです。

普段から収入の一定の割合を貯金や資産にして不測の事態に備えることが重要です。

今回の話は以上となります。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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