心の悲鳴はきちんと聞こう

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心の悲鳴はきちんと聞こう

心の悲鳴、皆さんはきちんと聞いているでしょうか?

心の悲鳴は心からの警告みたいなものです。

今回は自分の体験を交えながら、心の悲鳴をきちんと聴くことの大切さを皆さんに伝えたいと思います。

この記事ではこんなことが書かれています。

心の悲鳴は体調に出る

心の悲鳴を自分が実際に聞いた時の話

心の悲鳴を聞いたら無理をしてはいけない

心の悲鳴は体調に現れる

仕事で無理をしたり、精神的に追い詰められるようなことが長期間あった時に、病気にかかっているわけでもないのに、何か変だと思うことが自分の体に現れるようになります。

これが心の悲鳴です。

軽い悲鳴であれば自分でコントロールできることもありますが、重大な悲鳴であれば、無意識に自分の手首をカットしたり、いつの間にか線路の前に立っていたり・・・そんな経験をした方の話を聞いたことがあります。

こうならないためにも軽い悲鳴のうちに対策を取る必要があります。

自分が体験した心の悲鳴

心の悲鳴は自分も聞いたことがあります。

自分の場合、以下のような体験をしました。

  • 気分が重くなって食事がのどを通らない
  • オフィスの席に座ったとたんに具合悪くなって早退した
  • 好きなことをやっても楽しめない
  • 胸がつっかえたような感じが強い

次節以降で自分が体験した内容を説明したいと思います。

気分が重くなって食事がのどを通らない

普段は朝に起きると気分よく起きられるのですが、ストレスをため込みすぎると朝から気分が重く、何も食べられずに会社を休んだことが2回ありました。

この時はいずれも精神科やメンタルクリニックに相談し、薬を処方してもらったり、話を聞いてもらったりすることで翌日から仕事に復帰することが出来ました。

この状態でさらに無理をして仕事をしていたら後々取り返しのつかないことになっていたかもしれません。

他人に話を聞いてもらうことで幾分スッキリして気分の落ち込みを和らげることが出来たのが良かったと思います。

オフィスの席に座ったとたんに具合が悪くなり早退した

自分が最初にメンタルの異常を経験したのがこの症状でした。

もちろん、仕事ができる状態ではなかったので、プロジェクトリーダーに状況を話してお休みをいただきました。

この頃は千葉の松戸市から東京に片道1時間以上かけて通勤していた時であり、人の多さによるストレスと残業の多い仕事にストレスに耐えられなかったのだと思います。

幸いなことに会社が出向先ではなく千葉の本社で働くように指示してくれたので、この状況から回復することが出来ました。

好きなことをやっても楽しめない

オフィスの席に座って具合が悪くなって早退したときの続きの話となります。


最初にメンタルの異常が出た時、職場から帰宅して自分の好きなゲームをやって気分を晴らそうとしました。

でも、いつもなら気分が晴れるゲームもこの時は全然気分が晴れないのです。

気分が落ち込んだままで、いつもは楽しいはずなのにこの時はまったく楽しくはありませんでした。

仕方なく家に帰り休むことにしましたが、気分は落ち込んだままで、線路に立ち入る人の気分がこの時は少しだけわかった気がしました。


夜になっても気分が晴れなかったので、親に電話してみることにしました。

親は自分の話をきちんと聞いてくれて、親の声を聞くことで何とか立ち直ることが出来ました。

胸がつっかえたような感じが強い

心が悲鳴を上げ始めると、自分の場合この症状が必ず出ていました。


心が悲鳴を上げたことが今まで3回あったのですが、いずれの場合も胸に何かがつっかえたような感じがありました。

それとかなりの頻度でため息が出ます。


体が悪いわけではないのに歩くのがつらい。

普段、歩いてもきつくないところを歩いていてもきつさを感じたり、とにかく気分が落ち込んでしまうのです。

こうなってしまったら友人や親と話をしたり、信頼できる精神科やメンタルクリニックの医師の方と話をすることをお勧めします。

これだけでも気分が結構楽になったりしますよ。

心の悲鳴を聞いたら無理せず休もう

心の悲鳴により何か体調に異常を感じたら無理をしないようにしましょう。

体調に異常が出るくらい心が悲鳴を上げた方はもう十分に頑張っています

これ以上頑張れと自分は言いません。

むしろもう休んでください。


頑張ってしまうとさらに心が悲鳴を上げ、精神をひどく病んでしまう可能性があります。

軽いとすぐに復帰できますが、重くなると下手をすると回復に1年以上時間がかかってしまうこともあります。

復帰の目処が立たない場合、退職をせざるを得ない状態になるかもしれません。

なので、心の悲鳴が大きくないうちに、体の異常が小さいうちに無理をするのをやめましょう。


自分の場合、そこまで重度ではない神経症で手を打つようにしていました。

あまり苦しいことに耐えられず、軽度のうちに通院したのが幸いで、それが仕事にすぐ復帰できることにつながったのだと思います。

それでも、今でも薬を処方してもらって飲んでいるような状態なので、重くなるとなおさら取り返しがつかないと思います。


心の病は甘えだという人がいますが、自分はそうは思いません。

きちんと対処しても再発のリスクが残ったり、重症になると命を自ら断つことになったりと、普通の病気よりもかなり厄介なものだと思います。

そうならないためにも心の悲鳴に気づいたらなるべく早く対処し、ケアすることが大事だと思います。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

※本記事の画像はイラストACの画像を使用させていただきました。

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