組織に対して悪い影響を与えるのは、他のみんなが頑張っているのに自分だけがネガティブな言葉を言うことです。
自分だけが頑張りを否定したり受け身とも受け取れる言葉を発したら周りの人は良い気分にならないでしょう。
一人だけでもそんな人がいると、チームがダメになり、チームがダメになると組織がダメになる可能性があります。
今回はこの事について説明したいと思います。
この記事では以下のようなことが書かれています。
ネガティブな言葉や行動が周りにも影響を与えることであること
ネガティブな発言や行動を取り続けると最悪組織を追い出されること
ポジティブな人に影響を受けること、成功体験をすることがネガティブな存在から脱出するにに必要であること
組織に影響を与えるネガティブな発言とその影響について
組織に影響を与えるネガティブな発言とは?
組織の中でみんなが一生懸命仕事をしているのに、一人だけ浮いた存在の人がいたとします。
その人は仕事に対して正当な理由なしに「出来ません」、「無理です」と仕事をするのを断ったり、「面倒くさい」など、やりたくなさそうな言葉を放ったりする。
また、大きなことをみんなで成し遂げようとしているときに「こんなの無茶だ、出来っこない」と言ったりしたとします。
この言葉を聞いて周囲の人はどう思うでしょうか?
また、発言をしなくてもサボりや居眠りを頻繁にする人がいたらどうするでしょうか?
おそらく周りも影響を受け始めると思います。
しっかりまとまった組織であればそういう人を追い出すことが出来るのですが、そうでない場合は最初にネガティブな発言をした人と同じ考えに変わっていく人が出始めるかもしれません。
そうなってしまうと、ネガティブな人が伝染してどんどん増えて行ってしまうことになります。
これでは仕事の成果に影響しますし、チームの評価も下がってしまうことになります。
ネガティブな人が増えない組織も当然存在します。
それでも、ネガティブな発言をする人と一緒に仕事をするのはかなりイライラしますし、ストレスもたまってしまいます。
結果として部署異動や退職を決める人も出てきたりして、やはり組織に悪影響を与えてしまいます。
チームでの仕事や組織での仕事において、ネガティブな発言をする人は腐ったみかんでしかありません。
ネガティブな発言をする人をどうするべきか?
ネガティブな発言をする人がチームや組織にいた場合、どうするべきかというと以下の二つになると思います。
- ネガティブな発言をする人をポジティブな発言をする人に変える
- チームや組織から追放する
まず、自分がネガティブな発言をする存在だと思ったのであれば、前回の記事の後半部分を読んで自分を変えていくことです。
他人がそうであった場合は、ネガティブな発言をすることについて咎めて、組織やチームの方針を理解するように変わってもらうことです。
しかし、自分を変えることは出来ても、他人を変えることは難しいものです。
その人が変わろうという意思がない限りなかなかうまくはいきません。
どうしても理解してもらえないのであれば、2番目に挙げたチームや組織から追放するという手段を取らざるを得ないでしょう。
ネガティブな発言や行動をする人は先述の通り周囲に悪い影響を与え、最終的に組織を駄目にしてしまいます。
改善の見込みがなければ部署から追放して影響のない部署に異動させるか、組織自体から追い出すようにしましょう。
ネガティブな発言をする人が長く居続けると、それだけマイナスのコストがかかり、組織の成果が下がってしまいます。
会社であれば解雇予告手当を払ってでも追い出したほうがコストが安く済むことだってあります。
もちろんそれは最終手段で、ネガティブな発言をしないように変わってもらうことが最初にやるべきことですが、改善しない場合は周りに影響が出ないようなタイミングで手を打つと、コストが最小限に抑えられます。
自分がネガティブな発言をする人にならないためにはどうしたらいいか?
では、自分が組織の中でネガティブな発言をする人にならないためにはどうしたらいいのでしょうか?
対策としては、周りのポジティブな人と歩調を合わせることだと思います。
ポジティブな人とコミュニケーションを取り、その価値観を自分も共有していく。
そうすることで自分のネガティブな要素を取り除いていくのです。
また、ネガティブなニュースを取り入れないようにしましょう。
会社や組織の口コミも、転職の参考にしない限りは見ない方がいいと思います。
自分の能力を高めるコンテンツや自己啓発のコンテンツに積極的に触れ、考え方を変えていきましょう。
また、ネガティブな考え方からポジティブな考え方に変えるのは、前の記事でも同じことを述べましたが、成功体験が重要だったりします。
以前の自分は人と比べて劣る存在で、ライバルとの競争に負け続けてネガティブな考えを持った状態でした。
この時足りなかったのが成功体験だったのです。
小さなことでもいいので、成功体験を重ねていくと自分に自信が持てるようになります。
自分に自信が持てるようになると考え方がポジティブになり、ネガティブな言葉があまり出てこなくなるのです。
また、会社でも重要な役割やポジションを任せてもらいやすくなります。
ですので、成功体験を積み重ねていくこと、どんな小さなことでもいいので成功を多く経験すること、これを意識することで自分の中のネガティブな要素を消していくことが出来ると思います。
ネガティブな発言をする人がいると、その人が思っている以上に周囲に影響があるものです。
何も対処しないと周りまでネガティブになることもあるため、そんな人にこの記事を読んでいる皆さんはなってほしくないと思います。
ぜひポジティブな考えを持っていい影響を与える人であってほしいと思います。
まとめ
ネガティブな発言は周囲にも影響を与えること、それはつまり組織やチームに影響を与えること(最悪組織を腐らせること)を十分に注意しておく必要ある。
自分自身がネガティブにならないことも重要であるが、ネガティブな人に影響を受けないように注意し、ポジティブな考えの人の影響を受けるよう、行動していくことが重要である。
自分原因、他人原因のどちらについても自分自身が腐ったみかんとならないように注意しなければならない。
今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
※本記事は写真ACの画像を使用させていただきました。
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