ネガティブな発言は組織を腐らせる

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ネガティブな発言をしてはいけない2つの理由 ②ネガティブな発言は会社などの組織に影響を与え、最悪の場合、組織を腐らせるから

組織に対して悪い影響を与えるのは、他のみんなが頑張っているのに自分だけがネガティブな発言をすることです。

自分だけが頑張りを否定したり受け身とも受け取れる言葉を発したら周りの人は良い気分にならないでしょう。

一人だけでもそんな人がいると、チームがダメになり、チームがダメになると組織がダメになる可能性があります。

今回はこの事について説明したいと思います。

組織に影響を与えるネガティブな発言とその影響について

組織に影響を与えるネガティブな発言とその影響について

組織に影響を与えるネガティブな発言とは?

組織の中でみんなが一生懸命仕事をしているのに、一人だけ浮いた存在の人がいたとします。

その人は仕事に対して正当な理由なしに「出来ません」、「無理です」と仕事をするのを断ったり、「面倒くさい」など、やりたくなさそうな言葉を放ったりする。

また、大きなことをみんなで成し遂げようとしているときに「こんなの無茶だ、出来っこない」と言ったりしたとします。

この言葉を聞いて周囲の人はどう思うでしょうか?

また、発言をしなくてもサボりや居眠りを頻繁にする人がいたらどうするでしょうか?

周りの人の気分を害し、周りの人の気持ちもネガティブになってしまうでしょう。


しっかりまとまった組織であればそういう人を追い出すことが出来るのですが、そうでない場合は最初にネガティブな発言をした人と同じ考えに変わっていく人が出始めるかもしれません。

そうなってしまうと、最初にネガティブな発言をしたり行動をした人から、ネガティブが周りに伝染してネガティブな考えになる人がどんどん増えていくことになります。

そしてネガティブな発言をする人も増える。

こうなってしまうとチーム全体の仕事の成果にも影響が出ますし、当然会社全体の業績にも影響してきます。


一人がネガティブな発言や行動を取ってもネガティブな人が増えない組織も当然存在します(本当に優秀な組織だけですが)。

こういう組織はネガティブな発言をする人を是正する力があったり、どうしても是正しなければ排除する機能が働いているから、ネガティブな発言をする人が出てきても、周りに伝染することはありません。


一般的な組織であればネガティブな発言をする人が出ると、何らかの影響が出ます。

ネガティブな発言をする人と一緒に仕事をするのはかなりイライラしますし、ストレスもたまってしまいます。

そして、「こんなネガティブな発言をする人と一緒に仕事をしたくない」と考えて、部署移動を申し出たり退職者が出たりして、仕事の成果以外にも影響が出る可能性があります。

中にはまじめに働いていた人が、ネガティブな発言を聞き続けることでネガティブになってしまい、ネガティブになることもあります。

チームでの仕事や組織での仕事において、ネガティブな発言をする人は腐ったみかんでしかありません。

ネガティブな発言をする人をどうするべきか?

ネガティブな発言をする人がチームや組織にいた場合、どうするべきかというと以下の二つになると思います。

  • ネガティブな発言をする人をポジティブな発言をする人に変える
  • チームや組織から追放する

まず、自分がネガティブな発言をする存在だと思ったのであれば、以下の記事の後半部分を読んで実践していくことで自分を変えていくことです。



他人がそうであった場合は、ネガティブな発言をすることについて咎めて、組織やチームの方針を理解するように変わってもらうように努力することです。

いきなり解雇をすると、解雇された人が訴訟を起こすと、是正のための努力をしなかったことが原因で解雇が無効と裁判で判断されることがあります。

そのため、まずはネガティブな発言をする人を変える努力をしなければなりません。

しかし、自分を変えることは出来ても、他人を変えることは難しいものです。

その人が変わろうという意思がない限りなかなかうまくはいきません。

何度も話し合い、それでも理解してもらえないのであれば、2番目に挙げたチームや組織から追放するという手段を取らざるを得ないでしょう。


ネガティブな発言や行動をする人は先述の通り周囲に悪い影響を与え、最終的に組織を駄目にしてしまいます

改善の見込みがなければ部署から追放して影響のない部署に異動させるか、組織自体から追い出すようにしましょう。

ネガティブな発言をする人が長く居続けると、それだけマイナスのコストがかかり、組織の成果が下がってしまいます。

会社であれば解雇予告手当を払ってでも追い出したほうがコストが安く済むことだってあります。

もちろんそれは最終手段で、ネガティブな発言をしないように変わってもらうことが最初にやるべきことですが、改善しない場合は周りに影響が出ないようなタイミングで手を打つと、コストが最小限に抑えられます。

自分がネガティブな発言をする人にならないためにはどうしたらいいか?

自分がネガティブな発言をする人にならないためにはどうしたらいいか?

では、自分が組織の中でネガティブな発言をする人にならないためにはどうしたらいいのでしょうか?

答えとしては自分自身をポジティブに変えることになりますが、「そうは言ってもそれが難しいから悩んでいるんだよ」と思う人が多いでしょう。

そんな時はこう考えてはいかがでしょうか?

周りのポジティブな人と歩調を合わせることで自分を変えていけると。

普段からポジティブな発言をする人とコミュニケーションを取り、その価値観を自分も共有していく。

そうすることで自分のネガティブな要素を取り除いていくのです。

また、別の記事でも触れたのですが、ネガティブなニュースを取り入れないようにしましょう。

会社や組織の口コミも、転職の参考にしない限りは見ない方がいいと思います。


自分の能力を高めるコンテンツや自己啓発のコンテンツに積極的に触れ、考え方を変えていきましょう

また、ネガティブな考え方からポジティブな考え方に変えるのは、何かしらの成功体験が重要だったりします。

以前の自分は人と比べて劣る存在で、ライバルとの競争に負け続けてネガティブな考えを持った状態でした。

そして負け癖がついてしまって腐ってしまっていました。

この時足りなかったのが成功体験だったのです。

負け組として追い出し部屋同然の扱いをされた自分は、転職をし真剣に仕事と向き合うことでスキルを身に付け、出来ないことを出来ることに変えていき、成功体験を少しずつ積み上げてきました。

そうすると、自分の仕事に自信が持て、自分のやってきたことに自信が持てるようになりました。

このように、小さなことでもいいので、成功体験を重ねていくと自分に自信が持てるようになります。

自分に自信が持てるようになると考え方がポジティブになり、ネガティブな言葉があまり出てこなくなるのです。

また、ネガティブな発言をしなくなることで自分の仕事の実力も付き、自然とポジティブな発言が出るようになるため、会社でも重要な役割やポジションを任せてもらいやすくなります。


ですので、成功体験を積み重ねていくこと、どんな小さなことでもいいので成功を多く経験すること、これを意識することで自分の中のネガティブな要素を消していくことが大切になってきます。


ネガティブな発言をする人がいると、その人が思っている以上に周囲に影響があるものです。

地部が腐ったミカンにならないよう、自分がネガティブという自覚がある人は、絶対にその性格をずっと持ち続けないで欲しいと思います。

ネガティブな発言をする性格が周りに影響を与えることで、自分自身にもマイナスの影響が回ってきます。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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