好きなことを仕事にするということ

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好きなことを仕事にすることで得られるメリット。嫌いなことより好きなことを仕事にする方がいい。

嫌いな仕事をずっとやり続けるのはかなり心に負担がかかることです。

あまり頑張れないし、何よりも自分が嫌になってくる。

それでもお金が欲しいので、無理やり嫌いなことを好きになろうと頑張る。

そんな感じで仕事をするのは間違っています。

どうせ仕事にするなら好きなことを仕事にする方が楽しい。

仕事を心から楽しめるし、その結果大きな成長も得られる。

ただし、好きなことを仕事にすることはいいことだらけではなく、注意が必要なこともあります。

今回は好きな仕事をすることでどんなメリットとデメリットがあるか?

それでも好きなことを仕事にすることを推したいのはなぜか?

このことについてお話ししたいと思います。

今やっている仕事は好きなことですか?

今やっている仕事が好きな仕事ですか?

そう聞かれてYesと答えられる人はそこまで多くないと思います。

お金のために働いて、プライベートの時間も仕事で削られる。

そんな人もいると思います。


嫌いではないことを仕事にするのはまだ良いと思いますが、もし嫌いなことを仕事にしていたら、それは定年まで続けられることでしょうか?

もし続けられてもその人は幸せでしょうか?

答えはNoだと思います。

好きなことをやらないことは必ず後悔につながります

なので、何かの形で好きなことに集中する時間を作らないと人生は本当につまらないものになります

趣味で好きなことやってもいいのですが、趣味でやっている場合はお金を稼ぐという概念が生まれにくいです。

なので、お金を稼ぐという概念を持ちながら好きなことを仕事にする。

好きなことに対する高いモチベーションを持ちながら仕事をすることで、効率よく自分を成長させ、効率よくお金を稼ぐことが出来る。

これが好きなことを仕事にするメリットになります。

好きなことを仕事にするのは本業でも副業でも構いません。

ただし、本業で嫌いなことをしながら好きなことを副業をするのは、あまり心に余力がない状態で副業に挑戦することになり、結果が出にくいです。

好きなこと、好きでも嫌いでもないことを本業とすることで、副業を行う心の余裕が生まれ、いい結果が出やすくなります。

好きなことを仕事にしても大変なことはある

好きなことを仕事にするのを推すと言っても、好きなことを仕事にすることは決して順風満帆に進むものではありません。

時には壁に当たり、正面から立ち向かって乗り越えていけないといけないことがあります。

好きなことを仕事にすると言っても、常に順調に進むわけではないのです。


ここで表面だけを見て好きなことを仕事にした場合は、かなり重たい現実を突き付けられます

結果として、壁に当たった時に好きなことから嫌いなことに変わってしまうことがあります。

ですので、好きなことを仕事をする場合もそれなりに気持ちの準備が必要だと思います。

なので、表面的に好きなことを仕事にするという安易な気持ちは持ってはいけません。

自分が心から好きなもの、自分が心から愛しているものを仕事にすることが大事です。


これは結婚後の夫婦の関係に似ています。

好きという気持ちだけで夫婦になっても、好きの気持ちはいずれなくなってしまいます。

その時に夫婦の関係を持ち続ける原動力は、家族を養っていかなければならないという義務感か、本当に好きな部分があって一緒にいたい気持ちが続いているかのいずれかになるでしょう。

義務感だけで家族関係を続けるのは本当につらいことだと思います。


結婚と同じように表面だけ好きなことに挑戦することは、現実を突き付けられた後は義務感で仕事をやるだけになるか、途中で大変な目にあって挫折します。

そんな人生は挑戦したという経験は残りますが、人生の時間を無駄に使ってしまって面白くはないと思います。

たとえ壁に当たっても乗り越えて、それでも好きであり続けられること。

それが本当に好きなことを仕事にすることであり、長く続けられることも見越して仕事にするという考え方も大切になってきます。

好きなことを仕事にすると自分から動ける

好きなことを仕事にすると自分から動ける

好きなことを仕事にすると、その仕事に興味があるので、自分から学んで行動することで成長がしやすいというメリットがあります。

嫌いなことを学ぶよりも好きなことを学ぶ方が早く学ぶことが出来ますし、専門性も高めやすいです。

興味を持ったことの方が興味を持たないことよりも耳を傾けやすいし、勉強しても頭に入ってきやすいわけです。

なので、好きなことを仕事にすると自分の成長を感じることが出来て、さらに上に行くための興味を持ちながら仕事に励むことが出来ます。


給料を決める評価のポイントの一つとして、仕事の能力があります。

どれくらいのレベルの仕事をこなせるかも重要で、レベルが高い仕事をこなせる人ほど給料は多くもらえます。

たとえ実力がついても給料が低いままであれば転職して上を目指せばいいわけで、面接でアピールできるエピソードがあれば選択肢はかなり広がります。


逆に嫌いなことを仕事にすると、自分から動こうとするとかなりエネルギーがいる上、成長もしにくいです。

結果として給料も上がらず、生活が苦しいままでストレスも抱えることになり、心の健康も損なわれる。

ただお金を稼ぐため、仕事をしなければいけないという義務感でその会社にしがみつくしかなくなってくる。

当然実力がないため、後輩が先に昇進するなどの屈辱を味わうことにもなり、会社としてもあまり雇う必要性もなくなってくる。

転職しようにも仕事の実力もあまりついていないのでアピールできるポイントが少なく、転職先も限られる。

こうやって自分の人生を制限してしまうことになってしまうのです。


なので、嫌いなことを仕事にするよりも好きなことを仕事にする方が断然いいと断言できます。

そして、その決断をすることは人生の早いうちに決断した方がいいでしょう。

好きなことを仕事にする上での注意点

好きなことを仕事にする上で注意しておきたいことがあります。

  • プライベートを犠牲しすぎない仕事にする
  • 好きなことであっても内容を十分理解したうえで仕事にする
  • 自分にある程度の裁量がある仕事をする

まず、プライベートを犠牲しすぎない仕事にするということですが、これは副業だけでなく仕事全般でもいえることです。

自分はブログを書くことが好きなのでプライベートの時間も惜しみなく使って記事を書いて発信していますが、最低限の睡眠時間は確保するようにしています。

ただ、もし仕事とプライベートのオンとオフが適切に出来ないと、好きなことを仕事にする場合であってもつらくなってくるのではないかと思います。

仕事は仕事に集中する時間プライベートは自分の好きなことを極めるのに頑張る時間、そんな感じで自分は時間を使い分けています。

確かにプログラムを書く仕事は好きですし、SEの仕事も覚えることが多いものの、成長すると面白いように問題が解決できるので、自分の中では好きな分類に入ります。

しかし、零細企業に入って、24時間365日SEの仕事をするのが無理であることを悟りました。

夜中でも電話がかかってくるという不安や、休みの日も出かけられない不安、休憩時間も容赦なく連絡が来るという不安。

これらを抱えながら仕事をしていたので、好きなことを嫌いになりそうでした。

このように24時間365日仕事のことを考えることになる場合は仕事が趣味であると言えるくらいでないと続かないと思います。

その零細企業では自分がついていくのは無理だと悟り、転職してSESの業界に戻りました。

結果として土日は自分の時間になりましたし、このブログの運営やSEのノウハウを高めるための勉強時間に充てることが出来るようになり、充実した人生を送ることが出来るようになりました。

だから、好きなことを仕事にするのはオンとオフがきちんとできる環境でやった方がいい

好きなことをブラック企業で働くのはやめておいた方がいいでしょう。

「やりがい搾取」という言葉があるように、給料もあまり出さず、残業代をみなし残業扱いとして支払わず、ボーナスも退職金もない。

そんな環境で自分の好きなことを極めようとしても、その気持ちを搾取されるだけです。

心身が疲弊して好きなことから嫌いなことになってしまう可能性もあるので、絶対にブラック企業で好きなことを極めることは避けましょう。

また、好きなことを仕事にする場合は、良い点も悪い点も内容を十分に理解したうえで仕事にすることをお勧めします。

趣味にする場合はただ自分が楽しめればいいと思うのですが、仕事にする場合はどうしてもお金という存在がついてきます

好きなことを仕事にすることで、好きなことに対する悪い点や苦労する点も見えてくることがあります。

これをしっかり受け入れて頑張ることが出来ればいいのですが、表面的に好きという気持ちだけではすぐに情熱が冷めてしまいます

パンが好きだからと言ってパン職人を目指して成功できるとは限らないし、お酒が好きだからと言って酒蔵や醸造所で働き続けることが出来るわけでもありません。

好きなことを仕事にする場合も悪い点があることをしっかり理解し、それを受け入れるだけの覚悟は必要です。

悪い点を見つけて出来そうになかったら諦めることも重要です。

自分はゲームが好きなので、ゲーム制作業界に転職しようと考えたことがありました。

しかし、調べてみるとゲーム制作の業界は下請けの業界であり、納期に追われ、激務であることが分かり、給料も安いこともわかりました。

そんな状況に繊細な自分が耐えられるとは思えず、ゲームはプレイする側に回り、開発する側に回らないように決めました。

結果として、自分はゲーム制作の仕事への転職をあきらめ、自社開発やSESのIT企業で働いて食べていくことしたのです。


また、自分にある程度の裁量がある仕事であることも重要です。

好きであっても、自分がやりたいことをやらせてもらえない仕事はモチベーションが続きません。

確かに自分の実力が未熟な頃は下積みの時期もあるのですが、その時期を過ぎて十分に成長を遂げることが出来てももやりたいことをやらせてもらえないのであれば、その会社で働く意味はないと思います。

自分のやりたいことを自分の方法でやらせてもらえず、会社のルールに従ってやらなければいけないのも窮屈に感じると思うでしょう。

仕事は言われたことをやればいいと思う人もいるかもしれませんが、本当に心の底からそう思っている人は少ないと思います。

多くは給料のために仕方なくその働き方をしているだけです。

本当にやりたいことはほかにあると思います。

なので、好きなことを仕事にする場合は、ある程度実力が付いてきたときに自分の裁量で仕事ができるものではないといけません。

上から言われることをひたすらやる、自分がやりたいことを提案しても頭から否定され、議論もしてもらえない。

そんな仕事をしても面白くないのではないでしょうか。

もし、仕事で好きなことをやる場合は、裁量を持たせてもらえないタイプの会社を避けて選ぶか、間違ってそんな会社に入った場合はなるべく早く転職してその職場を抜け出したほうがいいでしょう。


仕事とプライベートを分けてプライベートに好きなことをしながらお金も稼ぎたい場合は、好きなことを副業にすることが理想となりますが、ある程度勉強してリスクの少ないことから始めないと、なかなか結果が出なくて挫折してしまうことになり、好きなことを続けられなくなってしまうこともあります。

好きなことを副業にする場合は、まずは30%の知識を持つことから始めましょう。

大体三か月から半年くらい勉強すれば準備出来ることです。

そもそも好きなことなので副業をするための知識が既にあるという人もいると思いますが、まず勉強を続けてみることをお勧めします。

勉強することは継続力を身に付けるためという、別の目的もあるからです。

半年くらい1日1~2時間くらい勉強できれば大丈夫でしょう。

しかし、勉強が続かないようであれば仕事とプライベートのバランスが悪いか、本当に好きなことではないのかもしれません。

勉強を続けられるということは、やりたいことが本当に好きであるかの見極めの材料でもあります。

勉強しても続かないようであれば、表面的に好きなだけで本当に好きなことである可能性が低いので、別の好きなことに挑戦した方がいいでしょう。


好きなことを仕事にするのは自分から行動しやすいという利点がありますが、苦労や壁に当たることは当然出て来ます。

しかし、苦労や壁を乗り越えられると好きなことで稼げるという楽しさが味わえます。

そこに至るまではドラゴンクエスト7で最初にスライムに会う努力よりも大変なことであり、根気も必要なことであります。

しかし、好きなことを頑張り続けるとそのままキャリアやノウハウに結びつきやすくなるので、人よりも先に行けるという利点があります。

なので、積極的に好きなことを仕事にすることは普段から意識して準備しておき、準備が整ったら行動を起こすことを考えておくといいでしょう。

自分が好きなことを専門的なレベルで極められると、会社からだけではなく、世間からも重宝される存在となるでしょう。


もし、今の仕事が嫌いなことであり、好きなことを仕事にする気持ちに素直に従いたい場合は、転職活動を行って自分の好きなことを仕事にできる職場があるかを探してみるといいでしょう。

以下にお勧めの転職サイトと転職エージェントを紹介していますので、参考にしてみてください。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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