よく言われる言葉として「成功には原因がないが失敗には原因がある」があります。
成功はたまたまであって、失敗はなるべくしてなったという感じでしょうか?
今回はこの言葉について話したいと思います。
今回はサラリーマンの仕事ではなく、事業を起こす時や副業を行う時の話になります。
ただ、サラリーマンでの仕事も考え方としては同じです。
サラリーマンの場合は上からの指示を聞いて行動するだけでもある程度の結果が出ますが、その会社で昇給や昇進という成功をつかみ取るには自ら考え、自ら行動し、自分の行動を振り返って改善していくことが大切になります。
成功とは金鉱山で金を掘り出すようなものである
成功というのは本当にたまたま起こるものです。
金鉱山で金を掘り出すのと同じようなものです。
どこに成功が隠れているかを予想し、そこを掘ってみる。
これを繰り返すことで金を掘り当てることが出来るわけです。
最初に金を掘り当てることが出来ないことが多いのと同じで、最初にやったことが成功に結び付くということはなかなかありません。
そして金を掘り当てた時に多くの金が埋まっている。
いわゆる金脈というのが存在するのも成功と共通するものがあります。
一度成功するとそれがしばらく続きお金を稼ぐことが出来る。
そういう性質が成功にはあるのです。
また、熟練した人が金がどこに埋まっていそうかということを予想するのと同じように、事業や副業に熟練した人がどこに成功のポイントがあるかを予想しやすいのも、成功と金鉱山の共通点と言えるでしょう。
100%の確率で金脈を当てることが出来ないことと、100%の確率で事業や副業で成功できないことも共通していますね。
失敗には何か原因がある
失敗には原因があることが多く、ほぼ確実に何か原因があると言ってもいいでしょう。
失敗とは金鉱山を掘っても金が出てこなかったということです。
その原因としては
- 自分の経験が不足していた
- 成功まで距離があり、途中で諦めてしまった
- 自分の予想したことが外れていた
- 自分の怠慢でしっかりと仕事が出来ていなかった
- 成功がどこにあるか分からない状態で盲目的にチャレンジしていた
- 自分の経験と実力を過信していた
などが主な失敗の原因になるでしょう。
他にもあると思いますが、どこに失敗の原因があるかを分析するのはとても重要なことです。
失敗の原因の分析を行わないとまた同じ失敗をしてしまう確率が高く、せっかくチャレンジしても時間と労力が無駄になってしまい、もったいないです。
自分の怠慢による失敗は論外ですが、その他の失敗は原因を分析して改善点を出したうえで、しっかりと改善点を盛り込んだ計画を立てて再び挑戦すれば成功に一歩近づくことでしょう。
改善点を出して改善を行わないと、同じところを掘ってしまって金が出てこないわけです。
成功という金を手にしたいのであれば、きちんとなぜ失敗したのかを分析して次に掘る場所を決めて再び掘る必要があります。
成功というのは深い所に埋まっていることもあります。
なので、時には粘り強く頑張らないといけないことがあるのですが、そこまで至らずに諦めてしまうというのは本当にもったいないことです。
ネット上で上の人がダイヤモンドを掘り当てるために必死に掘っているのに、下の人がダイヤモンドが埋まっている場所にあとつるはしを一振りすれば届きそうなのに諦めて背を向けている画像を見たことがある方もいる方もいると思います。
このブログではライセンスで掲載が認められた画像しか掲載出来ないので該当の画像の掲載はしませんが、Google上で「ダイヤモンド 風刺画」などで検索すると出てくると思います。
これはあと一歩で成功にたどり着くのに、その手前で諦めてしまってはいけないということを指しているのではないかと個人的に解釈しています。
やり方が間違っているのにただやみくもに頑張ってもダイヤモンドは出てこないのですが、もし自分のやり方が合っているのにあと一歩で成果が出るというタイミングの手前で諦めてしまう。
これは本当にもったいないことです。
成功の気配や兆候が出てきて自分のやり方が合っていると思ったら、諦めずに掘ってみることも大切であるわけですね。
明らかに成功の気配が出なければ軌道修正や撤退も必要なのですが、その時は失敗という結果が出ているはずなので、この失敗という結果から次にどうするべきかを考えればいいのです。
実際のビジネスと金鉱山の違いに注意すること
金鉱山で金を掘り当てる場合、基本的に埋まっている金の位置は変わりません。
しかし、実際のビジネスでは時間の経過とともに埋まっている金の位置が移動してしまうということが起こることがあります。
つまり、だらだらと時間をかけて掘っていると、少し前にはその先に確かに成功という金が埋まっていたのに、いつの間にか移動してしまっていて掘っても何も出てこないということもあります。
これを聞くと「じゃあどうすればいいのか」と思う方もいるでしょう。
金が移動したという情報は普段のニュースやSNS、動画等で語られています。
金が移動すると言っても、ランダムに移動するわけではなく、何かの兆候があって、その兆候に従って移動するわけです。
だから、「金が移動しそう」、「金が移動した」などの情報ををいち早く入手した人の情報発信に注目し、理解したうえで次の行動を考えれば成功という金を掘り当てることが出来るのです。
最近は世の中の変化が激しく、金の移動が起こりやすい状況となっています。
そのため、情報のアンテナをしっかりと張り、常に最新の情報を手に入れていくことが重要であるわけです。
情報のアンテナを張っていない人は情報による戦いで負けて先に金を掘り当てられてしまうため、なかなか成功にたどり着くことが出来ません。
情報の入手手段が限られていた時は、今ほどライバルが多くなく、情報を入手できた人が成功という金を掘り出せていました。
しかし、今は情報が様々なところにあふれています。
そして、正しい情報を入手する人を妨害するために嘘の情報を流す人もいます。
ですので、全ての情報を正しいと思って取り入れずに、正しい情報と嘘の情報を見分けて入手していくことも大切です。
何かに挑戦する場合、必ずライバルというのが存在します。
ライバルに勝つためには、ライバルと差別化して自分だけの成功を手に入れるか、ライバルより先に動いて成功を先取りするかのどちらかになるでしょう。
おすすめなのは前者ですが、それでも成功を掘り当てるのが楽というわけではありません。
情報を自ら仕入れてしっかりと考え、少しやってみただけで諦めず、かと言って自分を過信せず、成功という金を掘り当てる方法を探し、すぐに行動するという習慣が必要です。
経験が足りないから失敗するというのは仕方がないことです。
むしろ、経験が足りないのにたまたま成功の金脈を掘り当てて自分を過信してしまう方がよほど危険です。
経験が足りなければ行動しながら失敗を重ねて自分のやり方を変えていくということを体で覚えていけばいい。
そして、勉強してしっかりと知識を身に付けて実践していけばいいのです。
当たり前のことでありますが、これが意外と大変だったりします。
勉強が面倒くさくて諦める人もいますし、継続できない人も多いです。
そのため、途中で諦めて金脈を掘り当てることを止めて離脱してしまう人も多いのです。
自ら勉強して実践をすることを継続して行うだけで、世の中の人の上位数パーセントに入ることが出来ます。
だから、誰にでもチャンスはある。
自分が成功を掘り当てる前に金鉱山から去るということにならないように、しっかりと自分の信念を持ち、自分を過信しない程度に信じて、失敗を繰り返しながら成長していけば、どこかで成功という金が埋まっている気配が感じられるようになります。
そうなったら占めたものですね。
そのまま掘り続けたら成功という金を掘り当てることが出来ます。
成功したければ「何となく」、「他の人がやっているから」といういい加減な動機で始めないこと。
そういう人の9割以上は、成功という金を掘り当てることなく、挑戦をすることをあきらめ、時間と労力を無駄にします。
「自分は何をしたいのか」と自分に問い詰めて出たしっかりとした動機で行動し、知識を身に付けることや情報収集を行い、成功がどこにあるのかを感じ取れることかできるような挑戦をすることが大切です。
新しい方法を取り入れることもいいのですが、意外と古典的な手法が通用することもあるので、そこもカバーするように情報収集を行うといいでしょう。
情報収集は最先端な情報だけを追いかけるのではなく、収集する情報のバランスも大事ということですね。
今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。