お金を貯めるためにやってはいけないこと 7.リボ払い

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お金を貯めるためにやってはいけない10のこと 7.リボ払い

クレジットのリボ払いは、クレジットカードで使った金額を一括で支払うのではなく、分割して支払うので毎月の負担が軽くなります。

しかし、それが問題であり、支払額が安いからと言って使い続けるとどんどん支払い額が増えて金額の元金もなかなか減らず、長い間利用者を苦しめることとなりますので、お金を貯めるためにやってはいけない支払方法です。

そんなリボ払いについて今回はお話ししたいと思います。

分割払いとは?

クレジットカードを使って大きな買い物をする時に、分割払いを指定する方もいると思います。

分割払いとは、例えば10万円の買い物をした時に毎月2万ずつ支払い、5か月で支払い終えるというような、一括での支払いが出来なかったり、1回の支払いの負担を抑えたりするときに使う支払方法です。

分割払いには分割手数料がかかり、元の買い物よりも余計にお金がかかります。

5万円くらいの買い物であればそれほど痛手にはなりませんが、50万円の買い物を分割払いで支払った場合などはダメージが大きくなります。

分割の回数を多くすれば手数料も多くなりますので、余計に支払う額が大きくなります。

50万円の買い物を実質年率12.5%で36回払いで決済した場合、手数料が10万円を超えます。

利用する場合はなるべく回数を低くするかボーナス1回払いを利用する

なるべく利用せず、一括で支払いができる状態で購入をすることをお勧めします。

リボ払いとは?

リボ払いのリボとはリボルビングの略で、月々おおよそ一定の金額を支払って返済する方法です。

こちらも大きな買い物をした場合や、クレジットカードの請求を分割したい場合に利用される方法で、30万クレジットカードを利用しても月々の支払いは1万円だったりします。

こう書くと、魔法の支払い方法に聞こえますが、当然デメリットがあります。 

リボ払いには年利10%を軽く超える利息がかかります

そのため、毎月の支払額は一定ですが、最終的に支払う額は元本よりもかなり大きな金額となります

もう一つ注意してほしいのは、リボ払いの1回の支払い額がそこまで高くないため、他の買い物もリボ払いで済ませて、リボ払いの支払い額の積み上げが起こるということです。

「これを買って毎月のリボ払いを1万で。」などということを繰り返していると、毎月の請求額も大きく膨れ上がり、結局大きな負担となります。


利用額に対する毎月の支払額が小さいので、元本がなかなか減らずに返済が長引くことも問題で、下手な使い方をすると何年、何十年と付き合う羽目になるかもしれません。

借金と同じく支払えなくて破産することさえあります。

これを聞いてリボ払いが便利だと思う方にはこれ以上申し上げることはありませんが、リボ払いは危険な悪魔の支払い方法であるということは忠告しておきたいと思います。

ではボーナス払いはどうなのか?

クレジットカードにはボーナス1回払いや2回払いが指定できます。

ボーナス払いには1回払いの場合は手数料がかからないのが一般的ですが、2回払いの場合はクレジット会社によっては手数料がかかる場合があるようです。


支払いを先延ばしに出来ることはメリットですが、ボーナスが支払われることが前提となっていますので、勤務先の業績が悪化してボーナスが支払われない場合などは、大きな負担となってしまうことになります。

また、支払いを先延ばしにすることによって、その分を後に用意すればいいということになります。

ボーナスが支払われないということを計算せずに支払額を準備できていなければ、支払計画が崩れて支払えないということになります。

カード会社には約束した額を払わなければならないので、他の方法を併用して支払うことになり、結局手数料を支払ってしまうことになるということが起きるかもしれません。

ボーナス払いを利用する場合は、万が一に備えてボーナスが支払われなかった場合にも支払えるよう、毎月支払額を積み立てていけるよう、計画的に動いていく必要があると思います。

まとめ

今回はクレジットカードの分割払い、リボ払い、ボーナス払いについて話をしてきました。

結論として、個人的には3つとも使わない方法がいいと思います。

あえて使うならボーナス払いですが、生活費の余剰金を毎月貯金していく習慣があれば、使う必要がない支払方法だと思います。

そもそも、家以外は手元のお金で払えない金額のモノを購入してはいけないというのが自分の意見です。


自分もクレジットカードを愛用していますが、毎月おおよそ請求額が5万円くらい請求が来るようになっています。

支払いはすべて一括請求で、パソコンや家電などは現金で一括で支払って購入しています。

クレジットカードの支払いは使用月の翌月、翌々月が一般的ですが、カード会社のアプリなどを利用すると何月にいくら請求が来るとわかりますので、それを利用して毎月の貯金と消費する金額の計画を立てています。

分割払いとリボ払いは元の金額以上のお金をカード会社に払う必要があること、特にリボ払いは楽な返済に見えて利率が高く、消費者金融での借り入れと同じような覚悟で使う必要があります

リボ払いを安易に使うと身を滅ぼすことになります。

これはきっちりと抑えてほしいことです。

今回の話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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