こんな会社は辞めた方がいい 孫請け以下の下請け会社

広告 お金の話 仕事の話

こんな会社は辞めた方がいい9選 ⑤孫請け以下の下請け会社

大手の企業が案件を受注し、実際の作業を外注するということは良くある話です。

しかし、その外注を受けた会社が手数料を差し引いてさらに別の会社に外注するということがあります。

これを繰り返していくと一番末端の会社が最初に案件を受注した会社よりはるかに安い金額で案件をこなすことになります。

今回は孫請け以下の下請け会社がなぜいけないのか、自分がIT業界でSEを経験して知ったことをお話しします。

一次請け、二次請け・・・という体制について

これは結構問題になっていることですが、IT業界などの特定の業界では今でも普通に行われていることです。

SEを多く募集している会社がありますが、中には二次請け以下の会社もあり、こういう会社では一次請けに比べると給料や売り上げがどうしても低くなっていしまいます。

一次請け、二次請け・・・と下に行けば行くほど元の受注金額から中抜きされ、最終的にはかなり安い金額になってしまいます。

こういう孫請け以下の会社では、売り上げが低いため給料が多くないわけで、業務量の割には薄給で生活費だけでギリギリということもあります。

ですので、あまり下の方で仕事を請けている会社はお勧めしませんし、そういう会社に勤めているのであれば辞めた方がいいです。

一応、取引先に合わせてまとまった休みが取れたりしますが、メリットはそれくらいですね。


外注をしている会社からは協力会社などと呼ばれたりしますが、明らかに対等な関係ではなく、上下関係であり、酷い時には自社の名刺をクライアントに出せず、自社の社名も名乗れないという、なんとも言えない状況になってしまいます。

社員のモチベーションは高いこともありますが、全体的に質が良くありません。

未経験の人を採用するほどのレベルであり、その人を即戦力として使おうとする会社があるとも聞いたことがあります。


自分が就職した会社では新人教育はあったものの、業務自体も製造や開発が少なく、その仕事でしか使えない知識ばかり身について肝心のスキルアップが出来ませんでした。

そういう会社も多いので孫請け以下の会社で働いているのであれば辞めた方がいいと思います。

世の中にはもっといい会社があります。

孫請け以下の会社に入らないためには

孫請け以下の会社に入らないためにはまず求人票をしっかり見ることです。

IT系の技術職の場合、求めるスキルとしてどの言語をどれくらい経験している人が欲しいということが書いてあります。

しかし、「いずれかの言語を1年以上」、「未経験可」の表記があるところがあります。

開発言語を問わないというのはまだ分かるのですが、技術者の中途採用で「未経験可」は正直言って「使えそうな人であればだれでもいい」という意味に聞こえます。

実際に未経験から職業訓練を受けて転職する人もいますが、その人が本当に優秀な人でない限り、あまりいい社員が集まっていないことが推測できます。


また、求める人材のところに「やる気」など、抽象的なものが書いてあるところも注意が必要です。

「自ら考え行動できる人」というのは良く見かけますが、「やる気がある人」というのはちょっと違います。

やる気や熱意も確かに必要ですが、技術者である以上、何か売りとなるスキルがなければいけません。

それを持たない、やる気だけがある人を採用している会社であれば応募をやめておいた方がいいでしょう。


一年中採用を行っている会社も注意が必要です。

そして、待遇が良くないことが重なっているとその会社はIT企業の中でも孫請け以下の会社である可能性が高いです。


次に会社の情報をホームページや求人票などで見てみましょう。

主要取引先に一次請けの会社が入っていれば確定で二次請け以下の会社と言えます(記載すらない場合はもっと危険かもしれません)。

この辺りは企業研究をしてしっかり見抜きましょう。


会社の口コミは上手く利用してください。

口コミは退職者が不満をぶつけているのでネガティブな情報が多いですが、その中でも二次請け以下である情報を見かけたらその会社に入ることをやめておいた方がいいでしょう。

実際の給料が300万円台が最も多い会社も注意が必要ですね。


一次請けであればクライアントと直接やり取りが出来ますが、二次請け以下の場合、一つ上の会社がお客様となり、直接クライアントとのやり取りが出来なくなります。

この点でやりがいを感じず、モチベーションが上がらないということもありますので、自社開発や一次請けの会社を選ぶ方がいいと思います(ただし、一次請けや自社開発にもブラック企業や激務の企業が存在しているので注意が必要です、企業研究はしっかり行いましょう)。

[広告]おすすめの転職サイト、転職エージェント、退職代行について

この記事を読んで転職を考えたくなった方のために、以下の転職サイト、転職エージェント、退職代行をお勧めしています。

もし今働いている会社にいるのがつらい場合は転職活動の参考にしていただければ幸いです。

おすすめの転職サイト

転職サイトは1つではなく、複数の転職サイトに登録しておくことをお勧めします。

特にリクナビNEXTは外すことが出来ず、転職活動の際は絶対に登録しておいた方がいいでしょう。

実際に自分も利用して転職に成功したことがあるので、実績は確かです。

転職サイト名リンク特徴
リクナビNEXThttps://next.rikunabi.com/求人数が充実しており、求人が見やすい

オファーが来てそこから転職につながることも

大手、スタートアップ企業、中小企業の求人までカバー

ブログの管理人が転職活動で転職に至った転職サイト
エン転職https://employment.en-japan.com/リクナビNEXTと併用して登録しておきたい転職サイト

求人数はそこまで多くないけど意外な掘り出し物があることがある

ブログの管理人が転職活動で内定を獲得した転職サイト

担当者からの一言が書いてある求人があり、どんな人が向いている求人かが分かりやすい
マイナビ転職https://tenshoku.mynavi.jp/特定の分野に特化した関連サービスが多い。

求人数も多く、ここでしか取り扱っていない求人もあり。

どんな人が向いている求人であるかが分かりやすい。

求人が結構詳細に記載されているのでしっかり熟読して判断できる。

お勧めの転職エージェント

転職エージェントは無料で登録でき、面談を行い、それに合った求人を担当者が紹介してくれるサービスです。

一つの転職エージェントに絞るのもいいのですが、個人的には複数の転職エージェントを併用し、自分に合った求人を積極的に見つけていくことをお勧めします。

それぞれ転職エージェントには得意な分野があるので、自分の求める求人を得意とする転職エージェントを選ぶことが重要です。

転職エージェント名リンク特徴
リクルートエージェント業界最大級の求人数を誇る

転職支援実績No1の実績あり

豊富な非公開求人と経験豊富な担当者

面接力向上セミナーあり
マーズキャリア20代営業に特化した転職エージェント。
成長意欲があり年収アップを目指したい人にお勧め。

30代以降や10代は対象外のため、営業職以外、30代以降は別の転職エージェントを利用することを推奨します。
dodaの転職エージェント取り扱い求人の約80%が非公開求人

面接前後のフォローが充実

2023年オリコン顧客満足度 転職エージェント20代 No1

面接前後のフォローがしっかりしている。
特に書類通過した企業の面接でどんな内容が聞かれるかの傾向が転職者に伝えられるので、面接対策も立てやすい。

おすすめの退職代行

退職時に会社と揉める時があります。

退職届を受け取らない、退職を告げると急に態度を変えてパワハラやモラハラをしてくる。

そんな会社は今でも普通に存在します。

もしそんな会社に当たって辛い場合は退職代行の利用をお勧めします。

退職代行の業者が間に入ることで、会社と直接やり取りをすることなく退職が成立するので、会社と揉めてどうしようもなくなったら利用してみるといいでしょう。

退職代行名リンク特徴
退職代行ガーディアン労働組合による退職代行サービス

20代~30代でスマホをしっかり使える層がメインターゲット

労働者の代理交渉が可能

退職失敗のケースが過去に一度もない

比較的安価で退職代行を依頼できる

一律料金で追加料金なし
退職代行サービス「CLEAR」労働組合による退職代行サービス

20代がメインターゲット

労働者の代理交渉が可能

退職成功率100%

安価でしっかりとした退職代行を利用したい人向け
退職代行モームリ一般企業による退職代行サービス

弁護士監修

労働組合と提携していて違法性のない退職代行を実施

20代前半がターゲットだが高校生から60代まで幅広い実績あり

労働者の代理交渉が可能

退職成功率100%

アルバイトでも利用できる退職代行
退職代行ニコイチ一般企業による退職代行サービス

退職代行業界実績No1

20代から30代の利用が多いが、ターゲット層は特になし

退職代行サービスの運営歴10年以上

退職成功率100%

弁護士法人ガイアの退職代行サービス弁護士法人による退職代行サービス

20代から40代がターゲット

退職成功率100%

有給消化、引継ぎの交渉あり

残業金や未払い賃金の取り立ては有償(20~30%)

弁護士が対応するので会社に強く出れる
弁護士法人みやびの退職代行サービス弁護士法人による退職代行サービス

20代~50代がターゲット

有給消化、引継ぎの交渉あり

残業代、未払い賃金の取り立ては有償(20%)

弁護士が対応するので会社に強く出れる

その他おすすめのサービス

転職活動時にうまくいかない、履歴書や職務経歴書の書き方が分からない、現職の人間関係で困っている、どのようにキャリア形成していけばいいかわからない、副業で何を始めてたらいいかわからない。

そんな時はキャリア相談サービスを使うとよいでしょう。

無料ではありませんが、自分の今後の人生を左右する大事な相談をすることになるので、自分一人で悩むのではなく、専門家がアドバイスしてくれるしっかりしたサービスを使うことも手段の一つです。

もし転職について自分でどうしたらいいか分からない場合は、キャリア相談を使うこともお勧めします。

サービス名リンク特徴
キャリア相談プラットフォーム【coachee】転職活動、副業、人間関係、キャリア形成などの悩みに関して
専属のコーチが相談に乗ってくれる

コーチはその道のプロであるため安心して相談できる。

20代から40代がターゲット

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

-お金の話, 仕事の話
-,