仕事は頭で考えてこなしていくものと、単純作業で何も考えずに行っていくものがあります。
頭で考えてこなしていく仕事は成長が見込めますが、単純作業で行う仕事は何年やってもその仕事に慣れるだけで、スキルやキャリアアップにはつながりません。
仕事が自分の成長につながらないことは、長期的に見て大きく損をすることなので、辞めて仕事を変えた方がいい。
そんなことを今回はお話しします。
目次
自分の成長につながらない仕事とは?
自分の成長につながらない仕事とは単純作業の仕事です。
工場のライン作業などがこれに該当します。
決められた手順で決められた個数、決められた時間作業をする。
「正直こんなことは機械でやればいいのに」と思っていることも、まだ人の手でやる仕事があります。
そんな仕事をしても、仕事のスピードは上がるかもしれませんが、それが何かスキルアップやキャリアアップになったかと言えば、そうは言えません。
また、給料が安い仕事が多く、長く働いても大して給料がアップすることはないと思います。
なので、このような単純作業の仕事に勤めても何もいいことはありません。
学生のアルバイトであっても、単純作業よりは接客の方が対人スキルが身についたりするので、いいのではないかと思います。
また、もう一つ自分の成長につながらない仕事があります。
それは特定のスキルを要しない仕事です。
例えばExcelにデータを打ち込むだけだったり、客先に派遣されて指示通りに作業をやるだけだったり、長期的に見て自分の売りとなるスキルが身につかない仕事です。
また、その会社独自の知識が必要で、他社に行っても使えないものである場合も注意が必要です。
転職をしないのであればいいのかもしれませんが、これから先は会社があなたの人生を定年まで保証してくれるものではありません。
つまり、そのまま長く居続けると転職が必要になった時に詰みます。
これらに該当する場合は早めに見切りをつけて、転職してスキルが身に付く仕事をすることをお勧めします。
30代、40代と年齢を重ねるにつれて、企業は求人で経験者やマネジメント力のある人を求めるようになります。
もちろん、未経験可の仕事もありますが、コールセンターの対応だったり、飛び込み営業だったりと、ブラックな仕事が多いので、20代(できれば第二新卒まで)のうちに、この成長できない仕事から脱出しておく必要があります。
自分の成長につながらない仕事の何が問題なのか?
自分の成長につながらない仕事の問題点は、同年代の人とのスキルやキャリアの差が、長く続ければ続けるほど開いていくことです。
20代ではそこまで差が出るものではありませんが、30代以降はこの差が明らかに目に見える形で現れます。
一方では主任や課長として部下を持ち、チームを引っ張って仕事をして、一方では作業員として単純作業を行い続ける。
もちろん役職はありません。
また、給料の面でも同じように差が開いてしまいます。
自分の成長につながらない作業は、続けても自分の能力が向上しないということです。
給料は能力に見合った分が支払われる面もあるため(他には会社の業績も関係します)、自分が成長しないと給料は上がっていきません。
責任を負わなくて楽と思っている人もいるようですが、よく考えてみましょう。
自分を成長させて20代の頃に年収300万、30代の頃に年収450万、40代の頃に年収600万と給料が上がっていく人生と、自分が成長できず、20代から40代までずっと年収300万円しかもらえない人生。
どちらが良いと思いますか?
60歳まで年収300万円の生活しかできなかったら、その後どうやって生きていくつもりでしょうか?
年収が上がらないということは貯金や投資をするお金も増やしていけないということです。
その状態で60歳の時の貯金額を考えても、老後の人生を送っていくうえで十分なお金が貯まっていないことは容易に想像できると思います。
結婚することも難しいでしょう。
そんな人生をずっと送ってもいいと思うのであればあえて止めはしませんが、多くの人はそうではないはずです。
自分の成長が社会に出てから定年を迎えるまでほとんどないような仕事をし続けると、その仕事自体は楽かもしれませんが、いずれ後悔する時がやってきます。
なるべく若いうちに自分の成長が期待できる仕事に転職し、自分の内面的な成長と、スキルやキャリアの面での成長が出来る環境で働いて自分の価値を高めていきましょう。
どうしてもそんな仕事が見つからない場合は副業をするといいでしょう。
副業は0から1を作り出すハードなものですが、失敗のリスクが少ないものであれば失敗しても大して損失が出ません。
トライ&エラーでやっていく楽しさがありますので、ぜひ挑戦してみることをお勧めします。
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