大人=勉強しなくていいというわけではない

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大人=勉強しなくていいというわけではない。むしろ大人になってからどれくらい勉強するかが重要なことである。

大人になって勉強しなくなる人、社会に出てから勉強しなくなっている人は意外と多いです。

しかし、勉強というのは子供の頃だけやるというものではありません。

大人になってからも勉強することは重要です。

勉強を大人になってからどれくらいやるか、どれくらい早く大人になってからの勉強が重要であることに気が付くか、これが人生をうまく生きるカギとなるのです。

自分が子供の時に思っていたこと

自分は、子供の時になぜ勉強しなければいけないのかを疑問に持ちつつも、テストでよい成績を取るため、勉強していました。

小学生の頃は「父は働いているけど勉強しなくていいのはうらやましいなぁ」と思いながら過ごしていたのです。

中学の頃、高校の頃はいい成績をとり、いい学校に進学できることを目指して勉強をしていました。

特に高校の頃はスポーツ系の部活を許可してもらえず、補習や授業がすべて終わってからの自習もあり、さらに塾に行くという、今思えばかなり勉強に明け暮れていた時期でもありました。


それから時間がたって大人になり、社会に出てから大人の勉強の現実を知ることになります。

システムエンジニアとして最初の会社に入ったのですが、このころはほとんど勉強をしていませんでした。

テストや保守の業務がほとんどで、勉強したことといえば新人研修のプログラミングの勉強くらいでした。

そして、2社目に転職し、3社目と経験することとなる。

3社目になってようやく勉強することの大切さを知ることとなります。

しかし、その頃はすでに年齢は30代も過ぎようとしている。

それなのに今の自分は大したスキルも身についておらず、SEとしての経験もしっかり積んでいないし、給料も低い。

「もっと早く大人の勉強の重要さを知っておくべきだった」と思ったものです。

今は読書や勉強を1週間に15時間程度と、程よく取り入れながら社会人生活を送っています。

専門性の高い仕事は勉強が必須

専門性の高い仕事は必要な知識が常に入れ替わっていく、変化の激しい仕事です。

特にシステムエンジニアなどの技術系の仕事は3年前の知識がもう過去のもので使えなくなったりするので、常に新しい知識を身に付けていかなければいけない大変な仕事だったりします。

そのため、専門性の高い仕事をする場合は勉強をしないと取り残される可能性が高いです。

これは自分が実際に経験したことで実感したものであり、システムエンジニアという勉強が必要な仕事をしていながら、勉強せずにいい加減に社会人生活を長い間送ってきたことのツケが回ってきていると途中で実感したことでもあります。

交通機関での移動時間、帰宅後の時間、早めに最寄り駅やバス停に到着し近くのカフェに入って過ごす時間、これらをどれくらい無駄にしないかが、勉強が必要な業界でうまくやっていくためのコツとなります。

スマホでゲームやSNSをしている場合ではありません。

勉強することは変化に対応する手段

「勉強することは変化に対応する手段である」

そう自分は考えています。

何も学ばないと10年前、20年前の知識から変化していないわけで、時代は激しく変化しているのに自分自身は何も変わっていない。

これは大変危険な状態だともいます。

変化の激しい時代を生き残るのに必要になってくるのは変化への適応力です。

せめて、自分の知識だけでも時代に適応するために勉強をしてアップデートしておくと、何もしないより適応力が身につき、変化についていきやすくなってくるのではないかと思います。

変化が激しい時代はいろいろな知識が求められることが多いです。

その準備をしっかりしておかないと、うまく時代に合った成果を出していくことができません。

勉強することは向上心の育成と無知になることへの予防となる

本やネット動画から勉強することは、自分自身にとっていい影響を与えます。

新しいことを勉強することは好奇心の刺激につながりますし、もっと学んでみたいというプラスの気持ちも出てきて向上心を高めることが出来ます。

また、頭を使わない作業的な仕事をしていて、それでいて何も勉強をしなければ、頭を使う能力が衰えて自分の思考が停止し、価値観や知識が固定してしまい無知の状態になると思います。

一度こうなってしまうとなかなかその状態から抜け出せなくなり、人生においてつぶしがきかない状態となるので、そうなってしまう前に少しでも勉強をする時間を取り、毎日勉強していくことはとても重要だと思います。

勉強をして知識をインプットするだけでも頭を使うことになりますし、知識をアウトプットすることが出来れば、学んだ知識を応用をするためにどうしたらいいかという、さらにいい頭の使い方をすることが出来ます。

この勉強によるインプットと実践でのアウトプットが自分の思考を停止させることなく価値観をアップデートし、思考停止や価値観の固定を防いでくれるものだと思っています。

1日30分の勉強の習慣を

ここまで勉強することについて述べてきましたが、勉強する習慣のない人は1日30分でも勉強する習慣を作ってみましょう

30分は一度にやっておいいですし、すきま時間で勉強してもいいと思います。


勉強する内容ですが、仕事に関係すること、自分が副業としてやりたいこと、お金に関することなどがいいと思います。

資格を取る勉強は仕事に関係のない資格を多くとっても効率がいいとは思わないので、簿記やFPで基礎知識を学ぶ程度に勉強するくらいがちょうどいいと思います。

仕事と直結する資格であれば会社から昇進のために取るように言われたりするので、その場合はしっかりと勉強し、一発で合格できるようにしておきましょう。

資格取得のため、勉強の範囲を制限して出題傾向に合わせて勉強する人がいますが、これはお勧めしません。

新傾向の問題が出た場合、対応ができなくなります。

資格の出題範囲をすべてカバーするようにまんべんなく理解する勉強をした方がいいと思います。

ただ資格を取るための勉強であれば、資格を取った先のことについて何も考えていない勉強になってしまっています。

こんな動機で勉強しても無駄なので、資格を取った知識を普段の生活や仕事で活かすことをきちんと考えたうえでの勉強としなければなりません。


最近は書籍だけではなく動画やインターネットの記事からも学ぶことが出来ます。

優良なコンテンツを無料で手に入れられる時代でもありますので、利用できるものはしっかりと利用しておきましょう。

社会人の1日の勉強時間が平均で6分や7分という記事を目にしますが、これは9割以上の人が勉強をしていないからです。

大人になってから勉強をしなくてもいいと思っている方が多くいるようですが、決してそうではありません。

大人になってからも勉強している人はしっかり勉強していますし、1日に平均1時間や2時間勉強時間を取る人もいます。

1日30分毎日勉強するだけで上位1割に入れるのであれば、勉強しない理由がありません。


大人になってからの勉強は実践につながるものなので、さらに大事になってきます

よほどの激務の場合は体を休めることを優先しなければなりませんが、そうではない場合はのんびりテレビを見たり、スマホをいじっている場合ではないのです。

最近はテレワークで通勤時間がかからないという場合もあるので、移動時間がない部分もしっかり使えるようになっていることもあるはずです。

ここをうまく利用している人が1日2時間以上勉強している人ではないかと思っています。

毎日しっかり勉強をする人たちをライバルにしたいのであれば、それ相応の勉強はやらなければいけません。

社会の上位層に入りたいのであれば、勉強することは必須だと思ったほうがいいでしょう。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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