お金の使い方と聞くと様々な方法を思い浮かべると思うのですが、自分を満たそうとしても満たされない。
そんなお金の使い方もあります。
ギャンブルが特にその代表例であり、お金を使うことで何も残らないし、心が満たされることがありません。
一方でカフェでの読書、飲食店でのランチなどは美味しいコーヒーや食事を楽しむことが出来、気分のリラックスになるため、心を満たすお金の使い方になります。
また、自分への投資は一番やるべきお金の使い方であり、自分に投資することで将来のリターンを大きくするという、お金を豊かにするのであれば若いころから実践しておくべきお金の使い方となります。
今回はお金の使い方に関して考える記事になっていますので、ぜひこの記事を読んでみて自分のお金の使い方を考えてみて欲しいと思います。
自分をダメにするお金の使い道とは？
まず、お金の使い方には自分をよくするどころか自分をダメにしてしまうお金の使い方と言うものがあります。
お金は使い方によっては自分をダメにしてしまうのです。
自分をダメにするお金の使い方は、お金を使って後悔するような使い方と、お金を使っても満たされないお金の使い方があります。
いずれも浪費に当たるものであり、適切なお金の使い方ではありません。
お金を使って後悔する使い方ですが、これは衝動買いなどが該当します。
安いから、限定商品だからという文句につられて買ってしまう。
そして家に持ち帰るとその商品に対して大して魅力を持たず、ただの荷物と化してしまう。
思い当たる方も多いと思いますが、買い物をする場合は本当に必要なものかを考える必要があります。
ストレス発散のために買い物をしまくるという人もいますが、これは一時的には心を満たすかもしれませんが、後悔を生む原因にもなります。
「何でこんなものを買ってしまったんだろう。しかもたくさん・・・」
こんなことを考えたくなければ、買い物でストレス発散などという考えはあまり持たない方がよさそうです。
お金を使っても満たされないお金の使い方はソシャゲのガチャ、ギャンブル、投機などへのお金の投入などがあります。
ソシャゲはレア度の高いキャラを引くとゲームがやりやすくなるという点と、レア度の高いキャラを持っていることが自慢になる、承認欲求の材料になってしまうという点でほしくなる人がいると思います。
しかし、レアキャラを引く確率はかなり低く、大体30回から50回に一回引けるかどうか、ゲームによってはもっと低い確率です。
いくらお金をかければ必ずレアキャラがもらえるという天井が存在するゲームもありますが、天井がないゲームは特に危険でいくらでもお金を課金できるようになっています。
ソシャゲで数十万円を課金するという人もいて、「そのお金があればもっと良いことにお金を使えるのに」とこの話を聞くたびに思います。
ギャンブルや投機に関しては大当たりを引いた時の快感を求めてお金を使ってしまうのだと思いますが、大当たりが来ない場合は逆にストレスが溜まります。
そして、大当たりが来ないからと言ってお金をつぎ込むと気付いた時には数万円を使ってしまっている。
自分も昔パチスロをしていた頃に6万くらい大負けしているときに、ストレスでお腹の調子が悪くなったことがあります。
ストレス発散のためにギャンブルをしようとしているのに、逆にストレスを抱えてしまうのは本末転倒ですね。
お金を使っているのに心が満たされない。
ギャンブルや投機では簡単に数万円を使ってしまいますが、よく考えてみてください。
他のことで心を満たされないことに数万円を使ってしまうことってあり得ますか？
あり得ないですよね。
ギャンブルは個人的にお金と心を豊かにするのに最も遠いお金の使い方であると思っています。
特にギャンブルは自分をダメにしてしまいます。
ギャンブルに長く染まった人の顔を見たことがあると思いますが、余りい顔をしていないという印象を持った人は多いと思います。
でも、ギャンブルをずっと続けるのであれば、将来の自分の顔がギャンブルに長く染まった人の顔なのです。
折角苦労して稼いだお金なので、もう少し有意義なものに使いたいですね。
自分を豊かにするお金の使い方とは？
では、自分を豊かにするお金の使い方とはどんなものがあるでしょうか？
それは、自分を向上するためにお金を使うことと、適度な贅沢です。
自分を向上するためにお金を使うことは自分への投資となります。
つまり、書籍を買って勉強、運動やスポーツ、副業への投資などがこれに該当します。
勉強は社会に出てからはあまりやらない人が多いため、やるだけでもほかの人に差をつけることが出来ます。
勉強は自分の頭の働きを良くするだけではなく、自分の仕事に対して前向きな姿勢も与えてくれます。
仕事に関する勉強は仕事そのものに関するスキルやキャリア形成に役に立ちます。
スキルやキャリアをきちんと積み上げていければ、それだけこなせる仕事の量や質が上がりますし、より難しい仕事をこなせるようになります。
結果も出せるようになるので、昇進や昇給でより多くお金を稼ぐことが出来るようになります。
また、仕事とは直接関係のない自己啓発の本を読んで勉強することもお勧めです。
自己啓発本を読むと元気が出て来て「やるぞ」という気分になる方も多いと思います。
この「やるぞ」という気分は以降に本を読まなければ一時的なものですが、本を習慣的に読んでいるとこの気分を継続させることが出来ます。
「やるぞ」という気分で仕事が出来れば、その分パフォーマンスが上がりますし、こちらも昇給や昇進に間接的につながっていくでしょう。
自己啓発本を読むことは心に栄養を与える読む栄養ドリンクである。
こう考えても考えすぎではないでしょう。
運動やスポーツは習慣化してやるだけで心身への健康に効果があります。
体の健康は自分の最大の資産となります。
健康であり続けることが一番お金を得るのに大切であり、病気にかかって思うように仕事が出来なくなるとお金の豊かさを手に入れることが出来ません。
運動不足の人は多いと思いますが、適度な運動をすると肥満や成人病に効果があります。
もちろん食生活も大事ですが、ある程度運動を取り入れることで生活習慣病の予防や改善に効果があることは良く聞く話です。
ただし、運動であれば何をしてもいいというわけではありません。
激しい運動は体に負担をかけますので（若いうちはそこまでデメリットはありませんが中高年になってからの激しい運動は負担になるだけなのでやめておいた方が良いです）、ウォーキング、サイクリングなどの運動にした方が良いでしょう。
副業は自分の力でお金を稼ぐことです。
会社勤めをしながら空いた時間でやることになるのですが、稼げるようになるためにはいろいろと失敗を繰り返し、自分で考えて判断をしながら収入を上げなくてはいけません。
副業は遊び感覚でも出来ますが、やはり仕事のスキルが求められます。
その仕事のスキルを自分がやりたいことで学べるというのは大きなメリットであり、もし副業でうまく稼げなくてもその時に培ったスキルと知識は自分の中に残ります。
そのスキルや知識は会社での仕事でも活かせるので、稼げなかったからと言って落ち込むことはありません。
そしてきちんと稼ぐことが出来れば、それは大きな収入の柱となります。
副業でしっかり稼ぐことが出来る人は、立派な事業主です。
一般的な仕事の能力に加え、マーケティング、企画などの能力も持っていますので、もし本職で仕事を失うことがあっても、次の就職先を探すのにそこまで苦労することはないでしょう。
また、就職先が見つからない間も副業の収入を生活費に充てながら、貯蓄を減らしてしまう額を抑えることが出来ます。
適度な贅沢は心を豊かにします。
節約や倹約ばかりだと、本当に節約や倹約が好きな人は問題ないのですが、そうではない人は心に負担をかけてしまい、ストレスとなってしまいます。
そのため、ある程度は欲望を満たすために使うお金も必要です。
たまには外食したり、趣味に打ち込んだりしてストレス解消を図るのもいいと思います。
また、倹約の効果を打ち消さない範囲で欲しいものを買ってみるのもいいでしょう（必ず買いたいものの優先順位をつけて買いましょう）。
質の良いサービスを経験するのもいいと思います。
もちろん、贅沢は日常的に行ってはいけません。
気分転換に行うことが重要で、過度な贅沢や散財は自分を堕落させます。
たまに気分転換にやるから、適度にやるからいい薬となるのです。
まとめ
今回は自分を豊かにするお金の使い方について述べてみました。
お金は使い方によっては心の安らぎとなったりストレスとなったりします。
また、自分を向上させることも、自分を堕落させることもあります。
自分を堕落させるお金の使い方より自分を向上させるためのお金の使い方の方が良いということは言うまでもありません。
自分のための勉強や運動習慣への投資は自分を裏切りません。
続けていると必ず効果が出ます。
ギャンブルや衝動買い、必要以上の贅沢はしてはいけません。
ギャンブルはお金が出て行くだけで自分に残るものがありません。
それだけではなく、お金を使っても心が満たされることがない、場合によっては逆にストレスとなってしまいます。
衝動買いも似たようなもので、こちらは一時的に心を満たすことが出来るかもしれませんが、買ったものが残ります。
買ったものが部屋の荷物と化していくのを見ると後悔の気持ちが出て気持ちが沈んでしまうので、結果として心を満たす手段にはならないのです。
必要以上の贅沢は自分を堕落させます。
贅沢は気分転換のためにたまにするからいい。
それ以上の贅沢は生活レベルを上げすぎることになるため、家計を圧迫しお金が豊かになる生活から遠のいていしまいます。
お金や心を満たさないお金の使い方には十分注意して、自己投資や気分転換ができるもの、たまに贅沢をして質の良いサービスや商品に触れることがいいお金の使い方だと思います。
そこから学ぶものがあればお金を使った意義は十分にあります。
大抵の場合、使えるお金の額は限られています。
自分の心を豊かにするお金の使い方ができればお金は貯まっていきますし、それにふさわしい心を育てることが出来ます。
自分の心への投資が出来ていない方は、心への投資というのも意識してお金を使うことも考えてみてはどうかと思います。
今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。