一流のサービスを経験するということ

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一流のサービスを経験することは自分が一流になることを目指すのに重要なことである

世の中には一流のサービスというものがあります。

一流のサービスは利用者を満足させるだけではなく、普通のサービスにない付加価値も体験できます。

一流のサービスは高価というイメージがありますが、高価だから一流であるかというと必ずしもそうではありません。

一流のサービスは一流と呼ばれるそれなりの理由があるものです。

一流のサービスとは?

まず一流のサービスというものについて考えてみます。

一流のサービスとはサービスの中で特に優れたものです。

サービスの質が普通のサービスよりも優れているだけではなく、細かいところまでこだわり、利用する人を最高の気分にさせるためのサービスが一流のサービスです。

基本的にコストがかかっていて高価であることが多いのですが、それに見合ったサービスを提供しているので、利用して割に合わなかったと思うことがありません。

一流のサービスには何があるかと考えると、ミシュラン星持ちの料理店、高級ホテルや旅館、飛行機のファーストクラス、空港のラウンジなどがあります。

ななつ星などの列車も一流のサービスと言えるでしょう。

これらのサービスはお金持ちが利用するというイメージがありますが、お金持ちではなくても別に利用して問題はありません。

お金持ちではなくても利用者をしっかりサービスしてくれる一流のサービスは存在するからです。

こんなサービスは一流のサービスではない

一流のサービスを経験するのに注意したいのが、高価だから一流のサービスであるとは限らないからです。

本当に一流のサービスというのは服装や見た目、お金持ちであるかどうかにこだわらないのですが、服装がお金持ちに見えないという理由で冷たい接客をされたり、お金持ち以外の人を貧乏人と見下すサービスは確かに存在します。

そういうサービスは一流どころか、二流・・・いや、三流と言えるでしょう。


高級寿司店の書き込み内容で炎上したというのが過去にありましたが、その内容はざっくり言うとこんなものでした。

うちは客を選ぶ寿司屋を運営している。

食べログに掲載されたことで、予約の電話を断る日々が続いている。

うちは一生懸命お金をためて食べに来る客のための寿司屋ではない。

一流のお客様との社交場としての場を提供しているのだから。

その空間に突然ノックしてくる一般の客には警戒する。

これは役割の違いであり、自分の商売が回転寿司よりも上というわけではない。

元の内容はやや長文であり、こちらに内容が記載されています。

個人的に一流の人の社交場としての場を提供するというコンセプトを否定することはありませんが、その一流だと思っている人の中にどれくらい本当の一流の人がいるかと考えると、半分もいないと思います。

ただお金を持っていてきれいに着飾っている経営者や成金などが一流と思っている浅い考えの持ち主ではないかと思います。

本当の一流の人は客を差別するような店には行きませんし、本当にサービスの質にこだわりのある本当の一流の店に行きます。

この寿司店は一流のお客を相手しているという割には考え方が三流であり、一見普通に見える若い人が寿司を食べに来ても追い返しているのでしょう。

訪問してきた客が将来一流の人になる可能性を全く考えていないように思えます。

こういうサービスをしてあげているという考えのサービスは間違いなく一流ではありません。

なので、ただ高いからという理由で一流のサービスだとは思わず、一流のサービスの経験をしたいのであれば、相応のお金を支払えば普通の人にも一流のサービスを提供してくれる、そんなサービスを選ぶ必要があります。

一流のサービスをどう経験するか?

一流のサービスをどう経験するか?

一流のサービスはただ経験すればいいというわけではありません。

何も考えずにサービスを受けるだけだとただ贅沢するだけになってしまい、そこから何も学べなくなってしまいます

一流のサービスを受けると気分が良いことは確かですが、ただ気持ちのいいサービスだったで終わらせると、一流のサービスを経験したことを自分の仕事や人生に活かすことなくそこで終わってしまいます。

一流のサービスを経験する場合は、なぜこの値段なのか、なぜ一流なのか、この二点に着目して経験するべきだと思います。

一流のサービスはお客を満足させるために普通のサービスにはない様々なこだわりがあります。

「さすが一流」と言われるように細部まできちんとした仕事をします。

当然、細部までしっかりしたこだわりを持って仕事をするため、一流のサービスはコストがかかります。

そのコストを含めて利益を出さなければいけないので、一流のサービスは高価であることが多いのです。

このこだわりの部分にしっかりと注目して一流のサービスを受けると、そのサービスがなぜ一流なのかということが分かるのです。

そして、なぜ一流なのかが分かれば、それを自分の仕事にも活かせないかと考えてみましょう。

もし仕事に活かせる内容であれば自分の仕事にも積極的に活かしていくことで、自分自身が顧客に提供するサービスの質も一流に近づいていくのです。

これが一流のサービスの正しい経験のし方であると自分は思います。

一流のサービスは心のリフレッシュにもなる

一流のサービスは細部にこだわった丁寧なサービスであることが多いので、不快感なく、最高の気分が味わえます。

そのため、自分の心もリラックスでき、気分のリフレッシュにもなります。

通常のサービスでも気分転換になりますが、一流のサービスはより良い気分転換になります。


一流のサービスは、いつもは経験できない特別な空間を体験できるのもいいです。

特別な空間を体験することで、普段の嫌なことを忘れ、サービスを受けることに専念する。

それが通常のサービスよりもより良い気分のリフレッシュになるのです。

一流のサービスはお金持ちになる目的としても利用できる

お金を多く持っている人ほど一流のサービスにお金を使えるようになります。

一流のサービスはお金を持っていないと受けることが出来ません。

一流のサービスを受けるためにお金を貯めておいて、通常のサービスよりも多くお金を払い、一流のサービスを実際に受けることで普通では味わえないいい経験を味わうことが出来ます。

そして一流のサービス内容は満足度が高いため「またサービスを受けたい」と思うこともあると思います。

一流のサービスをまた受けたいという思いは、一流のサービスのためにお金を貯めるという明確なお金を貯める目的を持つことになるため、お金を貯めることへのモチベーションを高めることになります。


ただし、一流のサービスを頻繁に使うことは逆効果です。

一流のサービスを経験するというのは、単純にお金を無駄遣いのために推奨しているわけではありません。

ただお金の無駄遣いのために一流のサービスを経験することは、お金がなかなか貯まらなくなり、同時に自分の生活レベルを上げすぎてしまうことになるからです。

「自分自身も一流になることを目指す」という本来の目的とは違う方向に自分を変えてしまっては意味がないので、生活レベルは維持しつつ、たまに一流のサービスを受けることで、お金持ちに近づいていくためのモチベーションの向上させるという利用のし方がいいでしょう。

まとめ

今回は一流のサービスを経験することについてお話ししました。

一流のサービスはお金がかかりますが、自分が普段経験できないものを経験するという面で大きなメリットがあります。

一流のサービスを経験する場合は、サービス内容に注目し、なぜこれくらいの値段なのか、なぜ一流と呼ばれるのかを考えることで自分の今後の仕事や日常の過ごし方に活かしていくことが大切です。


また、一流のサービスを経験することで、普段めったに経験することが出来ない最高の気分になることが出来ます。

この普段経験できないことを経験するというのは、自分の心にも良い影響がありますし、人生において貴重な思い出となります。

経験できたらいいなと思いながら一生を終えるのと、実際に経験して一生を終えるのは大きく違うと思います。

前者は後悔が残りますが、後者は後悔が残りません。


一流の人間になりたければ一流のサービスを経験しろという言葉を聞いたことがある方もいると思いますが、これはただ一流のサービスを経験するのではなく、経験することで何かを学び取れということです。

一流の人間しか経験できないことを経験しておくことで、自分も一流になりたいという気持ちを自分に持たせるという意味が込められているわけです。

個人的には一流のサービスを経験したいのであれば、それなりの値段がする(一泊3万円以上の)ホテルに泊まってみることが良いと思います。

もちろんこの価格帯でも駄目なホテルもある(特に都心部は宿泊代が高価なので5万円以上のもっと高価なホテルがいいかもしれません)のですが、評判のいいホテルを探して、バーやレストランなども利用したりして、ホテルのサービスを最大限に利用して過ごしてみるといいでしょう。


一流のサービスはしっかりとした心構えで経験すれば、心をリフレッシュするだけではなく、学べることもあります。

お金はかかりますが、それに見合ったリターンもあるので、ぜひ後悔の無いように経験しておきたいものであります。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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