がんばらないけどあきらめない

広告 言葉の話

頑張り過ぎてはいけないが諦めてはいけない。諦めたらそこで試合は終了してしまうからである。

頑張らないけど諦めずにやる。

これは自分のモットーとなっている考え方です。

頑張ることも時には大切ですが、頑張りすぎてしまうと疲れてしまいます。

疲れてしまうと物事をきちんと判断できなくなったりして目的に向かってうまく進められなくなるのです。

ですので、頑張り過ぎてはいけない。

でも諦めてしまうと後悔が生まれるので諦めてはいけないということを今回はお話ししたいと思います。

頑張らないけど諦めずにやるということは一見矛盾している言葉のようだが?

「頑張らない」、「諦めない」、この2つの言葉は反対の意味の言葉のようで、「頑張らないけど諦めずにやる」というのは一見矛盾した言葉のように思えます。

しかし、この言葉は決して矛盾しているわけではありません。

頑張るというのは自分のモチベーションが高ければ出来ることですが、そのモチベーションを維持するのはなかなか困難であり、モチベーションを無理に保とうとすると、心に負荷がかかるんです。

マラソンでペースを上げるとそれだけ体力を消耗します。

自分に合っていないペースで走り続けると、ゴールまで体力が持ちません。

これと同じで、自分に合っていない頑張り方をすると、心の体力がどんどんなくなってしまうわけです。

こうなってしまっては頑張りたいときに頑張れず、途中で挫折して諦めてしまうことになりかねません。

ですので、自分に合ったレベルの頑張りで、一歩ずつ足を前に出していく。

そうすると、途中で何かが起きた時に対処する体力が残っていてうまく乗り越えられますし、諦めずに最後までやることが出来ます。

諦めてしまうとそこで終わり

諦めたらそこで試合終了ですよ

スラムダンクという漫画に安西先生という人が出てくるのですが、この人の言葉にこういうものがあります。

「あきらめたらそこで試合終了ですよ・・・?」

これはバスケの試合だけではなく、何かをやる場合全てに同じことが言えるものだと思います。

何か新しいことをやろうとした場合に、壁にぶつかりそこで投げ出して諦めてしまう。

諦めてしまうとそこから先には進むことが出来ません。

そこで自分の挑戦が終了してしまうわけです。


諦めずにそのまま進んでいれば新しいことへの断たれて挑戦で目的地までたどり着けていたかも知れない。

しかし、諦めるという判断をするだけでこの道は断たれてしまうことになるのです。

これは本当にもったいないことであり、諦めないという選択肢を取っていれば他の人よりも上に行けたかもしれない。

その可能性を断つのは自分以外の要因であればいいかもしれませんが、自分が勝手に出来ないと判断して諦めてしまうのは、後悔の元にもなりますし、何よりも自分自身が納得しない結果になります。

特に挑戦したことが年を取ってからでは出来ないことであれば、なおさらその後悔は大きくなることでしょう。

諦めることで一時的にスッキリすることもあるでしょうが、今はスッキリしても、「あの時諦めていなければ」と、挽回が出来ない時に思っても遅いのです。

なので、諦めるというのは本当に続けていることに対して成果が得られない時以外はやってはいけいないのです。

頑張らない、諦めないを両立するにはどうしたらいいか?

両立が難しそうな頑張らない、諦めないを両立するにはどうしたらいいでしょうか?

それは自分に決して無理をさせないことです。

自分に対してやることを義務化してはいけません。

「やらなくてはいけない」では楽しさがありません。

楽しさがなければ物事を続けるということが苦痛になってしまいます。

何かをやる楽しさを実感するには結果が出ることが一番いいのですが、そうではない場合は自分の好きなものを食べたりして、その日にやることが出来た自分をほめてあげる。

一日実行できた自分をしっかりほめてあげるのです。

そうすると、また次の日も同じように頑張れる。

また、心身が疲れているときは無理をせずに休む。

そして回復したらまた続ける。

こうすることで、心の体力をしっかり残した状態で頑張らない程度に続けることが出来、しかも諦めるという判断をせずに済みます。


諦めるという判断を下しやすくなるのは、疲れている時、モチベーションがこれ以上維持できない時です。

こうなることを防ぐには、無理をせずに常に心と体の余裕を確保しておくことが大切です。

挑戦することの労力が本業や普段の生活に影響することは良くありません。

挑戦するときに最初は自分に無理をしてでも頑張る人がいますが、それでは続けることは難しいでしょう。

挑戦することは短期間で結果が出るものではなく長期間で結果が出るものであり、マラソンを走るような状態です。

そんなマラソンを短距離走を走るような走り方で走ると、必ず息切れしてそこで走るのをやめてしまいます。

そうならないためにも、頑張らないことが大切なのです。

そして挑戦というマラソンを完走するには確実に一歩を踏み出すこと、つまり諦めないことが大切なのです。


頑張らないこと、諦めないこと、この2つは挑戦を長く続けるためのコツであり物事をやりきるためのコツでもあるため、必ず覚えておいて欲しいことでもあります。

どうか、頑張らない程度に物事を進め、諦めないで最後までやる。

この姿勢を目指してほしいと思います。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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