愚痴を他人に話してはいけない3つの理由

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愚痴を他人に話してはいけない3つの理由(愚痴を言っても自分の心が晴れないし、他人は人の愚痴を聞くとうんざりする)

何か不満があった時、愚痴を他人に言いたくなる人はいるのではないでしょうか?

しかし、愚痴を他人に話しても大抵の場合何も解決しません。

自分の不満を吐き出すことは大切ですが、その愚痴のもととなる問題を解決しなければまた愚痴を言いたくなってしまいます。

そして、愚痴を聞く側ですが、人の愚痴を聞いて気分が良くなる人はいません。

そのため、愚痴ばっかり言う人とは距離を取りたくなりますし、愚痴を聞くたびに「ああ、またか」とうんざりすることになります。

なので、愚痴を他人に対して話すことは極力避けて、出来ることなら絶対に話さない方がいいでしょう。

愚痴とは何か?

愚痴とは「言っても仕方のないことを言って嘆くこと」と辞書に書いてあります。

もっと一般的な表現にすると不平不満をこぼすことですが、独り言で不平不満をこぼすのも愚痴、人に不平不満を話すのも愚痴です。

不平不満をこぼすこと自体は悪いことではありません。

不平不満をこぼすことで心が少しスッキリするのであれば、一人で不平不満をこぼすことでスッキリすればいいのです。

つまり、自分一人で愚痴って他人に迷惑をかけないのであれば、それはそれで悪くはないことなのです。

問題は他人に愚痴を言ってしまうこと。

それが問題であるわけです。

愚痴を他人に話してはいけない理由① 他人に話しても解決しないから

自分の思っている不平や不満を他人に話して解決しようとする人もいるでしょう。

しかし、多くの場合、他人に話しても相手は相槌を打つだけで、あまり具体的な解決策は出てこない経験をした人が多いのではないでしょうか。

なぜなら、愚痴を言う人の不平不満はその人の問題であり、他人がそこに深く入り込んで話をしても責任を取ることが出来ないからです。

また、愚痴を他人に話すことが多いと、他人から見て愚痴を言う人はあまり魅力的に映りません。

「ああ、またか」となってしまいます。

その結果、距離を置きたくなる人も出てくる可能性があります。

愚痴を親身に聞いてくれる人もいますが、その人がアドバイスをしても「アドバイスは求めていない」などとは絶対に言わないことです。

その人はあなたのことを真剣に考えたうえでのアドバイスをしただけなので、こちらも真剣に受け止めましょう。


個人的に愚痴を他人に話すことは他人に失礼を働くのと同じくらいのレベルでやばいことだと思っています。

他人に愚痴を話しても、相槌を打ってくれる人はいるかもしれませんが、問題解決につながることはありません。

それどころか、相手を不快にさせることは確実であり、相手にストレスを与えて心を疲れさせるので、絶対に愚痴を他人に話してはいけません。

もし何か他人に話して問題解決をしたいのであれば、愚痴などで脚色せず、事実を伝えて、「こんな状況だけどどうしたらいいか」ということを相手に伝えると良いでしょう。

愚痴を他人に話してはいけない理由② 他人の時間を奪うことになるから

相手が知人や友人であっても、愚痴というのは正直他人から聞いても正直どうでもいいことです。

そのため、あまり他人は興味を持って聞いてくれることはないでしょう。

どうでもいい話を他人に話すことは、他人の時間を奪います

例え、一見暇に見えたりする人や、いつも仲良くしてくれる人に対してであっても、愚痴を聞く時間というのはその人にとって無駄な時間なのです。

長々と愚痴を聞かされると嫌にもなってきます。

聞く側にとってメリットがなく、ただ無駄な時間を過ごすだけです。

相手の時間を奪うことの無いように他人に愚痴を話さないようにしましょう。

そもそも、他人に対してどうしても話を聞いてほしければ相談をするべきです。

もちろん、その場合も貴重な時間を使ってあなたに付き合っているため、相談をしてくれた人に対してもお礼の気持ちなどは忘れないようにしましょう(お礼に食事や飲み物を奢るといいかもしれません)。

愚痴を他人に話してはいけない理由③ 自分自身もその愚痴を聞いてしまっている

他人に愚痴を話す時、他人以上にその愚痴を聞いている人がいます。

それは愚痴を話す人自身です。

自分が発する言葉は自分自身が一番聞いています

不平や不満を人に話すことでスッキリすることは短期的にあるかもしれませんが、長期的に見るとまた同じような不満が出て来てしまうのです。

そしてそれを人に話し、自分自身もそのネガティブな言葉を聞いている。

これでは根本的な解決にはなりません。

なので、不平不満があっても人にだらだらと話すのではなく、自分自身でその原因を探して解決していくか、他人に相談して解決策を探さなければなりません。

そうしないと、愚痴の元となる不平や不満はいつまでも沸き続けます。

そして、愚痴を他人に話して一時的にすっきりしてもまた後でモヤモヤしてきます。

そして、愚痴となる元になる不平や不満を抱えることで、自分自身にもストレスを与えることになります。

一番重要なことは愚痴を話すより問題解決すること

不平不満を持たない人はほとんどいないと思います。

しかし、不平や不満を愚痴として他人に話しても、何の問題解決にもならないことは先述した通りです。

不平不満に対して問題解決をしないといつまでも沸いてきます。

環境に不満があるのであればその環境から離れること、特定の人に不満があるのであればその人と距離を取るか、うまく付き合っていく方法を探すことが解決方法の一つとなります。

自分から行動せずに周りを変えようとしても難しいです。

なので、不平や不満に対しては自分から行動して問題を解決することによって根本から原因をなくしていくことが大切です。

自分から行動ができない人は不平や不満を周りや他人に押し付け、嫌われます。

愚痴を他人に話しても何も変わらないことはしっかりと抑えておきましょう。

不平や不満を持っている人同士で話すと一見盛り上がるように見えるかもしれませんが、所詮は傷の舐め合いです。

根本的な解決にはならず、むしろ自分の他責思考が強まり、余計に愚痴のもとが増えることになりかねないので、愚痴の言い合いもしないように気を付けてください。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

※本記事は写真ACの画像を使用させていただきました。

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