知識は学ぶだけではだめ。使うことで本当の知識となり、自分の身につく。

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知識は学ぶだけではだめ。使うことで本当の知識となり、自分の身につく。

本を読んだり動画の講義を視聴したりすることで、何かを学ぶことはあると思います。

何かを学んだあとは「ふ~ん」で終わる人と、実際に学んだことをやって確かめる人の2タイプの人に分かれます。

何もせずに、何も行動せずに終わる人は次第に学んだことを忘れていってしまいます。

学んだことを完全に忘れてしまったら、最初からないも学ばなかったことと変わりません。

知識は学ぶだけではだめ、実際に使うことで本当の知識として自分の頭に残るのです。

ロールプレイングゲームで「武器は買うだけではだめ、装備することで意味がある」という言葉がありますが、勉強で得た知識についても同じことが言えるのです。

武器は買うだけではだめ、装備しなければ意味がないんだ

少しロールプレイングゲームの言葉と比較しながらお話をしていきましょう。

本や動画の講義などから学んだ知識は、武器や防具を買っているのと同じです。

しかし、ただ買うだけでは持ち物のお荷物となってしまい、能力を上げてくれません。

武器や防具を使うためには装備をすること。

そして、装備をした武器を使ってモンスターを倒して初めて戦闘の能力が上がったことを実感する。


これは、何かを学んで得た知識も同じだと思うのです(厳密には身に付けないと失われていくという点で異なりますが、ここは後でお話しします)。

何かを学んだ知識は学んでそのままにしておくだけではだめ。

実際にその知識を使って知識のアウトプットをすることで、初めて本当の知識として使っていけるようになります。

知識を使うことが知識を装備すること。

ロールプレイングゲームでは武器屋のおやじから「武器は買うだけではだめだ。装備をしなければ意味がないぜ」とか言われることがありますが、知識も同じことが言えます。

知識を学んで頭に入れるだけではだめです。

知識を頭に入れるだけでは体が覚えてくれません。

知識を使うことで、初めて体が覚えてくれるわけです。

武器屋のオヤジ風に言うとこんな感じでしょうか?

「知識はただ学んで頭に入れるだけではだめだ。実際に使って自分の身に付けないと何も意味がないぜ」

知識を使うことはその知識を持って行動すること

知識を使うことはその知識を持って行動すること

知識を使うためには何か行動を起こさなければなりません。

プログラムを学んだのであれば、実際にコードを書いて動くプログラムを作ることが重要になります。

それ以外の知識でも、他の人に自分が学んだ知識を教えたり、実際に自分の力で何か課題を取り組んで、そこで学んだ知識を使っていく。

そうすることで、知識は本当の知識として頭に残り、自分のスキルのベースとなり、自分の身についていくのです。


ただ、この学んだ知識を使うという行動が簡単そうでありながらなかなか難しい。

最初に行動を起こそうと考えるところまでは多くの人が到達できると思います。

でも実際に行動のための一歩を踏み出せる人はそこまで多くありません。

知識を使うために何をしたらいいか分からない。

本当にうまくいくか分からないし、そもそも行動するという一歩を踏み出す勇気がない。

そのため、多くの人は学んだ知識を自分の身に付けるために行動しようと考えても、先延ばしをしたり、面倒だと考えて何も行動しないという選択を取ります

知識というのは学んで頭の中に入った状態から何もしなければ、どんどん頭の中から消えていってしまいます。

そして、知識を使う段階になって「なんだっけ?」となったら、また学び直さなければなりません。

知識を学んだ時から時間が経ってから行動しようとしても効率が良くないのです。

知識を学んだらすぐに行動をして、自分の体に覚えさせる。

そうしないと、知識を学んでもあまり大きな効果が期待できないのです。

ただ知識を学んだだけでは、自分の本当の知識となりません。


何かを学んで得た知識を、実際に使うという行動をせずに忘れてしまったら、何も学んでいないのと同じです。

せっかくいい知識を学ぶことが出来たのに、行動をしなかったせいで忘れてしまったのであれば、学んだことが何にも活かされない。

これは正直言って何も学んでいないのと同じことであり、ただの時間の無駄であるという言葉以外何もないです。

学んだ知識はすぐに行動して自分の身に定着させること

学んだ知識はすぐに行動して自分の身に定着させること

せっかく学んだ知識を行動することで身に付けることを後回しにして、学んだ知識が忘れられていく。

こんなにもったいないことはありません。

「今日やる気がないから明日にしよう」

そんなことを言う人は明日が来ても同じことを言います。

そして、同じことを言い続けて気が付けば結構時間が経って年だけを重ねていってしまっている。

つまり、「明日やろうはばかやろう」なのです。


「今は本気を出す時ではない」と言って仕事や勉強をいい加減にやる人がいますが、そんな人はいつ本気を出す時がやってくると思っているのでしょうか?

実際に「じゃあ、いつ本気を出す時が来るの?」と質問してもまともな答えは返ってこないと思います。

何か言い訳がましい答えが返ってくることは想像に難くありません。

この手のタイプの人は、同じことをずっと言い続けて気付いた時には何も本気を出さずに老人になってしまい、本気を出せなくなってしまっているというケースが多いと思うのです。

こういう先延ばしにしようとするために「明日にしよう」とか、「今は本気を出す時ではない」とか言ってしまう人は、行動する勇気がない自分に言い訳をしているだけだと思うんです。

この先延ばしをする時間というのは本当にもったいなく、もっと1日、1時間、1分、1秒という時間の貴重さを理解した方がいいです。


学んだ知識を活かすために行動に移せる人は、何も言い訳なんかせずにさっとやる。

しかも行動が早いのです。

学んだ知識を行動によって本当の意味で自分の身に付けようとする場合も同じですね。

自分に都合の言い訳をして先延ばしにしてはいけません

自分に鞭を打ってでもすぐに行動する。

知識を学んだあとは、すぐに行動するのが一番自分の身につきやすいのです。

少しでも遅れると、学んだ知識が完全なものではなくなり、忘れている部分が出てくる。

知識を学ぶためにノートにメモをしたりしていても、ノートの取り方が悪いと見返しても分からないということもある。

だから、学んでしばらくして行動することは、忘れている部分を確認して行動することになるため、あまり好ましい方法ではないのです。

これが、学んだ知識を活かそうとする場合に学んですぐに行動するのが一番いい理由となります。


学んだ知識が人生にとって大したことがない場合はそこまですぐに行動しなくても人生にあまり影響しないでしょう。

しかし、もし学んだ知識が人生にとって大切であるならば、話は変わってきます。

すぐに行動できるか、行動が出来ないかの差が、その後の人生に大きく影響することになります。

知識が身についているかどうかが人生の大きな差となるのであれば、なるべく知識が身についた状態であることが好ましい。

だから、知識を学んだ後の行動をするということを決して甘く見ることなく、特に重要な知識を学んだ場合はすぐにでも行動することを習慣づけたほうがいいです。

せっかくいい知識を学んだとしても行動しないと先に進めません。

むしろ学んだ知識を忘れるという後退が起きてしまいます。


行動しろと言われても具体的に何をするか分からない方も多いかと思います。

そんな時のおすすめは、何かに書き出してそれが正しいかを確認することですが、仕事や副業などの普段の自分の行動に学んだ知識を取り入れていくこともかなり有効な行動となります。

ですので、学んだ知識で特に重要な知識であると思った場合は、ブログやノートに書き出して自分が学んだ知識を確かめる、普段の生活や仕事に取り入れて、それで自分の知識を身に付けて本物にしていく。

この繰り返しで、他の知識を学んでも何も行動しない人と大きく差をつけることが出来ます。

豊かな人生を送りたいのであれば、知識を学んだらすぐに行動することを繰り返して、その知識を本物の知識として積み上げていきましょう。

知識は学ぶだけではだめです。

行動して身に付けることで本当の知識として活用できるようになります。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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