お金を貯めるためにやってはいけないこと 6.カードローン

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お金を貯めるためにやってはいけない10のこと 6.カードローン

カードローンを借金だと思っていない人がいますが、カードローンは立派な借金です。

利息もそれなりにかかるので、お金を貯めたければ決して手を出してはいけません。

今回はこのことについて解説した記事となります。

カードローンとは借金の一種である

カードローンは消費者金融や銀行のキャッシュカードに付いている機能の一つで、簡単に言うと借金の一つとなります。

例えば、パソコンなどの高額な買い物をした時、「カードローンの支払いで」と言って、持ち合わせのお金がなくてもローンを組んで支払いをすることが出来ます。

利用限度額が決まっていますが、その範囲内だと自由に借り入れや返済が出来ます。

銀行の口座では、家賃やクレジットカードの利用額の引き落としの際に残高がマイナスになると自動融資を行い、不足分をカードローンの借り入れで立て替えてくれるものもあります。

いつでも返済できるというのはいいのですが(利息を抑えるためにお金が準備できたら一度に返済できるので)、いつでも借り入れができる点は消費者金融と同じで注意が必要です。

カードローンの利率について

カードローンの利率は消費者金融の利率と同じで、割とえげつない利率となっています。

毎月の最低の返済額だけだと利息分の支払いの割合が多く、なかなか元本が減りません

返せるときにさっさと返さないと損をするのです。

元本が減らないような返済をすると、下手をすると元本の2倍のお金を支払っていたということにもなりかねません。

年利は14~18%とか、消費者金融と同じくらいの利率になっていることが多いので、本当に注意が必要です。

また、利息は日割りで計算されます。

利息を支払いたくない場合は返済出来る金額の目処がついたときに、一日でも早く返済を行う必要があります。


そもそもカードローンを使わないというのが理想ですが、銀行口座にお金を入れ忘れて引き落としの時に引き落とせずに延滞金を支払うよりは、引き落とせなかった分を融資してくれるのは一見ありがたいことのように思えます。

ただ、この場合も銀行口座にお金を入れたその日に返済の手続きをATMや窓口で行うことをお勧めします。

場合によっては延滞金よりも利子が少なくて済みますが、そもそもそういう状況を作らないのが一番いいのです。

カードローンを使わないためには

カードローンを使わないためにする対策として、そもそもカードローンの枠を作らないというものがあります。

銀行口座開設にオプションとしてカードローンを付けられるようになっている場合は、口座開設の際にキャッシュカードにカードローンを付けないようにしましょう。

消費者金融のカードはそもそも持つ必要がないので、持たないという選択をしましょう。


それ以前に一番大切なことは、「ご利用は計画的に」です。

銀行口座の残高と口座引き落とし日は常にチェックをしておき、口座の残高に余裕を持つようにしておくと、そもそもカードローンを使う必要がありませんし、口座引き落とし日に引き落とせなかったということも発生しないはずです。

また、お金を使う場合も、口座の残高のうちどこまで使うということをまず決めておき、その範囲内でやりくりすればいいです。

予想外の支出にも対応できるように、貯金をする習慣を持つようにしましょう。

予想外の支出でカードローンなどを使う羽目になるのは、計画が甘いと思います。

前回のお金を借りることと同じですが、カードローンも消費者金融などからお金を借りることと全く一緒です。

これはしっかり認識しておきましょう。

カードローンで支払う癖がついてしまったら、利息の分だけあなたが自由に使えるお金も減ってしまいます。

大きな買い物をする際は、お金に余裕がある状態まで貯金を行ったうえで行うようにしましょう。

まとめ

今回はカードローンについて説明をしました。

カードローンは利率が消費者金融からの借り入れと同じくらい高いので、気軽に使っていいものではありません。

他の借金と同じく身を滅ぼす可能性もあります。

もし自動融資でカードローンを利用してしまった場合は、返済可能なお金が準備出来た時点で、一括で返済してしまいましょう。

銀行の口座開設でカードローンを付けないこと、消費者金融のカードを持たないこと、これらを守ればカードローンを利用してしまうことを防げます。


買い物は現在利用できるお金の範囲内で行うのが鉄則なので、欲しいものがある場合は生活費や固定費を抑えて、必要なお金+不測の際に必要なお金を貯めた状態で購入することをお勧めします。

そうすれば、借金やカードローンとは無縁の生活が送れるはずです。

今回の話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事のイラストはフォトACの画像を使用しています。

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