お金は汚いものか?

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お金は本当に汚いものなのか?卑しい、悪いことをしているからお金を持っているとは限らない。

お金について話すと、卑しい、汚い、何か悪いことでお金を稼いでいる、そんな風に見られることがあります。

しかし、本当にお金は卑しくて汚いものなのでしょうか?

そもそもお金は卑しい、汚いとは一体どこで聞いたものなのでしょうか?

「お金は汚い」、「卑しい」というのが本当は嘘だったら?

今回はお金とはどんなものかを述べて、お金に関する正しい知識を持ってもらうための記事を書いています。

お金は卑しい、汚いという風潮という風潮

「お金に興味がある」と言うと、「あいつは卑しい」、「あいつは汚い」と言われる風潮が日本にはあります。

学校でお金について勉強させず、マスコミはお金についての不正な事件を取り上げ、お金に関する認識を悪く伝えている状況です。

ほとんどの人がそれを疑わずに信じるわけですが、その中の一部が疑いを持ち、お金について自主的に勉強し、マネーリテラシーを身に着けていくのが今の世の中です。

「お金は汚い」というのは、本当のことを教えると格差がなくなって今まで通り富裕層が美味しい思いが出来なくなってしまうので、多くの人に「お金は汚い」と思わせることで、中流層や下流層を増やす狙いがあるかのように思えます。

ですので、「お金は汚い」となるべく多くの人に思ってもらえた方が都合がいい。

「お金は汚い」と考えるのは日本人の美徳のようにも思えますが、それが自分をお金持ちにするという発想から遠ざけてしまい、お金を稼ぐことへの足かせとなっているような気がしてなりません。

お金とは本来はどんなものか?

ではお金が汚いものでないとしたら一体何なのでしょうか?

お金を持つと、確かに心が汚れ、性格が変わる人がいます。

ただ、それはお金のせいではありません。

お金を持つもののマインドが悪いだけです。

ズルをしてお金を稼ぐのと正当な方法でお金を稼ぐのとではお金に対しての印象が変わります。

ズルをしてお金を稼いだものはそれなりのお金の使われ方になるものです。

しかし、正当な方法でお金を稼ぐと、正当な方法でお金を稼ぐようになります。

正当な方法で稼いだお金は別に汚くもないし、正当な方法でお金を稼ぐことは卑しくも汚くもないのです。


お金は労働や物に対する価値を共通化したものと考えるといいかもしれません。

あるいはただの数値とも言えます。

それ以上でもそれ以下でもないと思います。

物を買う時に用いるものがお金で、働いたり、投資の見返り(配当や評価益)として受け取るのがお金なのです。

やましいことをしなければお金は健全なものなのです。

そういう意味ではお金は中立ともいえると思います。


お金を持つことと社会的地位は関係がありますが、それは牛を多く持つ農家と牛をあまり多く持たない農家のようなものです。

お金を汚いものと言ってしまうと、例えに出した牛も汚いということになります。

牛に対して「卑しい」だの「汚い」だの言う人はいませんよね?


お金を持つことは権力につながりますので、確かにお金を持つことで自分に酔いしれて人が変わる人はいます。

しかし、それはそのお金を持つだけの器が備わっていないからです。

お金を持つだけの器がないと、権力を持ったとしてもそれは偽りの権力であり、お金を使い切った時に地獄を見ます。

正しいマネーリテラシーを身に付け、お金を持つ器を大きくすると、お金に酔いしれることもなくなります。

お金とは正しい考え方で向き合おう

お金に対して卑しい、汚いという感情や考えを持ってしまうと、お金に好かれないというのが自分の考えです。

お金について正しく理解しないので、お金は汚くなり、持つ者の心を汚してしまうのです。


本当のお金持ちが意外に質素な暮らしをしているのは、お金の本質を分かっているからです。

一夜で大金を手にしたような成金は、お金の本質を理解しないまま大金を持ってしまったので、権力を持ったと勘違いし、無駄遣いをします。

お金を見栄の道具として使ったりしてしまうので、いずれお金が手元に残らなくなってしまいます。

宝くじの当せん者や努力せずにビジネスに成功した者にこのタイプが多いですね。


でも、本当はお金ってそんなものではないのです。

お金は自分の仕事の能力や資産価値を表すものであって、汚いとかそういうものではないのです。

多くの人が思っていることが正しいとは限りません。

マネーリテラシーを身に着け、自分で稼ぐ(仕事以外のいわゆる副業というもので)ことをしてみると、お金がどんなものか分かってきます。

お金を稼ぐことも、健全な方法であれば卑しいことでも汚いものでもありません。


「お金は汚い」というのは、そう思わせる意図が何処かにあると思います。

それに気づき、考えを変えたものが、最終的にお金に好かれて豊かな生活を送れるようになると思います。


まずはお金に対して「汚い」という考えを捨ててみましょう。

それが、今の状況を変える一歩となります。

お金に対していい意味で執着し、お金について勉強し、マネーリテラシーを身に着けて、勉強したことを実生活でアウトプットしていきましょう。

そうすると状況は変わっていくでしょう。

努力して得たお金は裏切りませんし、変な使い方をしようとも思わないはずです。

本当のお金持ちを目指したいのであれば、努力して自分の器を広げて心をしっかり持つようにしましょう。

今回の話は以上となります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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