環境が合わないというのは体に何かの形でサインが出る。特に体調が悪くなることが多い。

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環境が合わないというのは体に何かの形でサインが出る。特に心や体の不調になることが多い。

以前の記事では土地が合わないという話題についてお話ししました。

今回は環境が合わない・・・つまり住んでいるところの環境だけではなく、職場環境が合わないという点についても注目してお話ししてみたいと思います。

今いる職場環境が合わない・・・なんとなくそう思う人も多いと思います。

勤務先の環境が合わない、住んでいるところの環境が合わない.。

主にこの2つが環境が合わないと思う理由となるのですが、この感覚的なものも重要ではあるものの、もっと重要なこともあります。

今回は、ただ環境が合わないと思うことに加え、もっと重要なサインがあることについてお話しします。

環境が合わないと思うこともサインの一つ

「今住んでいる環境が合わないな」、「今働いている職場の環境が合わないな」、そう考えることがあります。

こう考えてしまうのも一つのサインです。

ただ、こう考えるだけだとそこまで状況は深刻化していません。

環境が合わないと考えている時点でその環境から抜け出すことを考えて行動してもいいのですが、異動届や転職を行う場合に「根性がない」と思う人もまだ多い状況でもあり、「少し環境が合わないからと言って変えたいというのは甘え」、「もう少し頑張ってみたら?」と返され、まともに取り合ってもらえないこともあります。

しかし、「環境が合わない」と考えながらそこに住み続ける、その職場で働き続けるというのは、後になってより大きな問題を引き起こしてしまうことにもなるわけです。

ですので、「環境が合わない」と思った時点で、何かしら行動を起こすことを考え、どんな行動を起こすかを少し考えておいた方がいいでしょう。

環境が合わないと体に出るサイン

環境が合わないと出るサイン

環境が合わないと体に出るサインはいくつかあります。


まずは食事がおいしくないことです。

食事がおいしい、おいしくないというのは自分のストレスにかなり影響しています。

食事がおいしくないと、食事の時ですらストレスになってしまいます。

関西風のうどんのだしに慣れている人が関東のうどんのだしを飲むと美味しくない思うことがあるのですが、そういう地域の相性もあります。

また、普段は食事がおいしいのに突然食事がおいしくなくなったという場合、これは食事は合っていますが、別の理由が絡んでいますので注意が必要です。


次に体調不良が良く起こることです。

年に1回くらい体調を崩すのは普通なので、そこまで心配はいりません。

しかし年に3回以上体調を崩すようであれば、環境が合っていないのかもしれません。

そして体調を崩しても、市販の薬を飲んで安静にしても治らず悪化する、病院の薬を飲んでもなかなか治らない、そんな状況であれば環境が合わないことを疑った方がいいかもしれません。

自分も関東に住んでいて東京に働きに出ていたころ、年に3回くらい体調を崩していました。

特に3年目は最悪で、案件参画の日に体調不良になってしまい、参画が遅れたというのが2回続けて起きてしまいました。

この体調不良は食事が合わないことやバランスの悪い食事をしていることも関係しますが、環境が合わないことによるストレスでそうなっていることもあるため、特に問題のない食事にしているのに体調不良とかよく起こる場合は仕事の環境が合っていない、住んでいる環境が合っていないのいずれかに該当していることがあります。

自分が何に対してストレスを感じているか、少し振り返ってみてはいかがでしょうか?


3つ目は心の病気にかかることです。

のどや胸がつっかえたような感じがする、気持ちが落ち込んでしまい辛い。

勝手に涙が出てくる、食事がおいしくなく食欲もない、吐き気がする・・・ここまでくるとストレスでかなり精神的に参っている状態なので一度精神科やメンタルクリニックで見てもらった方がいいでしょう。

薬を処方してもらうかもしれませんが、その薬を飲んでそのまま同じ環境で過ごしても根本的な原因は解決しないので、何かの拍子で再発してしまう可能性があります。


精神的な要因で不調が出るのは体からの最終通告のサインです。

「これ以上ここに居たら大変なことになるぞ」と体が言っているわけです。

実際に心がぼろぼろの状態であり、これ以上無理が出来ない状況になっています。

ここまで来たら下手をすると完治せずに、長い間精神科のお世話にならなければいけなくなります。

自分もこの状況になってしまい、薬を断とうとしてもうまくいかず、結局メンタルクリニックに何年も通い続けるという状況になっています。

精神的な不調になると元に戻れなくなる可能性がありますので、体調不良になることが多い時点で職場に相談する、転職するなどの方法で、環境を変えたほうがいいと思います。

もちろん、精神的な不調が出た場合はすぐに環境を変えることを考えなければなりません。

環境が合わないことで出た体のサインは決して見逃さないこと

環境が合わないことで出た体のサインは決して見逃さないこと

前節で環境が合わないことで出る体のサインを3つお話ししましたが、これは自分が実際にすべて体験したことです。

特にモラハラ、パワハラがあることやピリピリした職場環境だと精神を消耗しやすいです。

それに加えて通勤時の満員電車に終電帰りが頻発するようであれば、結構簡単に心と体はボロボロになってしまうのです。

このことに対して「根性がない」、「甘えだ」という人がいますが、そういう人間はただのクズであり、聞く耳を持つ必要はありません。


特に3つ目のサインの精神的に病んでしまうところまで行くと命にかかわることがあります。

「うつは心の風邪」と思う人もいますが、決してこの言葉は正しいとは思いません。

風邪は2、3日安静にしていれば治って普通に仕事ができるようになります。

しかしうつは治療に長期間が必要であったり、完治せずに同じようなことが起きると再発するため、一生付き合っていかなければならない可能性がある心の病です。

うつは風邪よりもはるかに深刻な心の病であるわけです。

「うつは心の風邪」で済むのであれば駅のホームから身投げする人や自ら命を絶ってしまう人を説明することが出来ません。

風邪をこじらせる人は確かにいるのですが、うつになってしまい命を失う人に比べると、風邪をこじらせて命を失う人の割合はかなり少ないです。

なので、「うつは心の風邪」はうつを甘く見すぎており、心の病に関して何も理解していない人の言葉であると思います。


心の病まで行くと取り返しのつかないことになります。

なので、食事がおいしく感じられなくなった、体調不良が良く起こるようになったというサインが出た時点で、環境を変えることを考えて手を打つ方がいいでしょう。


土地の環境が合わないのであれば引っ越しを考える

職場の環境が合わないのであれば異動や転職を考える


行動することでとにかく余計なストレスを体に与えずに過ごす環境に身を置くべきだと思います。

周りの環境というものは基本的に自分が何か行動を起こさない限り変わるものではありません。

また、自分がいる環境そのものを変えようとしても一人の力であれば難しいです。

ですので、今いる環境が合わないと思ったら今の環境から離れて別の環境に移ることで環境を変える。

こうするしかありません。


どうか、自分がいる環境が合わないのに無理をして我慢することがないように、体が悲鳴を上げる前に自分がいる環境を変えることをしっかり行ってほしいと思います。

合わない環境にそのまま身を置いても何も解決しませんし、心が病むという最悪のことになる可能性があります。

そうなる前に何とかする。

合わない環境から離れることは逃げでも甘えでもありません。

もちろん根性がないわけではありません。

正当な判断であるため「逃げるのはみっともない」と絶対に思わず、きちんと自分の心と体と向き合って判断してください。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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