110パーセントの仕事とはどんなものだろう?
タイトルを見てそう考えた方もいると思います。
110パーセントとは自分が背伸びして届く範囲のことです。
なぜこの背伸びして届くくらいの仕事をするのがいいのかを、この記事では説明します。
この記事では以下のことが書かれています。
110パーセントの仕事は自分の実力よりも少し上の仕事のこと
120パーセントの仕事はハードルが高すぎる
110パーセントの仕事を達成するために人に聞いたり調べてもいいが、難しいところは自分で乗り越えること
110パーセントの仕事とは?
110パーセントの仕事とは自分が背伸びすれば届きそうな仕事。
つまり、自分の実力よりも少し上の仕事をすることを指します。
110パーセントの仕事をやり続ければそれだけ多く成長することが出来、次の110パーセントの仕事に挑戦することが出来ます。
負担を体力の限界の110パーセントにするということではない
110パーセントの仕事は、仕事の負担を自分の体力の限界の110パーセントにするということではありません。
自分の体力の限界の100パーセントの仕事をするとかなり体とメンタルを消耗しますし、それ以上増やしてしまうと体と心が悲鳴を上げるようになってしまいます。
体力の限界の110パーセントの仕事は絶対にやってはいけません。
仕事の負担は自分の体力の限界の90パーセント以内に抑えておきましょう。
これくらいが手を抜かずに仕事をしても心に余裕があるので、一定の品質をキープすることが出来ます。
逆に負担を軽すぎたりするのも問題で、体力の限界の70パーセントくらいだと精神的、身体的に余裕が出来過ぎて、物足りなくなったり怠けたりする原因となります。
110パーセントの仕事というのはあくまでも自分の実力の110パーセントの仕事であり、自分の仕事の負担を体力の限界の110パーセントにすることとは異なるので、この点を理解していただきたいと思います。
なぜ110パーセントをすすめるのか
自分の実力の100パーセントの仕事をすると経験はつきますが、自分の実力でやれる範囲のことしかやっていないので、大きな成長につながらないと思います。
例えば、受験勉強で同じレベルの問題ばかりを解いても学力の向上にはつながりません。
学力を向上させるためには応用が試される少し上のランクの問題に挑戦する必要があります。
仕事も同じで、やれる範囲の仕事をやっていても途中で伸び悩み、なかなか成長につなげていくことが出来なくなります。
自分の実力より少し上の仕事をすることで、そこに思考や工夫のプロセスが生じます。
このプロセスを乗り越えることで、物事の着眼点や考え方、作業の効率などの改善につなげていくことが出来ます。
では、自分の実力の120パーセントの仕事はどうかというと、自分の実力の120パーセントの仕事は背伸びしても届かないのです。
おそらくそれでも乗り越えていける人もいると思います。
しかし、ハードルが高すぎて途中で無理と感じて諦めてしまう人も出てしまいそうです。
なので、120パーセントはハードルとしては高すぎる、110パーセントが成長させていくのにちょうどいいハードルの高さだと思っています。
だから自分は110パーセントの仕事をすることをすすめます。
110パーセントの仕事をする上で意識したい3つのこと
110パーセントの仕事をする上で意識したいこともあります。
まずは言うまでもなくベストを尽くすことです。
100パーセントの実力では届かないので、110パーセントの仕事はベストを尽くさないと届きません。
手を抜いて届くものではないのです。
次に、出来る人に相談するのは悪ではないということです。
出来る人に仕事を丸投げをするのは絶対にNGですが、ヒントや助言を聞き、仕事にアウトプットすることはとても大事なことです。
アウトプットすることで本当の自分の実力となり、次回以降に活かしていくことが出来るのです。
3つめに、110パーセントの仕事の一番難しい部分は人にやらせるのではなく、自分がやるということです。
先ほど、他人に聞いてもいいということをお話ししましたが、110パーセントの仕事の一番難しい部分は自分の実力ではどうにもならないこともあるので、調べたり他人に聞いたりして、ヒントや助言を得る必要があります。
このヒントや助言で自分の実力に下駄をはかせておけば、手を伸ばして届くはずです。
最後は自分で手を伸ばして110パーセントの領域に手を届かせて、仕事の達成を自分のものにしましょう。
まとめ
仕事の実力というのは、受ける仕事の難易度を少しずつ上げながら、それに対応していくことで伸びていくものです。
100パーセントの仕事はどこかで成長が止まってしまうので、110パーセントの仕事を受けて仕事を達成し、成長していくことを心がけましょう。
成長を急いで120パーセント以上の仕事をあまり受けない方がいいです。
かなり心身的にもきつくなってくるので、欲張ってはいけません。
ちょうどいいバランスの110パーセントの仕事を選びましょう。
今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
※本記事は写真ACの画像を使用させていただきました。
次の記事
前の記事