大人になって、社会人になって自分のやりたいことを見失った人、こうなりたいという夢を忘れてしまった人、世の中にはこういう人がいると思います。
子供の頃には夢が確かにあったのに今は夢が全くない・・・。
もし何も夢がなければ、その後の人生が何も目的がなく、つまらないものになってしまいます。
自分の夢をきちんと語れる人。
そして、その夢に向かって努力していける人、そんな人になることが出来れば、人生もモノクロからカラーになるように変わっていきます。
なので、夢がない状態にある人は出来るだけ早くその状態から脱出し、自分の夢をきちんと見つけ、人生をうまく過ごしていけるように改善していくのが望ましいです。
では、早速夢を見つけるためにやるべき7つのことをお話ししていきます。
目次
1.日の出を見る
元旦になると、山に登って日の出を見る人がいます。
でも、夢を見つけるために日の出を見るのは別に元旦でなくても構いません。
イメージしてみてください。
夜が明けて次第に明るくなっていき、水平線から太陽が昇ってくる。
10分以上かけてゆっくりと日が昇ってくる。
日の出を見ると感動したり、心が動いたりしないでしょうか?
自分は日の出を見ると、その1日との出会いを強く実感します。
そして、日の出というのは1日の始まりを告げるポジティブなものであり、日の出を見るとポジティブな気持ちで満たされるようになります。
冷え切った自分の心を温めてくれるもの。
それが日の出であるわけです。
これから一日何をやろうかな?
どんな一日を過ごそうか、そんなことを考えることが出来、1日だけでもどうしたいかということを思い浮かべることが出来ます。
そして、これが自分の夢を見つけるための最初のきっかけとなります。
2.自分の好きな匂いを見つける
皆さんは今まで生きてきた人生で様々な匂いを嗅いできたはずです。
その中で自分が好きな匂いもあるし、自分の嫌いな匂いもある。
注目して欲しいのが自分の好きな匂いです。
自分の好きな匂いの中に自分が何が好きかというヒントがあります。
そして、それは夢を見つけるヒントでもある。
思い出してみてください。
自分の好きな料理の匂いはどんなものだったでしょうか?
自分が行ったことがある場所で見つけた好きな匂いは何だったでしょうか?
このように自分の好きな匂いを思い出すこと、またはいろんな場所に行ったり、料理を食べたりして好きな匂いを見つけること。
これが自分の夢を見つける手掛かりとなるのです。
3.生活に「初めて」を取り入れる
生活に何か新しいものを取り入れること。
これも自分の人生で夢を見つけるために大切なことです。
何か「初めて」を取り入れることで人生はマンネリ化したものではなく、スパイスが聞いた香りがあって、ピリッとした刺激的なものになります。
スパイスを使った料理を食べても飽きにくいのと同じように、スパイスの効いた人生を過ごすのは飽きにくい。
自分も40歳を過ぎたあたりから毎年「初めて」を取り入れています。
その結果、1年が過ぎるのはあっという間ということではなく、しっかりと1年を楽しめています。
このように「初めて」を取り入れてみると、刺激のある人生を送ることになるため、自然と「あれがしたい」、「これがしたい」というものが出てくるのではないでしょうか?
4.興味を持ったことを一歩深める
自分の興味を持ったことをそのまま放っておくと興味が次第に薄れてしまい、興味が最終的になくなってしまいます。
なので、その前に興味を持ったことに対し、一歩踏み出し、興味を持ったことを少し深く知ってみるのです。
そうすると、自分が興味を持ったことをもっと深く知りたいという思いが湧いてきて、興味を持ったことに集中したくなります。
興味を持ったことを一歩深めることを繰り返すと、それはもう限りなく自分の人生にとって必要なものに近いものになります。
この経験から、自分の夢を見つける手掛かりをつかめるかもしれません。
なので、興味を持ったことを一歩深めることは夢を見つけるために大切なことと言えるのです。
5.自然の中でゆっくりと過ごす時間を持つ
自分は自然の中で過ごす人生を子供の時に体験してきました。
祖母の家に行き、その近くにあった沢でサワガニを捕まえて楽しんでいました。
サワガニは持って帰って食べることなく、捕まえたら逃がしてあげていました。
また、キャンプも経験し、キャンプ飯を食べたり、ログハウスで一泊する経験もしました。
大人になっても山登りをして、あえて厳しい登山道を選んだり、整備されてゆっくりと登山を楽しめる登山道を選んだりして、その日の気分で山に登っていました。
しかし、最近では山登りやキャンプと言った経験をしてきていない、あるいはそのことを思い出として見ることが出来ない人もいるそうです。
自然と触れ合うことは自分を最も自然な形で楽しませることが出来るものです。
なので、自然の中に入って楽しむことは、自分が失ったものを取り戻すために、自分の原点に返ることが出来る行為であるとも言えます。
もし釣りが趣味だったら川釣りをしてみることをお勧めします。
熊やイノシシなどの野生動物に出会うリスクはありますが、釣りの中で最も自然に囲まれて時間を過ごせるものであるからです。
そして釣り上げた魚は自然の中で育て上げられたもの、魚の美しさを見ることが出来ます。
その魚を再び自然に返すのも良し、持って帰って自然が育て上げた味を楽しむのも良しです。
6.名作を鑑賞する
世の中には名作と言われるものがたくさんあります。
映画や絵画、アート作品などです。
これらの名作と呼ばれるものにはそてなりの理由があります。
多くの人を引き付けるから名作であるわけで、その名作を鑑賞するだけではなく、なぜその作品が名作であるかも考えて見るといいでしょう。
その中に何かしらの自分の夢を見つけるヒントがあります。
名作と呼ばれるものは作り手が情熱と魂を込めて丁寧に作り上げたもの。
その魂と呼応するくらいにじっくりと鑑賞してみれば、作り手の心と自分の心がシンクロして、自分の心に火が付き、夢も何もない自分の冷めた心を温めてくれるかもしれません。
その結果、夢と言えそうな何かを思い浮かべることが出来るかもしれないのです。
7.やりたくないことを全て書き出し、やりたいことに転換する
自分がやりたくないと思っていることをいったんリストアップしてみましょう。
自分の心と向き合い、やりたくないことを全て書き出してみるのです。
そしてやりたくないことをやりたいことに変えてみるのです。
例えば、
自分は人から指図される仕事をしたくない⇒自分で考え、好きな仕事が出来る副業をしてそこから独立を狙ってみる
自分と合わない人といたくない⇒その人と縁を切り、自分と価値観の合う人とつながりたい
こんな感じです。
やりたくないことを書きだして、やりたいことに転換することで自分の心が高揚していくのを感じることが出来ます。
自分の心にエネルギーが湧いてくるわけです。
ここまでくるとあと一歩。
自分のやりたいことの中に夢があります。
自分のやりたくないことをやりたいことに転換したものを見て、そこから自分の夢を見つけ出していけばいいのです。
まとめ
※この章の記事には広告を含みます
今回、夢を見つけるためにやっておくべき7つのことをお話ししました。
この話のネタ元は「夢をかなえるゾウ0」ですが、この記事の内容は書籍の内容に沿わずに自分の言葉で説明させていただきました。
そのため、「夢をかなえるゾウ0」とは少し違った観点で話をしているところも結構あります。
ただ、この7つのことをしっかり実践できれば、自分の夢をm気つけることが出来、夢に向かって進むことが出来るはずです。
大人になると、子供の頃描いていた夢を忘れてしまう。
これは本当に悲しいことです。
大人でも夢を持ってもいい。
大人でも夢を追っかけていいのです。
その気持ちに素直に従ってきた大人が人生の成功者であり、発明などで成功してきた人もこのようなタイプの人です。
夢なんかいらない。
夢が全くないなんてことを言うと、つまらない人生を送ってしまいますし、自分の人生の目的がないので、周囲の人に流される人生を送ってしまいます。
夢はいくつになっても持っていていい。
そして、地に足を付けて堂々と夢を追いかけながら自分の人生を歩んでいけばいいのです。
今回の話の中に出てきた「夢をかなえるゾウ0」の書籍については以下にリンクを貼っていますので良ければ読んでみてください。
今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。