年下から学ぶことを忘れるな

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年下から学ぶことを忘れるな

今回は年下から学ぶことを忘れるなということについてお話ししたいと思います。

この記事では以下のことが書かれています。

・年下の人は今の流行や変化を学べる先生である
・年下の人と接するときは上から目線で接するのではなく、対等以下の立場で接してみる
・年下の人の意見を聞いて価値観をアップデートしよう

年下の人とはどんな存在か?

年下の人と聞くと、後輩や部下と答える人が多いのではないかと思います。
確かにそうなのかもしれませんが、それだけではありません。
年下の人はあなたよりも幼いころから新しいことに触れており、新しいことを良く知っています。

今の流行にも敏感であり、自分の価値観というのがまだ固まっておらず、いろいろな知識や考え方の吸収力も年を取っている人に比べると優れています。
なので、あなたが知らないことを知っているというのは十分考えられることです。
人によっては新しいことへの専門的な知識も持ち合わせているかもしれません。

年下の人から学ぶことのメリット

年下の人から学ぶメリットは次の二つです。

  • 自分の価値観のアップデートができる
  • 流行していること、ニーズとなりそうなことの情報を得ることが出来る

次節以降で順を追って説明します。

自分の価値観のアップデートができる

普段、年上の人や同年代の人とばかり話していると、年上の人や同年代の人の価値観や年上の人の価値観を学ぶことになります。
若いうちはそれも勉強になるのですが、年をとっていくと、その価値観というのは次第に時代遅れになっていきます。
若い人がSNSで積極的にコミュニケーションを取るのに、メールや文書などでの連絡を良いと信じ続けたり、ワークライフバランスについて言われる時代に、休みなく会社のために働くのが美徳だと信じ続けたりと、時代の流行から外れて今では通用しなくなった価値観を持ち続けることとなります。
だから年下の人と積極的に話し、時代に合った価値観に変化させていかなければなりません。

年下の人と話すと、今の新入社員や若手社員の働き方の価値観も学ぶことが出来ます。
人が変わるとマネジメントの仕方も変わってきます。
古いマネジメントの手法を信じてやまない企業は、これから人手不足で苦労することになるでしょう。
だから、新しい価値観にアップデートして、時代の変化にあったマネジメントの方法に変えていくことは重要なことだと思います。

流行していること、ニーズになりそうなことの情報を学ぶことが出来る

先ほど述べた通り、若い人は流行に詳しいことが多く、新しいニーズについて考えるヒントとなることを学べると思います。
時代の流行や新しいことについては年下の人の方が専門性が高く、ただ話を聞くだけでも勉強になることがあります。

流行というのは仕事をする上でのニーズを探るヒントになることもあるため、なるべく今流行していることについて情報を知っておくことが重要だと思います。

年下の人の話を聞くうえで注意するべきこと

年下の人の話を聞くうえで注意するべきことは次の通りです。

  • 意見や話の内容を頭から否定しない
  • 上から目線で接しない

話の内容を頭から否定しない

年下の人の話を聞いていると(特に自分の意見を持っている人はそうですが)、生意気に聞こえたりして話の内容を「いや、それは違う」と頭から否定してしまう人がいます。
でも、それでは何も学べないのです。

「自分はこう思っているのだけど、あなたがそう思っているのはどうして?」と、理由を聞いたりして話を深めていきましょう。
その理由から自分の知識や価値観をアップデートしていくヒントが得られるかもしれません。

お互いに穏やかに意見を交換していくことで、年下の未熟な部分と、あなたの時代にあっていない部分の双方の考え方をアップデートしていくことが出来ます。
これはお互いのためになりますし、いい人間関係が築けるのでWin-Winの関係になれるでしょう。

上から目線で接しない

年下なので自分が上、そんな感じで年下の人と話さないことです。
相手にもその態度は伝わりますし、いいコミュニケーションが取れません。
新しいことについては相手が先生なのだということを理解して話を聞きましょう。

年上だからという安いプライドは捨てることです。
あくまでも対等、または相手が上、そういう意識で話をしないと、相手から学べることがあっても気付かずにスルーしてしまうことになります。
これはもったいないことです。

年下の人と話してそれから学ぶというのは、あなたが年を取るにつれて重要なことになっていくでしょう。
そこで、上から目線で話をするのではなく、対等、または自分が頭を下げて教えてもらう立場、この事を理解して話を出来るかが、あなたが変化に対応できるかに大きな影響を与えると思います。

年上から学ぶことも重要ですが、年下の人が時には先生となりうる。
この事をしっかり理解していただきたいと思います。


まとめ

年下の人は新しいことや流行に対する専門性が高い。
上から目線で接することなく、対等な目線で、時には教えてもらう立場として接してみよう。
そうすることで、時代に合った価値観に変えていくことが出来、時代遅れな存在とならなくなるから。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

※ 本記事は写真ACの画像を使用させていただきました。

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