希望の物件を内見させない不動産屋から部屋を借りるな

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希望の物件を内見させない不動産屋から部屋を借りてはいけない。また、不動産屋の嘘には騙されないこと。

今回のお話は自分の体験を記述した内容となってきます。

基本的に住民の退去が住んでいるのに希望の物件を内見させない不動産屋には何か裏があります。

自分の場合、大手の不動産屋で物件を探していたところ、担当者がこちらの希望の物件を内見させず、当日にも別の物件を提案してきたりして、提案してきた物件を賃貸契約した結果酷い目に会いました。

自分のようなヘマをする人はそう多くはないかもしれませんが、一応注意したいこととして記事を書くことにしました。

また、不動産屋の担当者の中には嘘を平気でついて契約を急かすようなことをする人もいます。

こういう不動産屋の物件は地雷であることも多いので、しっかりと物件を確認しながら、担当者の話も慎重に聞きながら、物件を決めることが大切になってきます。

自分が不動産を賃貸契約する際に実際にあったこと

自分が不動産を賃貸契約する際に実際にあったこと

自分は2017年頃にある不動産屋で物件を探していて、そこで物件Aが気になっていました。

しかし、そこの不動産屋の担当は物件Bを紹介し、内見する当日になって新築物件である物件Cを紹介してきました。


自分は物件Aの内見を希望していたのですが、担当の営業の口車に乗せられてしまい(この段階ではまだマネーリテラシーがほぼゼロの状態でした)、物件B物件Cの内見に行くことになりました。

そして新築であった物件Cを借りることとなりました。

契約の段階で発覚したこと

いざ、契約の段階で発覚したことがあります。

敷金、礼金とは別に退去費用がなんと11万もかかるということです。

このことは不動産の紹介の際に一切担当者から語られることなく、契約書を手にして初めて知ったことでした。

つまり、契約するまではぼったくりレベルの退去費用を知らなかったのです。

このことを理由に契約を白紙に戻すことも出来たのですが、当時は断るということを知らなかったうえ、時期的に余裕がなくてこの時期に決めてしまいたいという気持ちもあったので、自分は契約書にサインをしてしまい、その物件に4年近く住むことになりました。

退去時の立会いで発覚したこと

契約した物件では退去の時も問題が発覚しました。

キッチンに木製のボードがあったのですが、その上に炊飯器を置いて利用していたところ、塗装が日焼けして、炊飯器のところだけ日焼けする前の色で目立つようになっていたのです。

同じように物置部屋にも木製のボードがあったのですが、そこに物を置いていたら同じように他のところだけ日焼けして目立つような状態となっていました。

退去時の立会いで別途修繕費がかかることを伝えられ、最終的に退去費用として13万円を支払うこととなりました。

しかし、よく考えてみると日焼けしない部分が跡で残るのはこちらが特別に何かをしたわけではないので、借りた自分の責任とは言えません。

むしろ、普通の使い方をしていたのに、それを問題とした管理会社側に問題があります。


もちろん、塗装が日焼けして跡がつくようなことは入居時に管理会社や仲介業者から特に注意されることもありませんでした。

なので、「これは管理会社の責任であり、こちらの過失ではない。11万支払って退去が出来ないのであれば裁判で決着をつけたい」と交渉できたはずです。

しかし、その時の自分はそこまで頭が回らなかったため、泣き寝入りしてしまうこととなりました。

ちなみにこの物件を契約した不動産屋の仲介手数料は当然の一か月分。

この時にもう少しマネーリテラシーがあればと今思うと、悔しくて仕方がありません。

希望の物件を内見させないというのはどういうことか

ほとんどの不動産屋が希望の物件を内見させてくれます。

しかし、こちらが希望する物件を内見させない不動産屋も実際にありました。

これはどういうことかというと、相手の希望よりも自分が契約させたい物件を優先することであるということです。

つまり、こちらがここに住みたいという意思を無視して提案してくるのです。


こんなことを普通の仕事でやると相手はかなり怒るでしょう(もしやむを得ない場合は相手の希望を聞きながら着地点を見つける必要があります)。

だから、こういうことをされたら「もうおたくには頼まない」と言っていいと思います。

実際に借りた部屋も光回線を引けず、モバイルルーターでネットを利用しないといけない、大変不満なものでした。

また、駅から遠くて、一応バス停が徒歩5分くらいのところにありましたが、バスの本数も少なくて交通の便も不便。

おまけに更新料を取らない地域であるのに、更新料も取ってくる。


こちらが希望した物件の内見を無視するということは、こういう地雷案件も紹介してくる可能性があると思っていいでしょう。

不動産屋の担当者にもノルマがあるので必死なのかもしれませんが、こちらの意思を無視して内見をさせないことは問題ですね。

また、こことここを内見したいと思って内見が決まった状態で別の案件を提案してくるところは注意した方がいいです。

こういう所は間違いなく、こちらの要望を無視して自分が契約させたい物件を提案してくるところです。

この提案に乗って賃貸を契約したら自分が経験したようにとんでもないことになる可能性があります。

だから、希望の物件を内見させない不動産屋ではそもそも賃貸物件を探さない方がいいですし、間違っても契約してはいけません。

賃貸契約ために嘘をつく不動産屋の担当者がいるところも注意

賃貸契約ために嘘をつく不動産屋の担当者がいるところも注意

また、契約の際に嘘をついてくるところも良くありません。

別の不動産屋の話ですが、その不動産屋の担当は上から目線で、「あなたが二番目の希望者です」と言ってきて、契約書の提出を迫ってくることがあり、それに対して「じゃあもういいです」とこちらが言ったら、実際は他の人の申し込みは入っておらず、あとから「あなたが一番目の希望者です」と言ってきたのです。

ここの不動産屋は物件の内見時に早く契約をした方がいいということを担当者が強調して、やたら契約を急いできました。

もちろん、仲介手数料は一か月分で、それが当然かのような書き方をしていました。

こんな嘘をつくところとは契約をするのは危険だと思い、その契約をお断りしました。


ネットで調べていると「そんなの営業トークだよ」と言っている人がいましたが、自分はこんな悪質な営業トークはあってはならないと思います。

不誠実ですし、人からだましてお金を取る商売は気に入らないし、利用者からすると迷惑でしかない。

やはり、誠実に対応してくれるところにお金を落としたいというのが、自分がお客の立場として何かを利用する際の心理です。

まぁ、人をだますような営業に1円も儲けさせたくないので。

この手の不動産屋はGoogleの口コミレビューでサクラを大量に使用して評価を上げていますが、無駄ですよ。

不自然なほど評価が高いし、不都合なレビューや評価を消しているのがバレバレな感じなので。


賃貸を借りる時は不動産屋に足を運び、物件を紹介してもらい、それで契約しなければなりません

ネット証券で投資信託を買う時のように、自分の希望する物件を選んで契約までネットで完結するのはなかなか難しいです。

そして、担当者がいるということは、その担当者が誠実に仕事をしているか見極める必要があります

なので、ノルマのために契約させたい物件を契約させるような不動産屋があることを十分に理解して、不動産屋の営業担当者の口車に乗せられて安易に契約しないことが必要ですね。

こちらが内見したいと言っている物件を内見させないなんて論外ですよ。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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