退職代行を使う上でやってはいけないこと

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退職代行を使う上でやってはいけないこと

今回は退職代行を使う上でやってはいけないことをお話しします。

これをやると退職代行の業者から嫌がられるんじゃないかということを挙げていきますので、決してやらかすことのないように注意してください。

仮にやらかしたとしても相手はプロなので、問題なく仕事をこなしてくれますが、あまりいいお客と見られることはないでしょう。

それでは早速お話ししていきます。

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1.嘘の理由による退職

1.嘘の理由による退職

まず、退職代行を使う時にやってはいけないのが、嘘の理由による退職を代職代行にお願いすることです。

会社側に落ち度はない完全な自己都合による退職なのに、「長時間労働で月平均50時間の残業時間に耐えられなくなった。」、「『こんなこともできないのか』などのパワハラによる発言に耐えられず、ストレスで精神を病んでしまった」、「退職の意向を伝えたが、会社が応じてくれなかった」などと退職代行の業者に話すことは、完全に嘘の理由を話してしまうことになります。

これらの理由が事実であれば正当な退職理由となり、退職代行の業者も理由を理解して動いてくれるのですが、嘘の理由を退職代行の業者に伝えると、会社側から「そのような事実はありません」と返ってくるため、聞いていた話と違うということになります。

悪質な会社でも退職希望者に対して問題が起こったことで退職代行を使った際に、「そのような事実はありません」と嘘をつく会社もあるため、退職代行の業者もこの辺りはきちんと認識していると思います。

しかし、会社側に本当に何もない、心当たりがないという場合は退職代行の業者を困らせることになりますし、会社側を困らせることになります。

そのため、嘘の理由による退職代行の依頼は絶対にやらないように注意が必要です。

特に退職を伝えるのに支障のない環境であれば、きちんと退職願や退職届を直接会社に手渡して、退職の話を進めるようにしましょう。

普通の会社であれば退職の話を切り出しても特に何も起きずに、最後出社日まで社員として大切に扱ってくれます。

ですので、わざわざ自分の評価を下げるような退職の方法を取る必要は全くないのです。


ちなみに、自分が過去に退職を直接申し出た会社は、1か月遅らせれば賞与がもらえると提案して頂き、有給消化中に賞与をもらって退職出来ました。

なので、特に退職を申し出て問題のない会社であれば、きちんと自分の状況を話して退職をする方がいいでしょう。

あくまでも退職代行が得意とするのは上司や経営者のパワハラ、有給消化させない、退職願を受け取らないなど会社に違法性のあるケースなので、そうではない場合は退職代行を使って無理に嘘の理由を作ってまで辞める必要はありません。

2.身勝手な理由での退職

次に会社に損害を与えておきながら逃げるように退職するなど、身勝手な理由での退職も退職代行を使わないほうがいいです。

1.の嘘の理由と重なる部分もあるのですが、退職代行の業者には自分が悪くないかのように話し、会社に確認すると問題を起こして迷惑をかけたのは退職する人の方だったということが起きた場合、退職代行の業者を困らせることになります。

そもそもそんな身勝手な人を雇う会社の人事も悪いと言えば悪いのですが、こればかりは面接での受け答えや態度からしか判断が出来ないのでなかなか難しい部分であると思います。

会社の面接で採用となり、就職することになった以上は、会社から求められる業務をしっかりこなし、会社の業績に貢献することが求められます。

しかし、採用した人すべてがそれが出来るわけではなく、まじめだけどうまく出来ない人、やる気がなくて周囲がフォローする羽目になり会社に負担をかける人、途中でやる気をなくして仕事の質が悪くなる人など色々いるわけです。

そのうまく出来ない人の中に、特に負荷がかかっていてつらいわけでもないのに、ちょっとでも嫌なことがあったら自分の仕事から逃げてしまう人も含まれているわけです。

そういう人は、同じようなことがあった場合にまた逃げるという選択を取るので、少しつらいからと言って今の会社から逃げるという考え方で退職してもいいことがありません。

求人通りの待遇であれば特に何も問題がないし、休日もしっかりとることが出来て、有休、残業代、ボーナス、退職金を用意してくれるのであればありがたいことです。

わざわざそんな会社に対して身勝手な理由を使って退職代行を依頼することはやらなくてもいいはずです。

身勝手な理由で退職してしまうと次の転職活動の時に困りますし、次の職場でも同じことを繰り返すと、同業のネットワークを通じてブラックリスト入りして同じ業界ではどこも雇ってくれなくなる可能性もあるのです。

なので、身勝手な理由で退職代行をお願いすることは、退職代行の業者を困らせるだけではなく、自分自身の人生に悪影響を及ぼす退職になってしまいますので、身勝手な理由での退職代行を使った退職は絶対にやめておいた方がいいです。


ちなみに「会社と直接話をするのが面倒だから」という理由の退職代行は最近増えているため、退職代行の業者もきちんと対応してくれるかと思います。

しかし、退職代行を使うことはその会社とバッサリと縁を切ってしまうことであり、その時はそれでいいかもしれませんが、出戻りをしたい場合に出戻りが出来なくなるリスクはきちんと把握しておいた方がいいです。

3.レスポンスが悪い

3.レスポンスが悪い

退職代行の業者の方がレスポンスが悪いというのはこちらに非がないので、特に問題はありません。

退職代行の業者側に問題があったという話だけで済みます。

しかし、退職代行を依頼するこちら側のレスポンスが悪いというのは、退職代行の仕事がスピードを求めらられるという性質があるので、退職代行の業者を困らせることになってしまいます。

退職代行の業者から連絡があったら、なるべく当日中、遅くても翌日までにはレスポンスを返さなければ退職の手続きがスムーズに行われないと思った方がいいです。

それ以上遅れると、退職がスムーズにできなくなり、有給全消化ができないことや会社からの貸与物の返送の遅れ、転職先が決まっている場合は次の転職先への入社に間に合わないということも出てきます。

なので、こちら側から退職代行の業者に連絡が遅れることに関しては何もいいことがなく、絶対に避けなければなりません。

これは仕事全体にも言えることですが、仕事のできない人の特徴にレスポンスが悪いというものがあります。

相手に返事が来るのを待たせてしまうようではいけません。

すぐに返信をし、スムーズな退職代行を行ってもらうように、こちらもしっかりと協力していきましょう。

もし返信に時間がかかるようであれば、「返事を少し待ってほしい」という旨を「いつまでに返信できそうか」という情報を添えて退職代行の業者に連絡しましょう。

そうすれば退職代行の業者の方でどう動けばいいかを考えてくれます。

こちらのレスポンスが悪いために退職が難航することは何もいいことがないので、絶対に避けましょう。

4.上からの態度である

これは仕事を請け負う人すべてが感じることだと思うのですが、仕事を依頼する側が上からな態度で接してくることはかなり不愉快に感じます。

上からモノを言ってくる人に対していい印象を持つ人はいないでしょう。

まあ、もし会社の上の人がそんな人からの仕事を受けたとしても、仕事だから仕方なくやるとは思いますが、もうそのクライアントとの仕事は二度と受けたくはないと思うはず。

これは退職代行の業者も同じことを考えていると思います。

メッセージのやり取りで上から目線で命令口調やタメ口を使い、きちんとしたビジネスの言葉も知らない。

そんな人が退職代行を依頼してきても、退職代行の業者はこんな人だから退職する羽目になったんだなと思いながら仕事をすることになるかもしれませんし、あまりリピーターになって欲しくはないかもしれません。

基本的に退職代行の業者だけではなく、上から目線の依頼主というのはその仕事を請け負う側から嫌われます。


仕事というのは仕事を依頼する側や与える側が偉いのではなく、仕事を依頼する人と仕事を受ける人というのは対等な立場であるのが、本来の仕事を依頼する側と受ける側の関係であるはずです。

この前提が分からないような人が仕事を依頼する側にいると、仕事を受ける側に対して横柄な態度を取ったり、不当な値引きや接待をさせるなど、仕事を受ける側に負担をかけさせてしまうのです。

これと同じように退職代行を依頼する側も、こちらがお金を払っているんだからという偉そうな態度で、退職代行の業者に接してはいけません。

退職代行の業者から来るメッセージは、やや事務的でちょっと冷たい印象を受ける場合も確かにあります。

しかし、それに対して感情的になるのではなく、こちらも淡々としたメッセージのやり都営をすればきちんと事を進めてくれます。

それ以上に気にすることは何もないので、あまりこちらから上から目線で退職代行の業者に口出ししないほうがいいでしょう。

退職代行の業者はプロなので、プロなりのやり方があります。

何をするべきかをしっかりと理解して動いていますので、それに干渉するようなメッセージを送って邪魔するのはご法度です。

必要な情報だけを退職代行の業者に伝えて、あとは見守るくらいでちょうどいいでしょう。

退職代行を使う場合もお互いに配慮しあうという気持ちが大切

退職代行を使うときは、退職に関する手続きを退職代行の業者に一任することになります。

その時にいろいろと確認内容が相手から来ますが、この確認内容に関してはまじめに答えて、会社との退職に関する交渉がうまくいくようにこちらも協力する姿勢が必要です。

こちらがあまりにも不誠実な返事をすると、退職の交渉がスムーズに進まずに、退職代行の業者を困らせてしまう可能性があります。

そして、そのしわ寄せは誰が受けるかというと、退職代行を依頼した側に来てしまいます。

有休消化が思っていた日数分取れなかった、会社からの貸与物の返却が遅れ、退職に関する書類を受け取るのが遅れ、次の会社での入社手続きに支障が出た。

こんなことになりかねないので、退職代行の業者に関してはしっかりと事実を伝え、レスポンスもなるべく早くして、誠実な態度でやり取りをしましょう。


会社側が身に覚えのない理由での退職を退職代行の業者にお願いしたり、こちらに非があるのに会社側に非があるかのような伝え方をしたり、こちらのレスポンスが悪かったり、上か目線で横柄な態度で退職代行の業者に接したりすることは絶対にやめるべきです。

お金を払っているから何でもしていいわけではありません。

依頼した退職代行の業者はプロであることが多いため、プロなりのやり方を信じて見守るくらいがちょうどいい距離感になるでしょう。

それ以上干渉してもあまりいいことがなく、退職代行の業務を妨げることになり、退職代行の業者に嫌がられるため、あまり干渉せず、退職代行の業者のやり方を信じましょう。

100%退職出来ている退職代行の業者はしっかりとしたノウハウを持っています。

そんな退職代行の業者に退職代行を依頼した時には、こちらから口出しをして、仕事の邪魔をするようなことは絶対に避けるべきです。

お勧めの退職代行

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今回の記事を見て退職代行を使いたいと思った方がいれば、以下の退職代行の利用を検討してみることをお勧めします。

以下の退職代行はいずれも実績があり、信用が出来る退職代行と言えます。

運営母体が労働組合、弁護士や弁護士事務所、一般企業で弁護士監修のいずれかに当てはまるものばかりですので、それぞれどんな特徴があるのか実際にサイトを見ながら確認して、どの退職代行に依頼すればいいのか考えていただきたいと思います。

退職代行との連絡のやり取りは電話やメールで行うこともありますが、レスポンスが早いところはLINEでの連絡に対応しているところも多いです。

退職代行を使う場合はスマホでLINEのアプリを入れておくこともお勧めします。

退職代行名リンク特徴
退職代行SARABA退職代行SARABA労働組合による退職代行サービス

退職代行サービスの中では24000円とかなり安い

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退職失敗のケースほぼなし

人材会社と提携した無料転職サポートあり

追加料金なし
退職代行ガーディアン労働組合による退職代行サービス

20代~30代でスマホをしっかり使える層がメインターゲット

労働者の代理交渉が可能

退職失敗のケースが過去に一度もない

比較的安価で退職代行を依頼できる

一律料金で追加料金なし
退職代行サービス「CLEAR」労働組合による退職代行サービス

20代がメインターゲット

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安価でしっかりとした退職代行を利用したい人向け
退職代行モームリ一般企業による退職代行サービス

弁護士監修

労働組合と提携していて違法性のない退職代行を実施

20代前半がターゲットだが高校生から60代まで幅広い実績あり

労働者の代理交渉が可能

退職成功率100%

アルバイトでも利用できる退職代行
退職代行ニコイチ一般企業による退職代行サービス

退職代行業界実績No1

20代から30代の利用が多いが、ターゲット層は特になし

退職代行サービスの運営歴10年以上

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20代から40代がターゲット

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有給消化、引継ぎの交渉あり

残業金や未払い賃金の取り立ては有償(20~30%)

弁護士が対応するので会社に強く出れる
弁護士法人みやびの退職代行サービス弁護士法人による退職代行サービス

20代~50代がターゲット

有給消化、引継ぎの交渉あり

残業代、未払い賃金の取り立ては有償(20%)

弁護士が対応するので会社に強く出れる

今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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