スターバックスがうまくいっている理由

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スターバックスがうまくいっている理由を考えてみた

前回は以下のようにコメダがうまくいっている理由について考えたのですが、うまくいっているカフェで有名なものとしてスターバックスが挙げられます。

コメダ珈琲の時とはまた違った理由がありそうですので、その点について考え、スターバックスが持つ独自性についてもお話ししてみたいと思います。

スターバックスは直営店方式でポジションを確立してきた

スターバックスが参入してきたとき、日本ではチェーン店と言えばフランチャイズ店が常識となっていました。

しかし、日本参入当時のスターバックスはあえて直営店にこだわっていました。

フランチャイズを採用すると、その店独自のやり方で店舗を運営するなど、自ブランドのイメージを損なう可能性があります。

ですので、スターバックスはあえて直営店での展開にこだわってスターバックスのブランドを損なわずに、日本全国に展開していくという戦略に成功したわけです。

この事がスターバックスが海外参入のカフェの業界の第一人者の立場を勝ち取り、他のカフェチェーンが真似を行ってもスターバックスの牙城を崩すことが出来ないという状況が出来たのです。

スターバックスのロゴは目立つ

スターバックスが店舗展開の戦略で成功したことをお話しした後で、ロゴについても触れたいと思います。

スターバックスの緑色のセイレーンのロゴはとても目立ちますね。

このロゴを見るだけでスターバックスとすぐにわかるロゴになっています。

丸いロゴはカフェでよく使われるものですが、緑色のロゴを使っているカフェは他にあまり多くありません。

オレンジ、茶色、青などがありますが、緑のロゴを使っているカフェは自分が住んでいるところではほとんど見かけません。

この一目でわかるロゴというのが、スターバックスのアイデンティティとなり、他のカフェとの差別化に成功していると考えられます。

エスプレッソドリンクを中心とした多様なメニュー

スターバックスに行くと、コーヒー、紅茶だけではなく、エスプレッソを使ったドリンク、フラペチーノなど様々なドリンクがあります。

さらにミルクを豆乳(ソイミルク)やアーモンドミルクに変更したり、コーヒーをデカフェに変更したりすること、生クリームやチョコレートソースを増量するオプションもあります。

以前は砂糖の代わりに蜂蜜を入れたり、シナモンを自分で追加したりすることが出来たのですが、コロナ禍の影響なのかいつの間にか見かけなくなってしまいました。

自分はデカフェ変更をよく利用するのですが、ソース系の増量の注文をする人は時々見かけますね。


一方でフードメニューはレジの横に置いてあるケースに入っているものだけで、他のカフェのようにパスタがありません。

ケーキやサンドイッチ、クッキーなどお菓子から食事までカバーしているのですが、飲み物と一緒に注文している人を時々見かけます。

しかし、やはりメインとなるのはドリンクを注文する人で、フードメニュー中心で利益を出そうとするカフェとはやはり戦略が異なります。


また、ドリンクのサイズは一般的にはS、M、Lという呼び方で置いているカフェが多いのですが、スターバックスではショート、トール、グランデ、ベンティという用語を使用しています。

一般的にはトールやグランデを注文する人が多く、自分もトールで注文する人の一人です。

ドリンクメニューには限定商品があり、他のカフェよりも限定商品に力を入れている印象があります。

マロンラテが出たかと思ったらハロウィンのフラペチーノが出る。

そしてジンジャーブレットラテが出たりするなど、結構限定商品が入れ替わるわけです。

しかも期間の終盤では売り切れになって注文できないことも多く、限定の飲み物が出たらなるべく早くスターバックスに行かないと飲めないというのも戦略の一つになっているのかなと思いました。

限定メニューは割高ですが、普通のメニューでは味わえない特別なものが多く、季節を感じさせるものだったり、見た目がいいインスタ映えがするものだったり、とにかく注目を集めるような商品になっていることが多いのです。

パソコンで作業するスペースがある

よくスターバックスに行って見かけるのが、ノートパソコンやタブレットで作業をする人ですね。

かなりの頻度で見かけます。

単純にビジネスマンが作業をしやすいスペースがあることも理由になりそうですが、パソコンで作業をしても特に注意されないし、仕事の作業場として使っても問題ないというイメージが定着しているからだと思います。

場所的にもビジネスマンやノマドワーカー(決まった仕事の場所を持たないワーカーのこと)が使いやすい場所にあることが多いのですが、無料Wi-Fiを提供しているなど、仕事の一時的な作業場としての使い方を想定した環境になっているため、パソコンで作業をする人が利用するようになったと考えられます。

パソコンで作業をする人がいれば、同じような目的でカフェを使いたい人が来店するようになります。

そんな感じで、パソコンで作業をする人をスターバックスではよく見かけるようになったのです(ただ、最近では他のカフェでも作業のしやすい環境を提供していることがあり、そういうカフェではやはりパソコンで作業をしている人を見かけます)。


また、開店時間が朝7時からと早く、早めに家を出て出社するまでの時間をカフェで過ごす人にとって利用しやすいカフェになっています。

朝に一杯のコーヒーを飲み、頭をスッキリさせてから職場に向かう。

優雅な時間の過ごし方ですが、ドリンクを片手に本を読む、副業をするなど、朝活をしている人を朝早い時間にスターバックスに行くと結構見かけます。

モバイルオーダーで待たなくていい

スターバックスではモバイルオーダーで注文できたり、Uber Eatsで注文できたりするので、レジに並んで注文して商品を受け取るのにさらに並んで、という時間の使い方をする必要がありません。

入店したら席に座り、スマホからアプリで注文すると、その間くつろぎながらドリンクが出来るのを待てるわけです。

他にも移動の途中で注文したり、買い物の途中で注文したりと、店の外から注文することが可能なので、使い勝手のいいシステムになっています。

まとめ

スターバックスがなぜうまくいっているか?

今回書いたこと以外にも理由はあると思います。

何度か通うほど分かってくるシステムがあり、初めていく場合でもきちんとドリンクを注文できる。

そんなバランスの良さがあるのがスターバックスで、立地条件、ドリンク、システムすべてをうまく計算しているのがスターバックスの強みになっていると思います。

自分が良く利用するカフェなので、なぜうまくいっているかを考察してみましたが、ドリンク以外にも結構差別化が出来ているものがあり、スターバックスではないと体験できないことがあることが、今回考えてみて分かるようになっていました。

今回はお金とあまり関係のない話で、内容もそこまで難しくないないものになりましたが、気軽に読んで頂けたのであれば記事にした意味があります。

こんな感じであまり難しいことを考えずに読める記事もたまにいいと思いますので、今後もたまに雑談に近い記事を書くことがあるかと思います。

また何かネタを探してどこかのタイミングで記事にしてみます。

コメダ珈琲についても同じように考察しています。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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