証券アナリストが日経平均やダウの指数の予想をテレビで報道することがありますが、まともに信じてはいけません。
なぜなら、その予想は当たらないからです。
では、どうして証券アナリストの予想は当たらないと断言できるか、それは将来の指数の動きは誰にも予想できないからです。
プロのファンドマネージャーの運用成績が、サルが適当にダーツで決めたポートフォリオと同じくらいの成績しか出せなかったことと同じようなものです。
日経平均は本当に2026年末に6万円を超えるか?

2026年の年初めのニュースで日経平均がどうなるか、証券アナリストなどの投資関係の専門家たちが予想をしていました。
その中で日経平均が6万円を超えるという予想を付けた方がいました。
これを聞いて「おっ」と思った方、要注意です。
専門家の予想なので当たるだろう。
では日経平均のインデックスファンドを買うか。
この考えは早計です。
なぜなら、その予想はこの1年順調に上がり続けた場合の直線的な予想であり、今までと同じ動きをこの1年でしてくれるかは分からないからです。
1年もあれば、想定していない何かが起きることもあります。
そのため、証券アナリストや投資専門家の予想は確実に当たるものではありません。
サルが上がるか下がるかを適当にダーツで投げて出した予想や、競馬の予想屋が出した予想と同じようなものと考えた方がいいでしょう。
個人的には日経平均が2026年末に6万円を超えている確率は30%くらいだと考えています。
なので、まともに信じていませんし、日経平均のインデックスファンドを保有することを現段階では考えていません。
そもそも今の日経平均の上昇は日本全体の経済成長によるものではなく、一部の輸出関連の企業の業績好調や円安、インフレによる要素が大きく、作り出されたものであり、自然なものではないからです。
日経平均の上昇により恩恵を受けてホクホク状態なのは輸出企業と投資家だけであり、投資をしない一般の人には何の恩恵もないどころか、税金と社会保険料、物価高の三重苦できつい生活を強いられている状況となっています。
日経平均がバブル期よりも高値を付けている状況なのに、バブル期のような華やかさを感じる人は普通の人にはほとんどいないはずです。
逆に年収の中央値は100万円位下がり、税金が月当たり数万増えているという状況になっており、バブル期と比べてもかなり生活していくのが困難な状態になっています。
この状況があるのに日経平均がそのまま右肩上がりで成長していくことは考えにくいです。
アクティブファンドがインデックスファンドに勝てないという歴史

ここで、指数を上回る成績を出そうとしてプロのファンドマネージャーがポートフォリオを組んで運用するアクティブファンドを考えてみます。
このアクティブファンドが実際に指数より上回る結果となる確率は良くて30%くらいで、残りのアクティブファンドは指数を下回る成績となって、気付いたら繰り上げ償還になっていることもあります。
アクティブファンドはテクニカルなことをやっているのでその分手数料が高く、購入時にも手数料を取られるものもあります。
そして、その高い手数料に見合った結果が得られるかと言うと、必ずしもそうではありません。
手数料の払い損になることが多いのです。
歴史的に見ても、プロのファンドマネージャーが組んだポートフォリオの勝率とサルが適当にダーツで決めて組んだポートフォリオの勝率が大して変わらないことが分かっています。
なので、指数を超えるポートフォリオを組むというのは、プロのファンドマネージャーの腕でも難しいことなのです。
証券アナリストや投資専門家の予想はまともに信じないこと

先の章でなぜアクティブファンドの話をしたかと言うと、プロのファンドマネージャーですら指数の動きを読んで、それより上の成績を目指すことが困難であることを知って欲しかったからです。
これと、証券アナリストや投資専門家の予想は共通点があります。
それは何かというと、先が読めないものに対して予想をすることです。
サルが適当にダーツで決めた予想、人が目隠しをしてダーツで決めた予想、これらと同じようなものだからです。
もちろん、これらの予想は適当に決めた予想と同じであり、まともに信じる人はいないでしょう。
実際には証券アナリストや投資専門家の予想も同じようなものなのに、どうしてみんな信じようとするのでしょうか?
証券アナリストや専門家という肩書から来る安心感でしょうか?
もしそうだとすれば、同じ2個のミカンの片方に高級品のタグをつけて割高な値段と付けた場合に、余計にお金を払って高級品のタグが付いたミカンを買ってくのとあまり変わりません。
投資インフルエンサーの予想も同じです。
人気であること、肩書が立派、などと言うタグに騙されず、一度自分で決めた投資方針は守り通しましょう。
正直言って証券アナリストや投資専門家などの予想は雑音に過ぎません。
中には証券アナリストや投資専門家の予想を鵜呑みにして株や投資信託を売買してしまう人もいるでしょう。
でも、よく考えてみてください。
その人たちの予想は本当に当たるのかを。
証券アナリストや投資専門家たちは予想が外れても責任を取りません。
しかし、投資をする側からすれば、予想を信じたことで損得が生じるのは事実です。
だから予想を信じて投資することも自己責任としか言えないのです。
その自己責任を負う覚悟があれば、証券アナリストや投資専門家の予想を信じるもいいでしょう。
しかし、それはサルが適当にダーツで決めた予想と同じであることを忘れないでください。
もしその覚悟が無ければ雑音に惑わされず、自分が決めた投資方針を守り続けることです。
証券アナリストや投資専門家の予想が出たタイミングで売る、買うという行為は愚行です。
このブログではインデクスファンドでの資産運用を推奨しているので、このことをしっかり理解していれば、いい結果が出る時が来るはずです。
ですので、証券アナリストや投資専門家の予想は聞き流すものと理解して、正攻法で投資を進めていきましょう。
今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。