こんな会社は辞めた方がいい 偽装請負の会社

広告 お金の話 仕事の話

こんな会社は辞めた方がいい9選 ⑦偽装請負の会社

会社と会社の間での契約で、A社がB社に請負契約で仕事を出したとします。

B社の社員がA社に出向し、B社のプロジェクトリーダーやマネージャーの指示で仕事をした場合は問題がなく、正しい請負契約となります。

しかし、B社の社員がA社に出向し、A社の社員の指示で仕事をすると偽装請負として問題になります。

情報処理試験の午前の問題に出題される内容でもあり、技術者として知っておくべき内容として認識されている内容ですが、この記事ではもう一つ、会社と個人の間で契約した仕事についても触れます。

会社と個人の間の契約の偽装請負の方が厄介かもしれません。

会社と会社の間での偽装請負について

会社と会社の間で請負契約を結ぶと、発注した会社は受注した会社に期限までに仕事の完成を求めることが出来ます。

しかし、仕事のやり方に対しての具体的な指示を受注した会社に対して行うことは出来ず、指示を出してしまうと偽装請負となります。

もし、このような仕事の仕方をするのであれば、労働者派遣契約を結ばなければなりません。

また、受注した会社も労働者派遣の許可を厚生労働大臣から受けていなかった場合、労働者派遣契約で仕事をさせることが出来ませんので、違法となります。

この二つを満たさず、発注した会社が受注した会社の社員に直接指示を出して仕事をさせると違法となります。

また、請負契約の場合は、発注する会社との事前の面談を行ってもいけません(厳密には黒ではなくグレーゾーンとなります)。


IT業界(SIer)ではいまだにこの風習が残っているのですが、こういう働かせ方をする会社は辞めた方がいいと思います。

発注する会社もブラック、受注する会社もブラック、法令順守意識がないと言わざるを得ません。

そんな会社で長く働いていると自分の意識も悪い方へ変わっていき「法律違反なのは分かっているけど仕方がない」と思うようになってきます


何も知らない新卒の新入社員に偽装請負をする会社もあると思うので、新卒の人は企業研究をしっかりするだけではなく、偽装請負に該当しないかという点も注意深く見て欲しいと思います。

もし間違って偽装請負を行っている会社に就職してしまったら、可能な限り早く転職しましょう。

「石の上にも三年」の意識は不要です。

20代の頃の自分もこの偽装請負の仕事に当たって転職したことがあります。

会社と個人の間での偽装請負について

最近では個人事業主が会社から仕事を請け負っているケースもあります。

この場合も、請負契約で個人事業主が会社の指示や管理のもとに仕事を行うと偽装請負となります。

本来であれば、個人が会社の指示や管理のもとに仕事を行う場合は、労働契約を結ばなければなりません。


また、最近では社員と個人事業主の給料に分けて支払うことでかかる税金が安く済むと言ってくる会社もあります。

ここで注意したいのは、個人事業主の仕事の分に対して、休日や定時の定めがないということです。

社員に対して24時間365日対応してほしいからこの給料支払いの形式としたという意図もあるかもしれません。

社員としての時間外の勤務も会社が指示や管理をしていたら完全にアウトです。

偽装請負となってしまいます。


自分が一番問題だと思っているのはこのケースで、雇用時は正社員だったのに、契約変更で社員と個人事業主の契約に変更させられる。

この契約を迫られたら拒否してください。

それでも何か言ってくるような会社であれば全力で会社を辞めた方がいいです。

こういう会社も法令順守意識がありませんから。


自分がこの記事を書いている時点でまさにこの状況であり、自分はルールや法律を守らない会社を相当嫌うので、現在退職のための最後の仕事をしています。

もし同じ状況にいる人がいれば、自分が辞める行動を起こしたように一緒に全力で逃げましょう。

逃げるのは臆病者のやり方だという人もいますが、必ずしもそうではありません。

逃げるべき時に逃げないと自分の人生を台無しにしてしまいます。


違法な環境に居続けて自分も違法な状況に慣れてしまわないこと、これはかなり大事なことです。

[広告]おすすめの転職サイト、転職エージェント、退職代行について

この記事を読んで転職を考えたくなった方のために、以下の転職サイト、転職エージェント、退職代行をお勧めしています。

もし今働いている会社にいるのがつらい場合は転職活動の参考にしていただければ幸いです。

おすすめの転職サイト

転職サイトは1つではなく、複数の転職サイトに登録しておくことをお勧めします。

特にリクナビNEXTは外すことが出来ず、転職活動の際は絶対に登録しておいた方がいいでしょう。

実際に自分も利用して転職に成功したことがあるので、実績は確かです。

転職サイト名リンク特徴
リクナビNEXThttps://next.rikunabi.com/求人数が充実しており、求人が見やすい

オファーが来てそこから転職につながることも

大手、スタートアップ企業、中小企業の求人までカバー

ブログの管理人が転職活動で転職に至った転職サイト
エン転職https://employment.en-japan.com/リクナビNEXTと併用して登録しておきたい転職サイト

求人数はそこまで多くないけど意外な掘り出し物があることがある

ブログの管理人が転職活動で内定を獲得した転職サイト

担当者からの一言が書いてある求人があり、どんな人が向いている求人かが分かりやすい
マイナビ転職https://tenshoku.mynavi.jp/特定の分野に特化した関連サービスが多い。

求人数も多く、ここでしか取り扱っていない求人もあり。

どんな人が向いている求人であるかが分かりやすい。

求人が結構詳細に記載されているのでしっかり熟読して判断できる。

お勧めの転職エージェント

転職エージェントは無料で登録でき、面談を行い、それに合った求人を担当者が紹介してくれるサービスです。

一つの転職エージェントに絞るのもいいのですが、個人的には複数の転職エージェントを併用し、自分に合った求人を積極的に見つけていくことをお勧めします。

それぞれ転職エージェントには得意な分野があるので、自分の求める求人を得意とする転職エージェントを選ぶことが重要です。

転職エージェント名リンク特徴
リクルートエージェント業界最大級の求人数を誇る

転職支援実績No1の実績あり

豊富な非公開求人と経験豊富な担当者

面接力向上セミナーあり
マーズキャリア20代営業に特化した転職エージェント。
成長意欲があり年収アップを目指したい人にお勧め。

30代以降や10代は対象外のため、営業職以外、30代以降は別の転職エージェントを利用することを推奨します。
dodaの転職エージェント取り扱い求人の約80%が非公開求人

面接前後のフォローが充実

2023年オリコン顧客満足度 転職エージェント20代 No1

面接前後のフォローがしっかりしている。
特に書類通過した企業の面接でどんな内容が聞かれるかの傾向が転職者に伝えられるので、面接対策も立てやすい。

おすすめの退職代行

退職時に会社と揉める時があります。

退職届を受け取らない、退職を告げると急に態度を変えてパワハラやモラハラをしてくる。

そんな会社は今でも普通に存在します。

もしそんな会社に当たって辛い場合は退職代行の利用をお勧めします。

退職代行の業者が間に入ることで、会社と直接やり取りをすることなく退職が成立するので、会社と揉めてどうしようもなくなったら利用してみるといいでしょう。

退職代行名リンク特徴
退職代行ガーディアン労働組合による退職代行サービス

20代~30代でスマホをしっかり使える層がメインターゲット

労働者の代理交渉が可能

退職失敗のケースが過去に一度もない

比較的安価で退職代行を依頼できる

一律料金で追加料金なし
退職代行サービス「CLEAR」労働組合による退職代行サービス

20代がメインターゲット

労働者の代理交渉が可能

退職成功率100%

安価でしっかりとした退職代行を利用したい人向け
退職代行モームリ一般企業による退職代行サービス

弁護士監修

労働組合と提携していて違法性のない退職代行を実施

20代前半がターゲットだが高校生から60代まで幅広い実績あり

労働者の代理交渉が可能

退職成功率100%

アルバイトでも利用できる退職代行
退職代行ニコイチ一般企業による退職代行サービス

退職代行業界実績No1

20代から30代の利用が多いが、ターゲット層は特になし

退職代行サービスの運営歴10年以上

退職成功率100%

弁護士法人ガイアの退職代行サービス弁護士法人による退職代行サービス

20代から40代がターゲット

退職成功率100%

有給消化、引継ぎの交渉あり

残業金や未払い賃金の取り立ては有償(20~30%)

弁護士が対応するので会社に強く出れる
弁護士法人みやびの退職代行サービス弁護士法人による退職代行サービス

20代~50代がターゲット

有給消化、引継ぎの交渉あり

残業代、未払い賃金の取り立ては有償(20%)

弁護士が対応するので会社に強く出れる

その他おすすめのサービス

転職活動時にうまくいかない、履歴書や職務経歴書の書き方が分からない、現職の人間関係で困っている、どのようにキャリア形成していけばいいかわからない、副業で何を始めてたらいいかわからない。

そんな時はキャリア相談サービスを使うとよいでしょう。

無料ではありませんが、自分の今後の人生を左右する大事な相談をすることになるので、自分一人で悩むのではなく、専門家がアドバイスしてくれるしっかりしたサービスを使うことも手段の一つです。

もし転職について自分でどうしたらいいか分からない場合は、キャリア相談を使うこともお勧めします。

サービス名リンク特徴
キャリア相談プラットフォーム【coachee】転職活動、副業、人間関係、キャリア形成などの悩みに関して
専属のコーチが相談に乗ってくれる

コーチはその道のプロであるため安心して相談できる。

20代から40代がターゲット

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

-お金の話, 仕事の話
-,