今日から未来の生活に備えよ 黄金に愛される七つ道具で語られる将来に対する貯えの大切さ

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今日から未来の生活に備えよ 黄金に愛される七つ道具で語られる将来に対する貯えの大切さ

今日から未来の生活に備えよ。

この言葉を聞いて何を思い浮かべるでしょうか?

将来の生活のために今のうちからお金の貯えをしておくことを想像した人は、それで合っています。

未来の生活はどうなるか分からない、だからこそ今から未来の生活に備えることが大切である。

それが「今日から未来の生活に備えよ」で富豪が伝えたかったことだと自分はバビロンの大富豪を読んで思ったことです。

未来の生活は予想が出来ない

皆さんは今稼いでいる給料をどのように使っているでしょうか?

「宵越しのお金は持たない」と言って給料をすべて使い切ったりしていませんでしょうか?

未来に起こることは誰にも予想が出来ません。

2020年に新型感染症の大流行が日本をはじめとして世界中で流行しました。

2021年でも流行は続いていて2022年も同じように続いています(そしてこのタイミングで出される数々の増税案・・・)。

これまでに未来の生活に備えておかなかった人は苦しい思いをしています(そうでもない人も苦しい生活を強いられる大変な状況になりましたが・・・)。


2019年に自民党の菅さんが新しい年号を「令和」と発表したときは、こんなことが起こるなんて予想はしていなかったはずです。

つまり、未来に起こる出来事は例え1~2年後であっても誰も予想が出来ないのです。


自分の周りの環境の変化もそうですが、未来に自分自身に起こることも当然予想することが出来ません。

いつ、自分が病気になるか分かりませんし、仕事に支障が出る怪我をしてしまうかもしれない、いきなり失業してしまうかもしれない。

また、自分がいつ死ぬかなんてことも分からないのです。

このように予想外の出来事が起きた場合にうまく対応していくためには、その時点でそれなりの貯えが必要となります。

未来の生活に備えるためには

未来の生活に備えるためには、やはり生活費や予想外の出費に耐えられるだけの貯蓄をしておくことが必要です。


黄金に愛される七つ道具の中で「収入の十分の一を貯金せよ」というものがありました。

収入のうちの一定の割合を将来掛かる費用のために積み立てておいて、将来起こることには対応できるようにする。

貯蓄が300万円あれば普通に生活していれば1年間生活していけます。

2年分の生活が出来る蓄財が欲しければ600万円貯めればいいでしょう。

そのためには毎月の収入から一定の貯蓄を捻出して積み立てておく必要があります


月収20万だったら、家賃がワンルームで5万円として、税金と保険料が5万円、水道光熱費が1万円、通信費が1万円と考えると残り8万円。

貯金を2万円とすると、残りの生活費は6万円使うことが出来ます。

1か月の生活費が6万円というのは贅沢は出来ませんが、決してきつい金額ではないと思います。

節約がうまいとさらに1万円から2万円貯金できると思います。 


月収が30万円だったら、家賃が1LDKで8万円で・・・と考えてもやはり月に3~6万円は貯まる生活が出来ます。

毎月2万円の貯金は1年に24万円の貯金を生み、10年で240万円の貯金になります。

少し節約すれば22歳で働き始めて32歳で貯金300万円は十分可能なことです。


バビロンの大富豪の教えでは、将来の安心を売る商売ができるだろうということが書かれています。

これは今の保険のことであり、単身ではない人や車を持つ人には重要なものとなっています。

保険に入ることも未来の生活に備えることに重要ではありますが、毎月の支払金額と得られる保障のバランスはきちんと考えて保険プランと保険会社を選定する必要があります。

掛け捨ての生命保険(独身はそもそも生命保険が必要ありません)と対人対物無制限・車両保険なしの自動車保険にするなど、毎月の固定費を抑えつつ、毎月の貯金や積み立て投資のプランを考えていく必要があると思います。


将来のために何もしない人が多いのですが、お金に好かれる生活をしたいのであれば常に先を見据えたお金の管理をしていく必要があります。

若いうちは遊んでしまいがちなのかもしれませんが、ここできちんと蓄財しておく人、遊んで給料を使い切る人(ちなみに自分はお金についての知識がなかったので後者でした)、どちらになるかでお金持ちになれるか、そうではないかが分かれます。

給料を多くもらうことも大事ですが、ただ収入を上げることで入金力を高くすることは黄金に愛される七つ道具には含まれていません(ただし、自分の資本力を高めて結果として収入を上げることは重要であるとしています)。

お金に関する知識がないといくら収入があっても同じことであるということでしょう。

やはり、自分のお金に関する基礎的な力を身に付けることがお金持ちになるためには重要である、そう伝えたいのだと思います。

まとめ

今回は「今日から未来の生活に備えよ」ということについてお話ししました。

将来の環境がどう変わるか、自分の身に何が起きるかは誰もわかりません。

何が起こってもいいように今のうちから将来に向けて貯蓄を行っていく必要があります。


黄金に愛される七つ道具の最初の言葉である「収入の十分の一を貯金せよ」

これをベースに、今まで紹介してきた七つ道具の言葉を振り返りつつ、毎月貯蓄を積み立てておいて、将来予想外のことが起きても対応できるようにしましょう。


備える力、これもお金に関する基礎的な力の一つであると自分は考えています。

蓄財をすることは将来に何かあった時のリスク回避になります。

将来は何があってもいいように、収入の一部を常に貯金し続け、衝動買いをせず、貯金の一部を投資し、詐欺などからお金を守り、住居で心のゆとりを持つ、そして将来を意識する。

黄金に愛される七つ道具の今までのものはすべて一つにつながっています。

単独で実践するのではなく、まずは収入の十分の一を貯金することから着実に歩んで、将来への備えをしていただければと思います。

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今回の話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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