収入の十分の一を貯金した後、やるべきことがあります。
それは欲望に優先順位を付けて優先順位の高いものからかなえていくということです。
あれも欲しい、これも欲しいという欲望は誰でも持っているものですが、これをすべてかなえようとするとお金が足りず、なかなかお金を貯めてくことが難しくなります。
この問題の対策として欲望に優先順位を付けることが重要となります。
欲望について
人は誰でもあれがやりたい、これが欲しいという欲望を持っています。
その欲望には実現するのが簡単なものと難しいものがあります。
また、お金がかかるものとあまりかからないものがあります。
すぐにかなえたい、できればかなえたい、余裕があればかなえたいなど、欲望にも強さがあります。
欲望があるからといってすべてをかなえようとするとお金もかかりますし、時間もかかってしまいます。
欲望に優先順位をつける
では、欲望に優先順位をつけるということについて説明していきます。
ここで説明することは自分が使っているテクニックもあるので、バビロンの大富豪の教えである黄金に愛される七つ道具と少しずれた部分もあるかもしれません。
欲望に優先順位をつけるということは収入の十分の一を貯金することにも関連しています。
収入の十分の一を貯金するのであれば、欲望をかなえるために使えるお金は収入の十分の九ということになります。
かなえる欲望の範囲はこの金額で実現できるものでなくてはなりません。
まずは以下の3つのカテゴリに金額面を考慮して欲望を分けてみましょう。
- 絶対にかなえたい欲望
- 出来ればかなえたい欲望
- 余裕があればかなえたい欲望
上から下にかけて欲望の強さが下がるように挙げてみました。
この３つに分けて自分の欲望を整理してみましょう。
様々な欲望があると思いますが、それぞれの欲望は一体どれに当てはまるでしょうか？
欲望を3つに分けたら今のお金で実現できない欲望が一番下に分類されると思うので、これをまず切り捨ててしまいましょう。
それでもお金が足りないようであれば、出来ればかなえたい欲望のうち、比較的お金がかかり、後回しにしてもいいものを切り捨てます。
中にはお金がかからないが時間はかかるという欲望もあると思います。
これも、どれくらい重要な欲望であるかにもよりますが、あまり重要でないものは切り捨てましょう（自分を向上させるものであればやるべきですが）。
お金を軸に欲望の優先順位をつけることも大事ですが、時間を軸として欲望に優先順位をつけることも考える必要があると個人的には思っています。
欲望に優先順位を付けた後
欲望に優先順位を付けたら、優先順位に従って欲望をかなえていくことになります。
優先順位の高い欲望をかなえた後にお金と時間が余った時には、他の欲望で優先順位の高いものをかなえていくという流れになります。
あれが欲しい、これがやりたいという感情に流されずに優先順位を付けた順に欲望をかなえていきましょう。
優先順にの上位にはかなえる必要のある欲望、下位にはかなえる必要がそれほどない欲望が集まっています。
必要な要望をかなえていき、収入の十分の九で実現できない欲望は切り捨てましょう。
かなえる必要のない欲望までかなえていたらお金はいくらあっても足りません。
バビロンの大富豪の教えで出てくる黄金に愛される七つ道具では、収入の十分の九でかなえられない欲望を切り捨てても生活水準は大して変わらないと表記されています。
ブランドの服が欲しい、高級フレンチが食べたいなどという欲望は、切り捨てたとしても自分の生活水準に影響するものではありませんし、海外に旅行に行きたいという欲望は、今かなえなくても将来豊かになってかなえればいいものであったりもします。
生活水準の維持というのは将来お金が貯まるかどうかにかなり影響してきます。
収入が上がった時に生活水準を維持すること、または収入の十分の九で生活する生活水準とすること。
これが出来るとお金は確実にたまっていくでしょう。
その為には欲望に優先順位を付けて必要な欲望のみをかなえていくこと。
それ以上に欲望をかなえて生活水準を上げないように注意しましょう。
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今回の話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。