ネガティブな情報を取り入れすぎると心もネガティブになる。ネガティブな情報を取り入れすぎてはいけない。

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ネガティブな情報を取り入れすぎると心もネガティブになる。ネガティブな情報を取り入れすぎてはいけない。

世の中には様々な情報があふれています。

ポジティブな情報やネガティブな情報が入り混じっており、そのまま情報を仕入れていたらポジティブな情報だけではなく、ネガティブな情報も取り入れてしまいます。

ネガティブな情報だけを取り入れると自分の中の情報が偏ります。

肉ばかり食べていると栄養が偏るのと同じようなものです。

肉ばかり食べると体の健康に良くないのと同じで、ネガティブな情報ばかりを取り入れていると心の健康にも良くありません。

なるべくポジティブな情報を取り入れていくことで、情報のバランスを保つ必要があります。

ネガティブな情報を取り入れすぎると心がネガティブになる

ネガティブな情報を取り入れすぎると心がネガティブになる

ネガティブな情報ばかりを取り入れてしまうと、それが自分の中での考え方の土台となります。

つまり、常にネガティブな方向に考えてしまうようになってしまうのです。

「世界は悪い方向に向かっている」、「日本は悪い方向に向かっている」という考え方ばかりをしてしまうわけです。

これではいけません。


特に心が疲れている場合、「自分の明るい将来が見えない」、「自分は世の中で役に立っていない」、「自分の生活で喜びが一つもない」などという考え方が生じてしまう可能性があり、さらに心が疲れてしまう可能性があります。

なので、ネガティブな情報ばかりを取り入れすぎると心がネガティブになり、心のネガティブさがさらに心をネガティブにするという悪いループにはまる可能性があるため、ポジティブな情報を取り入れてバランスを取る必要があります。

ネガティブな情報が世の中にあふれている理由

世の中はネガティブな情報であふれています。

なぜ、ネガティブな情報は世の中のこんなにあふれているのでしょうか?

理由は、ネガティブな情報の方がポジティブな情報よりも興味を持たれるからです。

それに、ポジティブな情報よりもネガティブな情報の方が記憶に残りやすいです。

だから、ネガティブな情報の方がポジティブな情報よりも多くの人に見られるため、テレビでも動画配信サイトでもネガティブな情報を取り扱うことが多いのです。


情報を発信するメディアや人は、どれくらいの人に見てもらえるかを意識して情報を発信しています。

ネガティブな情報は、「自分よりも不幸な人がいる」、「自分よりも悲惨な状況にあっている人がいる」、「自分よりも運が悪い人がいる」という事実を知る手段にもなります。

そのため、ネガティブな情報を見ると安心する人も多いのです(特にもともとネガティブな考え方を持っている人にとってはネガティブな情報は安心感を強く与えるものになっています)。

しかし、その安心感というのは一時的な安心感であり、長く続くことはありません。

自分の心を癒してくれる安心感とは全く異なるものなのです。

ネガティブな情報を食べ物に例えると、エナドリやジャンクフードに近いでしょうか?

エナドリを飲んだりジャンクフードを食べたりすると一時的に元気になりますが、必要な栄養素が取れなかったり、不要な栄養素を取りすぎたりするため、体にあまりよくなく、元気な状態をずっと保ってくれるようなものでもありません。

もちろん体質の改善をしてくれるものではないし、現実には良くない太り方をしていくだけです。

これと同じようにネガティブな情報を取り入れても、あまり自分にとって役に立つことはありません。

ネガティブな情報を取り入れすぎると心がネガティブな情報を取り入れすぎて悪い意味で太っていくのです。


ネガティブな情報は日ごろからうっぷんが溜まっている人にとっては格好の餌です。

ネガティブな情報を取り入れることで、一時的に安心する人がいる。

ネガティブな情報を見ることで、自分はまだましだと思う人がいる(つまり、下にいる人を見下してしまう)。

だから、ネガティブな情報は一定の需要があるため、世の中にあふれているわけです。

ネガティブな情報を取り入れないためにはどうしたらいいか?

ネガティブな情報を取り入れないためにはどうしたらいいか?

では、ネガティブな情報を取り入れないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか?

当たり前の手段になってしまうのですが、ネガティブな情報を発信している発信源から入ってくる情報を断つことです。

テレビ、動画配信サイト、SNS、これらを使わない日を作るのです。

ただ、これらすべてを断つのはかなり難しいでしょう。

3つ全てを断つことはハードルが高いので、全てを一度に断つ必要はありません。


テレビであればニュースのある時間帯を極力避ける。

動画配信サイトであれば、自分が見る動画を変えてみる(ポジティブな情報を発信しているチャンネルの動画を観るようにする)。

SNSであれば、ネガティブな情報を配信している人の投稿をミュートにして見られないようにする。

これらを行ったうえで、ネガティブな情報を流して視聴者に不安を持たせるような動画を配信するチャンネルの登録を解除し、有益な情報やエンターテイメント性の高い動画を配信するチャンネルを登録するなど、なるべくネガティブな情報を手に入れないようにします。

最初の方はオススメにネガティブな情報を流すチャンネルの動画が表示されることがありますが、ネガティブな情報を流す動画を観ないようにすると次第にオススメの下の方に行き、最後には表示されなくなります。

ただ、たまにネガティブな情報を流すチャンネルの動画がオススメに復活することがあるため、観てしまわないようにぐっとこらえて下さい。

そうすると、しばらくまたオススメから消えるので、ポジティブな動画やエンターテイメント性がある楽しい動画だけがオススメに出るようになり、平和な時間を過ごすことが出来ます。


SNSも同じですね。

特にXはインプレッションに応じて収益が発生するため、インプレッション数稼ぎでネガティブな情報を流す人もいます。

当然こんな情報を見ると心がネガティブになるので見ないようにしましょう。

SNSは同じ趣味を持つ人との交流に使う程度とし、あまりネガティブな情報を収集するのに使わないようにすることが大切です。

ネガティブな情報ばかりを流す人がいますが、フォローせずに、投稿も見ずにスルーしてください。

しかし、それでもネガティブな情報が入ってきて気になる方は、ミュートを使って該当のアカウントの投稿を一切見られないようにするのもいいかと思います。

SNSは利用しているとたまに変なアカウントからフォローされることもあります。

投資や不健全なことを取り扱っているアカウント、プロフィールが何もないアカウント、これらは怪しいので、フォローバックせずにそのままにしておきましょう。

特に興味を持たれないと相手が分かるとフォローを外して勝手にいなくなります。

自分が情報を見たい人のアカウントのみをフォローし、同じ趣味や興味があることを投稿しているアカウントの投稿のみを見るようにする。

フォロワー数など気にせず、ほどほどにSNSを楽しむ。

これくらいで十分だと思います。

精神的に参っているときのネガティブな情報は傷口に塩を塗るようなもの

ネガティブな情報を入手しないことが大切であるとここまでお話ししてきましたが、特に精神的に疲れていたり、病んでいたりする時のネガティブな情報は劇物と思ってもいいくらいのものです。

ただでさえ、落ち込んでいるときにさらにネガティブな情報を取り入れてしまうと、怒りや悲しみといった感情が湧いてきて心が不安定になりやすくなります。

時にはさらに落ち込んでしまうこともあります。

ですので、精神的に参っているときにネガティブな情報を取り入れないというのは絶対に守って欲しいことであり、間違っても自分からネガティブな情報を取り入れてはいけません。

精神的に参っているときこそ全ての自分に入ってくる情報を遮断して、友人とお茶をしたり(絶対に愚痴を話さないこと!)、外に出かけてゆっくりしてリフレッシュしたり(自然がある公園等がオススメです)、ウォーキングなどの軽い運動をしたりして、心のリフレッシュをすることが大切なのです。


心が疲れていたり病んでいたりしていない時でも、ネガティブな情報ばかりを手に入れると、ネガティブなことしか考えられなくなります。

他人を思いやる気力も起きず、自分のことばかりを考えてしまう。

周りの人を信頼することが出来ず、自分の殻に閉じこもってしまう。

周りの人に気を遣わせてしまい、周りの人も疲れさせて巻き込んでしまう。

それで、関わった人にもネガティブな心が伝染することもあるため、精神的に参っているときは、ネガティブな情報を取り入れないようにいつも以上に気を付けること。

どうしてもネガティブな情報を取り入れてしまう場合は、ポジティブな情報を8割、ネガティブな情報を2割程度にしておくと自分の心を正常に保てるでしょう。

これがポジティブな情報5割、ネガティブな情報5割など、ネガティブな情報を取り入れる割合が多くならないように、きちんと自分をコントロールしてなるべくポジティブな情報を取り入れるように普段から心がけておくことが重要です。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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