難しいことは細分化して考える(仕事をうまく乗り越える秘訣)

広告 お金の話 仕事の話

難しいことは細分化して考える(仕事をうまく乗り越える秘訣)

何かをやっているとき、仕事でも副業でも構いませんが、「ああ、これ難しいな」と思うことがあります。

しかし、1つのことはいくつかのことに細分化できることもあります。

そして、その結果、難しいことをやり遂げる難易度が下がることがあります。

今回はそのことについてお話しします。

難しいことは物事を1つとしてとらえてしまうから難しい

難しいことは物事を1つとしてとらえてしまうから難しい

難しいことが難しい理由に、物事全体を1つのものとして見てしまうからというのがあります。

だから、今からやろうとしていることがとんでもないことであるような気がしてきて難しいと思ってしまう。

小さなことの集合体でもそれが集まっているととても大きなものに見えてしまう。

ドラクエで言うとスライムとキングスライムの関係ですね。

キングスライムに合体するスライムは普通のスライムより少しタフですが、キングスライムになった時ほどの強さは、8匹足してもないです。

それと同じように全体を見て難しいと思うことは、このキングスライムを見ているのと同じ。

キングスライムは合体スライムに戻せませんが、物事は細分化して分けることが可能です。

だから、難しいことを行う上で、物事を細分化することが大切になってくるわけです。

物事はどうやって細分化すればいいか?

物事はどうやって細分化すればいいか?

「物事を細分化すればいいと言われても何をすればいいか分からない」と思われる方もいるでしょう。

個人的にお勧めしたのは、プロセスで分けるということです。

1つのことはいくつものプロセスによって成り立っていることが多々あります。

その1つ1つのプロセスを着実にやることによって、難しい部分を少し簡単にすることが出来ます。

プロセスが多くて難しいという場合。1つのプロセスを着実に行っていくことに気を付けるだけで、確実に難しいことなくこなすことが出来ますし、特定の個所に難しい部分が混じっていた場合は、そこだけに注力して、残りの部分は進められるだけ進めたらいい。

しかし、特定の部分が難しいという場合も、全体から物事をも見た時の難しさよりも難しいと感じる程度が下がっているはず。

「ここを乗り越えればやり遂げられる」という時は、そこだけにしっかり注力して、周囲の協力を得ながらやっていけばいいのです。

そうすることで、自分の気力を分散させることなく、難しい部分だけに集中して取り組むことが出来るでしょう。


また、もう一つの物事の細分化の方法として、物事を切り分けていくというものがあります。

大きなケーキを小さなケーキに切り分けるイメージです。

物事を大きな一つの領域と考え、それを小さなものに分けていく。

1つの物事を複数人でやる時は、まずは何をやるべきかを細かく見ていくはずです。

その際に大切になってくるのが誰がどの部分を担当するのか?

1つの物事が複数のプロセスに繋がっていてプロセスごとに分けられるのであれば、プロセスで分ければいい。

しかし、特に仕事のことになると、プロセスに分けてもさらにそこから複数の部分にさらに切り分けられるようなこともあり得るわけです。

そういう時は、1つの物事を小さな物事の集合体として切り分けて、担当を分けて、その上でプロセスを組み立てればいい。

そうすることで、物事の細分化が出来ます。


難しいことの多くがすべてが難しいことで構成されているわけではありません。

一部の個所が難しくてそれがボトルネックになっていることも多いのです。

あるいは、ただ面倒なだけで難しいことがないこともある。

そのため、プロセスで細分化するにしても、切り分けにより細分化するにしても、細分化すると難しくない部分が出てくる。

そして、難しくない部分をしっかりこなして難しい部分に集中して取り組めばいいのです。

難しい部分を対応する時は人に頼ってもいい

難しい部分を対応する時は人に頼ってもいい

1つの難しいことを細分化すると何も難しい部分が出てこなかった場合はそのまま対応していければいいのですが、難しい部分が出てきてしまった場合はどうするのかという話になります。

全体を見た時よりもその難しい部分をやり遂げる難易度は下がっていますが、それでも一人では片付けられないこともあるでしょう。

仕事の場合はチームワークになりますので、何事もすべて自分だけの力でやらなければいけないというわけではありません。

他の人に頼ってもいいのです。

他の人の協力があると「こうしたらいいのではないか」というアイディアが出ることがあり、そのアイディア通りにやるとうまくいくこともあります。

難しいことを一人で片付けられない時はこちらが群れて大きくなってしまえばいい。

そうすることでその難しいことに打ち勝てるようになります。


ただ、注意して欲しいのが、難しいからと言ってその部分を他の人に丸投げすることはやめておいた方がいいということです。

これでは解決方法を自分で身に付けることが出来ませんし、自分の実績ではなく他人の実績となるため、自分が評価されることもありません。

そのため、同じようなことが再び起きた場合、自力で解決するノウハウがないため、また他の人を頼ってしまうことになります。

同じことの繰り返しになるので、決して他の人に丸投げをすることはやらないようにしてください。


副業などでどうしても一人で難しいことを乗り越えなければならない時も同じく物事の細分化が必要で、細分化した結果、難しい部分がない時と難しい部分がある時があります。

ここで難しい部分があったときにやるべきことですが、自分一人だけが難しいことが出てきて引っかかっているということはそれほど多くはありません。

同じようなことを経験した人がいて、それを備忘録として残している人もいます。

その備忘録を見つけるのに有効な手段は検索エンジンを使って調べることです。

調べると大抵の解決方法が出てきます。

AIに質問するという方法もありますが、AIがまだそこまで強く育っていないので、今の段階は完全に任せられるほどオススメ出来る手段ではありません。

上記の手段を取っても有効な解決手段が見つからない場合は質問掲示板で質問してみましょう。

すると、同じ境遇を経験した人から回答があり、それが解決に繋がったりすることもあります。

よほど特殊なことをやろうとしていない限り、ここまでの段階で解決策が見つかるはずで。

しかし、それでもダメな場合は自力で難しい部分を解決することになりますが、ここでもう一度細分化できないか考えてみましょう。

ここで細分化が出来れば難しい部分を乗り越えるためのハードルが下がります。

そうすると自分一人で乗り越えられる確率も高くなります。

とにかく難しいことであればどんどん細分化して難しいことを局所化していく

これを繰り返すことで物事は確実に進んでいきます。

「難しいことに出くわしたら細分化してみる」

これは仕事をうまくやるコツでもあるので、ぜひ覚えておいて欲しいことであります。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

-お金の話, 仕事の話
-,