今は変化の時代。
平成の時代に比べると変化の激しい時代になっています。
この変化の時代に対応していくにはどうしたらいいでしょうか?
今回は変化の時代に取り残される人についてお話しした後、変化の時代に対応していくことについてお話しします。
変化の時代とは?
変化の時代とは、常に変化が起こっている時代のことです。
変化が次々に起こるため、それに適応していくようにしないとうまく生き残れません。
20年前の価値観で対応していっても通用するものではなく、昔の勝ちルールは今の負けルールと言ってもいいくらい変わってしまっています。
変化の時代に取り残される人
変化の時代に取り残される人は変化を嫌う人です。
変化についていくためには自分自身も変化させていく必要があります。
しかし、変化を嫌い、拒むのであれば、変化についていけずに取り残されてしまいます。
ちょうどチーズステーションからチーズが消え、それでもチーズステーションに残り続けたヘムのような存在です。
変化をしないから成長しない、成長しないから他の人に追い抜かれる、他の人に追い抜かれるから自分が取り残される。
だから変化を嫌う人はこれから先の時代、上を目指そうとしてもうまくいかないのです。
昔のルールで成功したからと言ってそのルールでずっとやり続けるのは、例えるならば切り株の周りでウサギが獲れたからと言って同じ切り株の周りで次のウサギが来るのを待ち続けるようなものです。
これでは二羽目のウサギは手に入りません。
二羽目のウサギを手に入れるのであれば、森の奥に入っていってウサギを探さなければいけないのです。
変化を嫌う日本人
先の参議院選挙でも思ったのですが、どうも多くの日本人は変化を嫌い、現状維持を望むようです。
既得利権で甘い蜜を吸い続け、日本を駄目にする政治家を「現職なので一番安心だ」と思って投票した人もかなりいるようでした。
また、現状維持が一番いいと考え、選挙に行かない人も多いように思えました。
時代の変化に対応していくためには古い考えを持つ政治家を落選させ、新しい考えを持つ政治家を当選させることで、日本の上層部の入れ替えを行う必要があります。
しかし、多くの日本人がその考えを持っていないため、日本が競争力を失い、変化に対応できず、新興国にすら追い抜かれるような状態となっています。
実際に中国、韓国には抜かれたと思っています。 家電製品のシェアはすでに中国などに持っていかれています。 インドに追い抜かれる時も近いかもしれません。
自分は失われた30年はすべてが政治家のせいではなく、その政治家を選んだ日本国民のせいでもあると思います。
変化を受け入れて波に乗ろう
日本人の多くが変化を嫌っているからと言って、自分もそれに合わせる必要があるかと言われればそうではないと思います。
せめて自分だけでもその変化を嫌う人のグループから抜け出すことも重要だと思います。
マスコミからの情報だけではなく、多くの情報源から情報を収集するアンテナを張り、常に世界の変化に気を配りましょう。
流行に敏感になり、新しい情報を受け入れ、行動していくのです。
「今のままでいい」と思っている人は、必ず今のままでよくないという状況がやってきます。
そこでまだ「今のままでいい」と思い続けているのであれば、落ちぶれていくだけです。
日本という括りではなく、世界全体という視点で物事を見ましょう。
日本の平均は世界の平均以下・・・そういう時代も来るかもしれません。
実際に日本の平均は先進国の平均以下という状態までは来ています。
どんな技術が出て、どんな製品が出るか?
それを知るには自分から情報を仕入れに行くことが大切です。
テレビのニュースで取りあげられる頃にはすでに遅いと思ってください。
仕事の働き方も変わってきます。
今時パワハラがあったり派閥があったりする会社もありますが、そんなところで働いていると何かあって退職しなければならなくなった場合に次の仕事先が見つからずに困ります。
今の状況に満足せずに勉強をして、何があっても次に対応できるようにリスクヘッジを行ってください。
そうすれば何かが起こった時でも、勉強してきたことが面接でのアピールポイントとなり、副業の基礎となり、食べていくことが出来るでしょう。
まとめ
まとめです。
変化に対応するのに必要なことは以下の3つです。
- 周りの人と同じことをしない
- 勉強をする
- 情報を常に自分から仕入れに行く
これが出来ている人と出来ていない人では大きな差が出てくるでしょう。
日本でも上位にいる人はこれが出来ています。
上位にいる人の仲間入りをして人生を楽しんだほうがいい人生を送れますし、何かがあった時でも次の一手を打ってしのぐことが出来ます。
まずは変化を嫌うその気持ちを捨てて、変化に適応していきましょう。
そうするだけでも中間層から下位層を抜け出すためのきっかけがつくれます。
きっかけを作ったら、あとはひたすら行動していくと結果が出るはずです。
変化を嫌うのではなく、変化を受け入れて、いい人生を過ごしていけるように日ごろから心がけていきましょう。
今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。