以前の記事で「がっかりした」、「失望した」について、これらの言葉を使ってはいけないことをお話ししました。
今回は「がっかりした」、「失望した」と言われたらどうするべきかお話しします。
結論としてはスルーで構いませんし、別に落ち込まなくていいです。
目次
「がっかりした」、「失望した」という人の心情について
「がっかりした」、「失望した」と言う人は、「自分の思う通りに動いてくれなくてむかつく」という心情で言っています。
つまり、この言葉を使う人は自分本位であり、わがままであるわけです。
仕事で上司からも言われることがありますが、上司側の期待値が言われた人の今の実力や成果を上回っているためがっかりしたということです。
上司側が過度に期待しすぎていただけで、こちらがしっかり努力していけば後々に自分の実力と上司の期待値が一致していくようになるでしょう。
「がっかりした」、「失望した」と言われても落ち込む必要はない
「がっかりした」、「失望した」と言われると、自分のすべてを否定されたようで落ち込む人もいると思います。
しかし、「がっかりした」、「失望した」と言われても特に気にする必要はありません。
相手が勝手にあなたに過度に期待し、勝手にあなたに対して期待を裏切られたと思っているだけです。
言われた側は、相手の期待に添うように行動することを心がけていたのであれば、特に気にする必要はありません。
相手がそれ以上を求めていただけです。
ただ、相手がわがままであなたのことを考えていなかっただけです。
「がっかりした」、「失望した」と言われたからと言って、感情的になる必要も、落ち込む必要もありません。
ただ、スルーして気にしないようにすればいいだけです。
変に気にして自分のペースを乱したりすると、精神的に参ってきたりして面倒なことになります。
そもそも相手が何を期待しているかなんてわからない
「がっかりした」、「失望した」と言ってくる人が何を考えて何を期待しているか、エスパーでもない限り正確に把握することは無理です。
なので、相手の期待に添うように行動しても、相手の期待とこちらの行動にずれが生じることは十分にあり得ることです。
個人的に70%期待に応えられれば上出来だと思っていますが、世の中には100%自分の期待に応えないと怒り出すモンスター級のわがままな人がいます。
そんなモンスター級のわがままな人の期待に完璧に応えようとすると、精神を消耗してしまいます。
「がっかりした」、「失望した」と上から目線で言ってくる人はテイカーなので、こちらが自己犠牲型のギバーとして接する必要はありません。
こちらも相手の期待に応えないという判断をする権利があります。
ただ、さすがに職場の上司を相手に全く期待に応えないというのは仕事の評価や査定に響くことです。
自分が我慢できる範囲で期待に応えるようにすればいいでしょう。
自分が我慢できないレベルで期待に応えようとすると、精神的に病む可能性があるので注意してください。
相手の期待に応えることよりも自分がどうしたいかが大切
相手の期待に応えることばかりを考えて行動するのはお勧めできません。
「では、あなたは本当はどうしたいの?」と聞きたくなります。
相手の期待に応えることばかりを考えることは、自分の気持ちを押し殺して生きることであり、他人の人生を生きることになってしまいます。
相手の期待に応えようと行動して、「がっかりした」、「失望した」と言ってくる相手はあなたとは合わないのです。
こちらも相手の期待に応えない権利がある。
縁を切ったり、相手が上司であれば転職するという手段もあります。
何もかも相手のために行動して相手に振り回される必要なんかないのです。
本当に大切にしたいのは相手の期待に応えようとしてくれた時に「ありがとう」と言ってくれる相手です。
こちらが50%くらいしか期待に応えられなかったとしても「ありがとう」と言ってくれる相手です。
感謝をしてくれる人は大切にする必要があります。
お互いに与えあってWin-Winの関係を築いていければ良き親友や仲間となるでしょう。
相手の期待には100%完璧に応える必要はありません。
相手の期待に100%応えることは一流のサービスでも無理ですし、そもそもそういう気持ちで行動すると疲れます。
「がっかりした」、「失望した」なんて言わせておけばいいのです。
こちらは言われたからと言って落ち込む必要はなく、聞き流してスルーすればいいのです。
何度も「がっかりした」、「失望した」と言ってくる面倒くさい人も世の中にはいます。
そういう人から搾取されないように自分の信念を大切にして他人と付き合っていくようにしましょう。
今回のお話は以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。