何かがあったときに自分に嘘をついたり、自分をだましたりして行動することはないでしょうか?
正直、そんなことをしても自分にとって何もメリットはないし、デメリットがあります。
自分が思うことに正直に生きること、それが自分らしく生きること。
そして、自分の心が豊かである人生を生きるための鍵になります。
自分に嘘をついたり、自分をだましたりするのは、何がいけないのか?
自分に嘘をついて生きること、自分をだまして生きること、これは一体何がいけないのでしょうか?
自分に嘘をつくということは自分の本音を隠して生きるということ。
自分をだまして生きることは自分の本音に逆らって生きるということ。
いずれにしても、自分の本音に向き合わずに人生を過ごすことになります。
これは、「自分らしく生きろ」という心の声に背いて生きること以外の何でもありません。
本当はこんなことをやりたいのに、他人の目や意見を気にして生きること。
それって、生きづらい道を避けているようで、生きづらい道をわざわざ選んで生きているように自分は思えます。
だって、自分の思う通りの人生ではないから。
自分の思う通りではなく、他人の思う通りの人生だから。
そんな人生を送ったとしても後悔しか残りません。
自分がやりたかったこと、自分が挑戦したかったこと。
これらは、若いうちは皆たくさん持っていたと思います(若い頃からやりたいこと、挑戦したかったことが少ない方もいるかもしれませんが、多くの人は何かしら自分に制限を付けて、やりたかったこと、挑戦したかったことを捨てて生きている感じがあります。)
そして、他の人と同じようなことをやって生きる。
これって、本当につまらない人生だと自分は思います。
一番つまらない人生はギャンブルや酒に溺れて一生お金の心配をしながら生きることですが、その次くらいにつまらない人生です。
歳を取ると出来ないことが増えて、やらなかった後悔も増えていきます。
そんな時に自分と向き合ってやりたいことをすべてやろうとして、自分らしい人生を送ろうとしても難しいのです。
今まで自分らしい生活をしてきた人、今まで自分のやりたいことをやってきた人には、歳を取っても同じことをやり続けて満足のいく人生が送れますが、今までそんなことをやってこなかった人にとっては今から自分らしい人生を送ろうと気持ちを切り替えるだけでもかなりエネルギーを使うことになります。
だから、自分に嘘をついて自分がやりたいことをやらないこと、自分をだまして自分らしい生き方を捨てるのは良くないことだと言えるのです。
自分の心の本音と向き合い、やりたいこと、挑戦したいことを実行する
自分の心の本音と向き合うことは、やりたいこと、挑戦したいことから目を背けないために最も大切なことです。
仕事をして忙しいと忘れがちですが、自分に夢がない、やりたいことがない、挑戦したことがないという人はまずいないはずです。
もしそんな人である場合、まず自分がいったい何が好きかを知ることから始めないと自分らしい生き方が出来ません。
誰もが自分がやりたいことは子供の頃はケーキ屋やパイロットなど、表面だけのイメージから来る憧れから来ていたのではないかと思います。
それが中学生、高校生、大学生と自分の精神年齢が上がるにつれ、現実的で自分がやれそうなものに変わっていきます。
これはこのブログの管理人である自分の話なのですが、自分が小学生の卒業の時に描いた文集の作文で「親がお金に困っているからお金持ちになりたい」と書いたそうです。
そんな記憶は今はほとんどなく、その文集がどこにあるかは今は分からないので真偽は分かりませんが、自分の家庭は普通の中流の生活を送っており、父は大手企業で働いていました。
それでも、中学生、高校生と成長するにつれ、「薬の研究をしたい」ということが自分のやりたいことになり、最後は「プログラマーとしてプログラムを書ける人になりたい」ということが自分のやりたいことになりました。
その結果、薬学部志望から工学部の情報工学科に進路の希望を変更し、大学に進学、卒業後、正社員型派遣、自社開発の経験を積みながら今はその自分のやりたいことを実現しながら人生を送っています。
なので、自分がやりたいことは自分はある程度やってきたつもりです。
そして、結婚ですが世間体で結婚しようと相手探しをして失敗しました。
自分は一人でいるのが落ち着くという割と変わったタイプであり、そんな自分についてこれるような女性がいないこと、あと、伴侶を傷つけるのが嫌なので結婚せずに一人で生きていく道を選びました(この辺りは今後変わってくるかもしれませんが、自分自身のお金と心を豊かにする、このブログを読んでくださっている方の模範になってからの話になると思います)。
こんな感じで自分は自分がやりたいように人生を送ることがある程度できていたため(仕事のやりすぎやパワハラで心が病んでしまったのは後悔していますが)、今の自分に満足しています。
特に40を過ぎたころから投資と副業に手を出したのは良かったと思っており、このブログで自分の意見を書き出したり、年4回の配当を何に使おうかというワクワクの瞬間がやってくるのは、やはり挑戦してよかったと思えるものでした。
自分の人生は振り返るとパーフェクトではありませんでしたが、人に助けられ、育てられ、ここまで来ることが出来たなかなかいい人生でした。
自分のように自分の人生を良い人生だったと思えるような人生を送るには、やはり自分の心の本音と向き合うこと、そしてそのきっかけを作ることが大切となります。
仕事が忙しい人もいると思いますが、24時間365日働く人はあまりいないはずです。
皆どこかで休日を取り、自分の本心と向き合う時間を取ることが出来る。
なのに、その時間を自分の本心から目を背けて過ごすのって本当にもったいないなと思います。
自分の本心と向き合い、それに従ってやりたいこと、挑戦したいことに挑戦すれば、人生はもっと豊かになるのになぜかそうはしない。
もっと自分の本心に耳を傾けてもいいのに、何か理由を付けてそれをやらないのって、自分を大切にしていないということと同じだと思います。
人と違う部分があるのはそれでいいんです。
一番大切なのは、自分がどうありたいのか、そしてどうなりたいのか、何を挑戦したいかということなのです。
自分の本心と向き合ったら行動するのみ
自分の本心と向き合ったら行動するのみです。
自分がこうなりたいということに関しては努力も必要ですが、自分が本心からやりたかったことを1つずつ実践していくことはそんなに難しくありません。
確かにハードルはありますが、乗り越えられるなら乗り越えてみる。
やってみて自分に合わないことは無理せずに継続することなく、そこでストップする。
こうすることで、自分に相性が良くて、自分がやりたいことをやって過ごせるようになります。
平日は仕事で疲れるかもしれません。
しかし、土日休みがある人や、祝日、ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始の休みがある人は1年の3分の1くらいが休みとなるわけです。
その1年の3分の1くらいの休みをどう活用していくかは、その人次第。
自分がやりたいこと、挑戦したいことに目を向け、しっかりと自分のやりたいことをやっていく人と、休みの日も他人の意見に流されて過ごしてしまう人とでは、自分の人生の満足感が全然違ってくるはずです。
何もしない、他人の意見に流されて行動する、休日にもこんなことをしていたら、自分らしい生き方が全くできません。
自分らしい生き方が出来ない人は自分に嘘をついたり、自分をだまして生きていく人でもあります。
そんな人が幸せになれるわけがありません。
仕事も自分の能力が発揮できることが大切ですが、自分との相性も大切です。
パワハラやサービス残業が当たり前の会社で働き、しかも安月給で手取り20万円も行かない。
部屋もワンルームしか借りられず、場合によっては実家から会社に通うしかない。
そんな仕事をしていると、後悔する日がやってきます。
自分らしく生きられないこと、つまり自分に嘘をつき続けてきたこと、自分をだまして生きてきたことはすべて後悔に変わるのです。
今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。