自分で自分のことを認めてあげられない仕事は苦しくなるから仕事の内容や環境を変えよう

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自分で自分のことを認めてあげられない仕事は苦しくなるから仕事の内容や環境を変えよう

「ああ、自分は何をやっているのだろう」

「今日の仕事も全くできなかったな」

「今日も上司に怒られた。なんて自分は駄目なやつなんだ」

そんなことを思いながら普段の仕事を行う人がいます。

しかし、こんなに自分を責めてしまうような仕事はあまり続けない方が良いでしょう。

自分で自分で攻めてばかりだと、認めてあげられない状況だと、どんどん苦しくなってしまいます。

今日はそのことについてお話ししたいと思います。

自分が出来ないのは自分のせいとは限らない

自分が仕事がまったくできないのは自分のせいであるとは限りません。

やる気がなくて結果が出ないのはその人の問題がありますが、一生懸命仕事をやってそれでもうまくいかなかった場合は、環境が悪いか、自分の仕事の適性が悪いかのどちらかです。

一生懸命やっても結果の出ない仕事はどうしても自分を責めたくなってしまいます。

でも、仕事で結果が出ないのは、自分の仕事の姿勢に問題がないのであれば、他に原因があります。

特に自分を責めてしまうような状態であれば、少なくとも十分に一生懸命仕事をしています

結果が出ないのに自分を責めない人は、仕事での成長をあきらめてしまっている人や、やる気がなく他人任せな人です。

今はそんな気力を失っている人ではないかもしれません。

しかし、自分を責めてばかりだと自分を責めるのに疲れてしまい、気力を失って成長をあきらめたり、他人任せな人になってしまうかもしれないのです。


そもそも自分を責めてしまう行為は心も体も疲れることです。

ストレスをためてしまうことになるので、自分のせいであると自分で責任を負ったりせず、まずは冷静に何が問題であったかを分析し、1つずつ改善していきましょう。

自分を改善しても状況が変わらない場合は部署異動や転職を検討する

自分を責めてしまうようなことがあり、冷静にうまくいかなかったことを分析して改善して、それでも自分を責めてしまうような状況が続いた場合は、自分ではなく、仕事や周りの環境に問題があります。

例えば、

上司が自分の成長を認めてくれず、叱られてばかり。

どんなに頑張っても仕事の成績が良くならない。


そんな感じで上司や仕事の適性に問題がある場合もあります。

こんな時は、そのまま今の仕事を続けていても苦しくなるだけです。


若いころの1年は歳をとってからの1年よりもはるかに貴重です。

そんな1年を自分を責め続けて状況が改善しない環境で過ごすことはとてももったいないことです。

なるべく早く部署異動や転職を検討し、働きやすく、自分の実力が出しやすい職場に身を置くことを考えましょう。

例えホワイトな企業であっても自分を責めてしまうようなことが続けば苦しくなります。

このまま頑張って成果が出ればいいのですが、成果が出そうにない場合は迷わず仕事の環境を変えることです。

自分で自分を認めることの大切さ

自分で自分のことを認めるのはとても大切なことです。

自分で自分のことを認めることが出来れば、それは自信につながります

逆に自分で自分のことを認められないと自信がつきません。

自信がつかないと仕事や普段やることに対して最大限のパフォーマンスを発揮することが出来ません。

その結果、自分の成長につながらずにさらに自信を無くしていくことになります。

そしてまた結果の出ない状況が続いてしまいます。

こんな感じで負のスパイラルが起きてしまいます。


自分で自分のことを信じてあげることは、努力をすることの前にまずは自分がやらなければいけないことです。

本当の意味で自分のことを守ってあげられるのは自分しかいません。

他人が守ってくれても、自分の意識が変わらなければ自分を救うことが出来ないのです。


「あなたは自分が思っていることより多くのことが出来るのよ」


これは「迷路の外に何がある?」という「チーズはどこへ消えた?」の続編にあたる物語でホープという小人が、小人のヘムに対して言った言葉です。

この言葉を自分で自分のことを認められなくて困っているすべての人に自分は送りたいと思います。

そう、あなたは自分が思っている以上に多くのことが出来る。

あなたは自分が思っているほど無能ではない。

何かしらの能力を持って生まれてきた、きちんと役割を持っている人のうちの一人なのだ。

こう言うことで、自分で自分のことを認められない人を救いたいのです。


こんなことを思っているのは自分にも自分のことを認められない時期があったからです。

28歳から34歳までの6年間。

会社では落ちこぼれで窓際の部署に異動させられました。

他の人よりもうまく仕事が出来ないことに常に苦しんで悩んでいた。

自分で自分のことを認めることが出来ず、その状況が本当に苦しかったのです。

そんな自分も今は自分のことを認めることが出来、社員の一員として戦力になることが出来ている。

こんな経験があるからこそ、自分で自分のことが認められないことの苦しさが分かりますし、同じ境遇の人に自分と同じように立ち直ってほしいと考えています。


とは言っても、自分で自分のことを認められるようになるためには今の状況をそのまま続けても何も変わりません。

状況を変えるためには成功体験が必要なのです。

だから、失敗ばかりしてしまう環境や自分の成長を認めない上司の下で働いてはいけないのです。

適切な環境に身を置き、成果の出やすい仕事をこなして自信を付けてどんどん難しい仕事にチャレンジしていく。

もちろん一生懸命やることが必要で、怠慢であってはいけません。

成果が出せるようになると自然と自分のことを自分で認められるようになります。


自分で自分のことを認められないことが続いた場合は「本当に自分がいけないのか」を考えてみて、一生懸命仕事をしたのに結果が出ない場合は仕事の内容や環境に注目してみましょう。

自分が認められないことが続いた、でも仕事に対して手を抜いていないといった場合は、間違いなくあなたは悪くはありません。

自分で自分のことを認められずに苦しくなった場合は、その苦しみをずっと背負って過ごす必要はなく、環境や仕事を変えて自分を救ってあげましょう。

泥水の中にいる金魚をきれいな水に入れた時のように活き活きと動けるはずです。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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