今回から、自分がこんな会社は辞めた方がいいと思う会社について9記事続けて書いてみることにします。
まずは、残業が極端に多い解会社と休みが取れない会社、そして、もう一つ、休みの日でも仕事の電話が来ることが常態化している会社についてお話しします。
共通していることは休めないということで、プライベートの時間が取れないこととなります。
休みがまともに取ることが出来ないと心身ともに疲れてきて仕事のパフォーマンスが上がりません。
3つのパターンに当てはまるのであれば・・・そして、もし、そのことで疲れがたまって生活や仕事に支障が出ているのであれば、今の仕事を辞めて転職した方がいいと思います。
目次
残業が極端に多い会社
1日当たりの残業時間が平均2時間であれば、毎月の残業時間は約40~45時間となります。
普通の企業は36協定というものを結んでおり、1日8時間、週40時間の労働で、週に最低1日の休日となっています。
時間外労働の上限は毎月45時間、年360時間以内とし、先ほどのように毎日2時間の残業が発生するとこの上限付近まで達してしまいます。
それでも中には残業を毎日終電までやらせたり、夜の10時までやらせたりする企業が存在します。
毎日残業2時間ほどでも、9時出社で20時から21時までには会社を出ることが出来ますが、それ以上になると本当に自宅に帰って、寝て、起きたら会社に行くという、平日のプライベート時間がほとんどない状態となってしまいます。
36協定では臨時的に年720時間、月100時間未満、時間外労働と休日労働の一か月平均が80時間以内、月45時間を超える時間外労働が6か月まで認めていますが、これはあくまでも特別な例であり、慢性的にこの条件で働くことを定めているものではありません。
つまり、毎月の残業が45時間を超えることが慢性的になっている企業は法令順守意識がない会社か、従業員の健康や安全を考えない会社だと言えます(しかもそんな会社に限って安月給だったりします)。
いつ労基が入るか分かりませんし、そもそも残業が多すぎることは、働く人の心を蝕む危険な環境となります。
残業が多くて会社と自宅を往復している場合はすぐに転職活動をして会社を抜け出したほうがいいでしょう。
休みが取れない会社
皆さんは今働いている会社できちんと休みを取ることが出来ていますでしょうか?
有休はきちんと取得出来ていますでしょうか?
もし、毎月4日間くらいしか休めない、年間80日も休みがない、毎年の有給取得日数が0という会社であれば、辞めるべき会社であると思います。
休みというのは仕事で溜まった疲れを取るだけではなく、趣味や自己啓発、副業といった時間に充てるべき重要な日なのです。
休みがしっかり取れないと、残業時間が多い時と同じように休みが普段の疲れを取るだけの日になってしまい、趣味や自己啓発、副業に励むことが出来ません。
趣味でリフレッシュできないことが多いと、プライベートがなく、ひたすら虚無な人生を送ることになってしまいます。
仕事が趣味であれば休日が少なくても続けられることもありますが、大抵はそうではありません。
そもそも仕事が趣味であっても、会社員としてやっていること自体、稼ぐ効率が悪いです。
定年まで休みの日がまともに取れず、趣味に使う時間もなく、働く自分を想像してみてください。
有休を病気以外で使えず、大きな休みもなく、旅行などで思い出を作れない自分を想像してみてください。
そんな人生を送り続けると年を取った時に後悔すると思います。
後悔しても遅いので、後悔することが分かっているのであれば、休めない会社をなるべく早く辞めて、この状態から抜け出しましょう。
休日に仕事の電話やLINEが来る会社
これは営業職や技術職に多いようです。
顧客から土日祝日問わず連絡が来て緊急の仕事が頻繁に入る。
こんな休日を送っていては、休日に休みモードに切り替えられず仕事モードのままとなり、心と体が休まりません。
震災などの安否確認や緊急連絡網の連絡には対応する必要がありますが、当日に仕事の連絡が来て当日に対応しなければならないということが常態化している会社であれば要注意です(ちなみに自分が勤めている会社がそんな状態で、5月いっぱいでやめて別の会社に移る予定です)。
携帯電話が手放せませんし、いつ電話がかかってくるか注意しながら、休みの日も過ごさななければいけません。
外出もままなりませんし、泊りがけの旅行にも行けません。
旅行に行けたとしても、対応のための携帯やPCを持ち運ぶこととなり、心から楽しむことが出来ないでしょう。
正直言って会社やお客様のためとはいえ、そこまで自分を犠牲にして仕事をする必要はないと思います。
他社で働いている人は休日を楽しんでいるのに自分は出来ない。
プライベートを捨ててまで仕事をしなければいけない会社で働くのは、自分は間違っていると思います。
もっといい条件の会社はありますよ。
今の環境で乗り越えてきた苦労を面接で語ると、きっと評価してくれて採用してくれる会社があるはずです。
必ずしも今の会社でずっと働かなければいけないというわけでもないので、苦しくならないうちにさっさと辞めましょう。
自分がもし面接官だったら、この話をしても「根性がない」と言ってマイナスの評価をすることはありません。
苦労をしてきた分、誠実に働けるといういい印象を持つからです。
まとめ
今回お話しした3つのタイプの会社は時間拘束が多く、プライベートの時間が取れない会社となります。
休みの日にしっかり休むことや、プライベートで趣味や自己啓発、副業に励むことはとても大事なことです。
長く働ければ働くほどその会社の奴隷となり、つぶしが効かなくなってしまいます。
ですので、今回挙げた3つの会社に当てはまっていていて辛いと思っている方は、なるべく早く会社を辞める行動を起こすことをお勧めします。
例え給料が高くても、お金だけがあればいいというものでもありません。
自分の心も豊かにならないと幸せな人生にならないのです。
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