こんな会社は辞めたほうがいい ⑩違法なことに加担させられる会社

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こんな会社は辞めたほうがいい ⑩違法なことに加担させられる会社

世の中はまともな会社だけではありません。

法律を無視してお金を稼ごうとしたり、タイムカードを定時に打刻してそこからサービス残業をさせられる労働力の万引きを行っている会社もあります。

違法なことに加担させられる会社・・・例えば個人情報リストを不法に入手し、会社が一方的に儲かるだけのサービスや商品を売るために個人情報リストに従って電話を片っ端からかける、迷惑メールやフィッシングメールを送る、詐欺の電話や勧誘の電話を掛ける、などあまり普通の人があまりいいイメージを持たない会社です。

普通の人であれば求人がまともそうに見えて、面接を受けると簡単に通過して採用される。

ただ、入社してみると上記のような仕事をさせられるような会社も存在します。

そして、会社が労働基準法などの労働に関する諸法律を守らない会社。

ここで働くと、色々と搾取される羽目になります。

なので、違法な仕事をさせられる会社からは自分がその色に染まってしまわないうちにさっさと辞めたほうがいいのです。

違法な仕事とはどんな仕事か?

違法な仕事とはどんな仕事か?

違法な仕事は様々ありますが、一番引っかかる可能性が高いのは詐欺や悪質商法でしょう。

闇金融もあるかもしれませんが、そもそも消費者金融の仕事を探していなければ、求人に引っかかることは少ないでしょう。

または、自社の商品と謳っていても他社の模倣品の製造だったり、時には著作権や商標法に違反するような商品を製造して、それを売って来いと飛び込み営業をさせられる。

こんな感じの仕事があります。

また、ここには書けないような仕事もありますが、そもそもそのような仕事につく人は目先のお金の欲しさに自分から応募してその仕事に就くため、希望していないのに違法な仕事をさせられる仕事にはこのような仕事はあまりないでしょう。

ただ、もし事務員としての募集で風営法に引っかかるような仕事に従事させられたり、所持するだけで違法なものの運搬や販売の仕事に従事させられるようなことがあった場合は、自分の人生をダメにしてしまうので、すぐにでも辞めたほうがいいでしょう。

違法な仕事をさせる会社は法令順守の意識が薄い会社が多いです。

そのため、退職時にトラブルがあるかもしれません。

何かトラブルがあったときは退職代行(この場合は弁護士の退職代行がおすすめです)を使って、早々に抜け出すことをお勧めします。

違法な労働環境で働かせる会社の特徴

違法な労働環境で働かせる会社の特徴

もう一つ、取り扱っている商品はまともでも、会社側が不正を行うことで成り立っている会社があります。

以下のうち、どれか一つにでも当てはまったら、会社側が法律を守らずに不正を行って経営をしていることになります。

  • 残業代を支払わない(みなし残業時間が長時間であり、その残業時間を超えても残業代が出ない)
  • 36協定なしに長時間残業をさせる
  • 最低でも週に1回は休日を取る必要があるのに、休日がない週がある
  • 休憩時間をきちんと取らせない(6時間を超える勤務は45分以上の休憩が必要)
  • 有休が全くとれない(年に5日以上の有休が取れない)
  • 長時間労働と残業代を支払わないことで、実質上の時給が最低時給を下回る
  • 雇用契約書のサインなしで働かされる
  • 社会保険未加入
  • 試用期間に最低賃金以下で働かせる
  • 試用期間内の正当な理由なしの解雇
  • 労災が起きても隠蔽して報告を行わない

これらの不正を行っている会社で働くことは、自分の会社での立場を弱くしてしまいます

なぜならば、このような不正を行う会社というのは徹底してトップダウンの社風を持っており、「上が言うことは絶対」という雰囲気に満ち溢れています。

そのため、自分の意見はまず通らないと思った方が良く、ただ上から指示されたことをやるだけという面白くない仕事である可能性が高いです。


そしてもう一つ、これらの仕事に従事することは痛みを伴うものです。

実際に暴力を受けて体の痛みを伴うこともありますが、特に問題なのは精神的攻撃による心の痛みですね。

ノルマを達成できなければ朝礼の場で全社員に向けてつるし上げを行う、そのような恐怖を避けるために一生懸命働き、ストレスを多く溜めてしまいます。

時には無理しすぎることがあり、何かの拍子に心の疲労が限界を超え、精神を病んでしまうことになることもあります。

このブログで何度も伝えていますが、精神を一度病んでしまうと再発しやすく、完全に回復するのは難しいです。

下手すると一生付き合っていかなければいけないので、心が壊れて精神を病んで痛みを感じなくなる前に、逃げ出すという選択肢を取ることが重要です。


会社が不正や違法行為を行っている場合、下で働く社員の立場としてはとても苦しいものです。

なぜなら、そのような会社は目先の金ばかりを追い求め、顧客のことは二の次であるからです。

また、上層部が楽をしたいから社員に鞭を打って売り上げを上げようとする。

そのような考えがあるから、不正や違法行為に手を染める。

そして、不正や違法行為に手を染めている会社で働くということは、周りからもそういう目で見られるということです。

だらだらと長く働き続けると転職でも不利になりますし、自分の人生の選択の幅を狭くしてしまうことになります。

なので、会社が不正や違法行為をしていることが発覚した場合は、すぐにでもその会社から抜け出すことを考えましょう。

働いていた会社が不正や違法行為に手を染めていることは正当な転職理由として認められます。

そのため、最近Z世代が入社して数日で退職しているのが問題になっていますが、このようなケースの場合は入社して数日で退職しても問題ありません。

ただし、面接や職務経歴書では正当な退職であることをしっかりと主張をし、決して仕事に対して耐性がないということではないことを応募する求人を出している会社にしっかりと伝えておきましょう。

ここをうまく説明できないと、転職活動時に不利になることがあります。

不正や違法行為をしている会社や仕事の内容が違法な会社に入社しないために気を付けること

ここまで紹介してきた違法な仕事をさせられる会社や、上層部が不正や違法行為を行っている会社に入社しないために気を付けることは二つ。

まずは応募する企業の求人票をよく見ること。

大体の求人票は仕事の内容や、どんな人が欲しいか、必要なスキルなど分かるように記載されていますが、仕事の内容が曖昧だったり(例えば「書類を作成する簡単な仕事です」など。何の書類を作成する仕事か書かれていない)、未経験者、年齢不問など明らかに誰でもいいような求人票を出しているところは応募をやめた方がいいです。

あと、面接回数が1回というのは必ず地雷というわけではありませんが、しっかりした企業だと筆記試験と現場リーダーや管理職の面接と社長面接のように、少し手間がかかりますが、面接の回数を複数回設けていたり、筆記試験で仕事の適性や地頭の良さを判断したりします。

また、試用期間やみなし残業についても確認しましょう。

試用期間が半年や1年の会社は地雷率が高いです。

そして、みなし残業時間が極端に多い会社(20時間が多いですが、30時間以上の表記がある場合は注意)は、そもそも残業代を払う意思がない会社であることが多いです。


次に会社の口コミをよく見ること。

会社の口コミは会員登録をして自分も口コミを書かないと全部の情報を見ることが出来ないことが多いですが、口コミを書かなくても一部の口コミを確認できるところもあります。

会社の求人の内容と乖離している口コミが多いところ、社員がサクラで口コミを書いていると思われるところ、そして、設立して何年も経つのに口コミが一件もないところは、求人票の内容が偽物であることが多いです。

一つ注意したいのは、会社の口コミサイト自体が退職者が不満をぶちまけるところになっていることで、必要以上に悪く口コミを書いている人も見られます。

しかし、在職者の口コミも見られますので、色々な口コミを見て、総合的に判断するといいでしょう。

会社のサイトを見てもいいのですが、会社のサイトには働く人にとって不都合な情報は書かれていません。

会社のサイトは事業内容がしっかり書かれているかどうか程度を確認すると良いでしょう。


違法な仕事をさせられること、会社が不正や違法行為を行っていることで社員にしわ寄せが来ることはとても社員にとってストレスが溜まるものです。

また、そんな環境で長く働くことは自分の良心をなくしてしまう原因にもなりますので、なるべく早くそのような会社から脱出し、健全な職場で働くことを考えましょう。

このような会社には「石の上にも三年」は当てはまりません。

とにかく気づいてからどれだけ早くその会社から逃げるかが大事なのです。

[広告]おすすめの転職サイト、転職エージェント、退職代行について

この記事を読んで転職を考えたくなった方のために、以下の転職サイト、転職エージェント、退職代行をお勧めしています。

もし今働いている会社にいるのがつらい場合は転職活動の参考にしていただければ幸いです。

おすすめの転職サイト

転職サイトは1つではなく、複数の転職サイトに登録しておくことをお勧めします。

特にリクナビNEXTは外すことが出来ず、転職活動の際は絶対に登録しておいた方がいいでしょう。

実際に自分も利用して転職に成功したことがあるので、実績は確かです。

転職サイト名リンク特徴
リクナビNEXThttps://next.rikunabi.com/求人数が充実しており、求人が見やすい

オファーが来てそこから転職につながることも

大手、スタートアップ企業、中小企業の求人までカバー

ブログの管理人が転職活動で転職に至った転職サイト
エン転職https://employment.en-japan.com/リクナビNEXTと併用して登録しておきたい転職サイト

求人数はそこまで多くないけど意外な掘り出し物があることがある

ブログの管理人が転職活動で内定を獲得した転職サイト

担当者からの一言が書いてある求人があり、どんな人が向いている求人かが分かりやすい
マイナビ転職https://tenshoku.mynavi.jp/特定の分野に特化した関連サービスが多い。

求人数も多く、ここでしか取り扱っていない求人もあり。

どんな人が向いている求人であるかが分かりやすい。

求人が結構詳細に記載されているのでしっかり熟読して判断できる。

お勧めの転職エージェント

転職エージェントは無料で登録でき、面談を行い、それに合った求人を担当者が紹介してくれるサービスです。

一つの転職エージェントに絞るのもいいのですが、個人的には複数の転職エージェントを併用し、自分に合った求人を積極的に見つけていくことをお勧めします。

それぞれ転職エージェントには得意な分野があるので、自分の求める求人を得意とする転職エージェントを選ぶことが重要です。

転職エージェント名リンク特徴
リクルートエージェント業界最大級の求人数を誇る

転職支援実績No1の実績あり

豊富な非公開求人と経験豊富な担当者

面接力向上セミナーあり
dodaの転職エージェント取り扱い求人の約80%が非公開求人

面接前後のフォローが充実

2022~2024年 オリコン顧客満足度(R)調査 転職エージェント 20代 第1位

面接前後のフォローがしっかりしている。
特に書類通過した企業の面接でどんな内容が聞かれるかの傾向が転職者に伝えられるので、面接対策も立てやすい。

おすすめの退職代行

退職時に会社と揉める時があります。

退職届を受け取らない、退職を告げると急に態度を変えてパワハラやモラハラをしてくる。

そんな会社は今でも普通に存在します。

もしそんな会社に当たって辛い場合は退職代行の利用をお勧めします。

退職代行の業者が間に入ることで、会社と直接やり取りをすることなく退職が成立するので、会社と揉めてどうしようもなくなったら利用してみるといいでしょう。

退職代行名リンク特徴
退職代行ガーディアン労働組合による退職代行サービス

20代~30代でスマホをしっかり使える層がメインターゲット

労働者の代理交渉が可能

退職失敗のケースが過去に一度もない

比較的安価で退職代行を依頼できる

一律料金で追加料金なし
退職代行サービス「CLEAR」労働組合による退職代行サービス

20代がメインターゲット

労働者の代理交渉が可能

退職成功率100%

安価でしっかりとした退職代行を利用したい人向け
退職代行モームリ一般企業による退職代行サービス

弁護士監修

労働組合と提携していて違法性のない退職代行を実施

20代前半がターゲットだが高校生から60代まで幅広い実績あり

労働者の代理交渉が可能

退職成功率100%

アルバイトでも利用できる退職代行
退職代行ニコイチ一般企業による退職代行サービス

退職代行業界実績No1

20代から30代の利用が多いが、ターゲット層は特になし

退職代行サービスの運営歴10年以上

退職成功率100%

弁護士法人ガイアの退職代行サービス弁護士法人による退職代行サービス

20代から40代がターゲット

退職成功率100%

有給消化、引継ぎの交渉あり

残業金や未払い賃金の取り立ては有償(20~30%)

弁護士が対応するので会社に強く出れる
弁護士法人みやびの退職代行サービス弁護士法人による退職代行サービス

20代~50代がターゲット

有給消化、引継ぎの交渉あり

残業代、未払い賃金の取り立ては有償(20%)

弁護士が対応するので会社に強く出れる

その他おすすめのサービス

転職活動時にうまくいかない、履歴書や職務経歴書の書き方が分からない、現職の人間関係で困っている、どのようにキャリア形成していけばいいかわからない、副業で何を始めてたらいいかわからない。

そんな時はキャリア相談サービスを使うとよいでしょう。

無料ではありませんが、自分の今後の人生を左右する大事な相談をすることになるので、自分一人で悩むのではなく、専門家がアドバイスしてくれるしっかりしたサービスを使うことも手段の一つです。

もし転職について自分でどうしたらいいか分からない場合は、キャリア相談を使うこともお勧めします。

サービス名リンク特徴
キャリア相談プラットフォーム【coachee】転職活動、副業、人間関係、キャリア形成などの悩みに関して
専属のコーチが相談に乗ってくれる

コーチはその道のプロであるため安心して相談できる。

20代から40代がターゲット

今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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