ワークライフバランスを考えて仕事をすることが出来ている人は、世の中にどれくらいいるのか?
世の中には社員を雑に扱うブラック企業や、激務できちんと休む暇のない会社が世の中にかなり多く存在しています。
働き方改革により多少は働きやすくなったところもありますが、まだ働き方がひどい会社が存在します。
そんな働き方が悪い会社に勤めていると、ワークライフバランスが崩れ、心と体の負担がかかり、心と体を壊して自分らしい人生が送れない原因になります。
目次
ワークライフバランスの取れない会社とはどんな会社か?
ワークライフバランスが取れない会社とは、長時間労働が常態化しており、休日も年に100日もない。
そして、その貴重な休日にも仕事のことに縛られるような会社です。
例えば、休日に仕事の連絡が来ることが常態化しているような会社。
自分がかつて出向していた会社で携帯の当番制があり、当番になった時は1週間(土日も含む)、24時間体制で携帯からの連絡を受けて対応しなければなりませんでした。
夜中にも連絡が来るのでまともに寝ることも出来ない。
そして、休日はまともに外出することも出来ない。
今思ってみると、本当に地獄のような時でした。
当時は情報システム部に出向していましたが、祝日、土日に仕事が入ることも常態化しており、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始も仕事が入ることがあり、休日数は確保されていましたが休みたい時にまともに休ませてもらえなかったですね。
9連休なんて都市伝説、そんな会社で働いていた時期でした。
このような会社は今でも少なくないようです。
会社の口コミを見ると様々な労働者の悲鳴を聞くことが出来ます。
業界によっても違いますが、働き方改革、有休を最低5日間取るみたいなことを平気で無視して仕事をさせる会社もあります。
また、パワハラ防止法に違反している会社も少なくありません。
そんな会社で働くことは、ずっと体と心に負担をかけることになるため、悲惨な末路が待ち受けています。
ワークライフバランスが取れない会社で仕事をする人の末路
ワークライフバランスを考えない会社で働く人がいったいどうなるのか?
結論から言うと心と体を壊し、取り返しのつかないことになります。
ワークライフバランスが取れない会社で仕事をすると、自分のことをやる時間を確保することが出来なくなります。
自分のことをやる時間がないということは、自分の趣味に費やす時間や、自分の心を休めて心を健康に保つための時間が取れないということである。
そのため、休日がただ寝るだけの時間となったり、休日も仕事用の電話を手放せなかったりして、休むことが出来ない状況になります。
きちんと心と体を休ませることは出来なければ、次第に疲れがたまっていきます(この疲れは心労も含みます)。
そして、限界に達した時、突然倒れてしまったり、体が動かなくなったりして、まともに働くことが出来なくなります。
こうなってしまうと、休職することになり、会社によってはこのことを理由に解雇することもあります(もちろん不当解雇ですが)。
解雇にならなくても、休職中に収入がない状態になるため、お金がどんどんなくなることに耐えなければなりません(一応休職手当と言う制度がありますが、給料よりも安くなるので貯蓄を取り崩していくことになります)。
特に、ワークライフバランスが取れない会社、つまりワーク、ワーク、ワークの会社は給料が安いことが多く、ただでさえ生活が苦しいことも少なくないはずです。
そして、お金がどんどんなくなることがさらに心配要員やストレスとなり、状況を悪化させてしまうことに。
休職から復帰しても、社員や上司から冷たい視線を向けられて、会社に居づらくなって退職せざるを得なくなるケースも多いようです。
なので、ワークライフバランスが取れない会社で働くことは職歴に自分の心に負担をかけるだけではなく、職歴にも傷をつけることにもなり、次の仕事を探すのに不利になるということ、自分の貴重な時間を消費してしまうことになるということ、そして、これは自分の人生において取り返しのつかないことになることをしっかり理解しておかなければなりません。
ワークライフバランスは仕事をする上でとても重要
よほど仕事が自分の生きがいではない限り、ワークライフバランスが取れていない会社で働くことは、自分の心と体に負担をかけます。
心と体に負担をかけ続けて苦しい思いをして仕事をすることが、自分にとっていいことであるとは思えません。
心と体に負担をかけて働き続けて、自分のやりたいことも出来ず、仕事自体も面白くない。
そんな働き方をして本当にいいのでしょうか?
絶対に後悔することが出来ます。
なぜそう言い切れるかと言うと、5年間ワークライフバランスが取れない会社で働いて自分を消費させた結果、自分らしく生きることが出来なくて、後悔した経験が自分にあるからです。
当時の自分の考え方はワーク、ワーク、ワークでした。
働いていた会社の考え方もワーク、ワーク、ワークでした。
この部分の考えの一致があっていたから5年間働き続けらたわけですが、40歳を境に自分の仕事の価値観が変わり、ワーク、ワーク、ワークの働き方に耐えきれなくなり、退職しました。
当時の会社は有給なんて「何それ?」みたいな感じでしたし、残業代、退職金なし、賞与なし、そして休日も仕事の連絡が来る、テンプレのようなワークライフバランスが取れない会社でした。
そして、会社を辞めたいと伝えるとパワハラをしてくる会社でもありました。
基本的にワークライフバランスが取れない会社は通常の手続きで退職できる会社は少ない(もしくは退職者が多すぎて退職を申し出ても慣れている)と思った方が良く、特に零細企業の場合や家族経営の会社の場合は注意した方がいいでしょう。
そんな会社で働いても幸せになりませんし、心と体を壊すことにもなります。
ワークライフバランスが取れない会社で働いて苦しい思いをすることになった時、これ以上酷くならないためにワークライフバランスがしっかりした会社に転職することをお勧めします。
もし退職をきちんとした手続きも出来ないのであれば、退職代行を使っても問題ありません。
基本的にこのブログで紹介している退職代行サービスであれば、問題なく退職が出来ますので、退職代行を使って失敗したらどうしようと思っている方にもお勧めできます。
実際に自分も退職代行を使って退職する経験をした人の一人です。
ワークライフバランスが取れなくて、ワーク、ワーク、ワークの状態になるのであれば、早々に退職してワークライフバランスを保って自分の時間を持てるようにしましょう。
そして、ワークライフバランスが取れる会社で働くことが出来るようになったら、自分を高めるための時間、つまり自学や自己啓発、副業などに力を入れ、何かあった時のためのスキルを高め、仕事に役に立つノウハウも得ておきましょう。
ワークライフバランスが取れる会社で働くことが出来ても、この先何が起きるかは全く予想が出来ません。
会社が突然倒産して無職になることもあるのです。
ワークライフバランスが取れても、その中からスキルアップや自己啓発の時間を確保しておき、残りの時間で自分の体をリフレッシュすれば、心と体が疲れて体の不調につながることがありません。
なので、ワークライフバランスは大切であること、ワークライフバランスを崩さない程度にスキルアップ、自己啓発を行う時間を取ることが大切であることはしっかり理解しておいた方がいいでしょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。