仕事をしているとろくに調べもせずに聞いてくる人がいます。
しかし、それでは相手に負担をかけるだけで、自分にとっても良くありません。
なので、まずはGoogleなどを使って調べることで相手に「ここはこういう理解でいいでしょうか?」という、Yes、Noで答えられる質問に持って行くことが大事になるのです。
答えが書いてあるサイトもありますが、そんなサイトを見つけると儲けもので、そのサイトを見るだけで不明点を解決できます。
また、自分自身の知識も広がりますので、人に聞く前に事前にGoogle検索などを使って調べることは、自分の成長のためにもいいことですね。
調べもせずに人に聞くことは、相手に丸投げをすることである
調べもせずに人に聞くことは、相手に確認したい内容を丸投げすることです。
Yes、Noでは答えられませんし、答えるためには相手が調べなければなりません。
例えばこんな質問です。
「〇〇についてどうすればいいですか?」
こんな質問だと、相手が知っていればまだ答えてもらえますが、相手が知らない内容だと相手が調べて答えないといけないので、相手にかなり負担をかけてしまうことになります。
相手にもやるべき仕事はあるわけです。
なので、相手が質問に対応する時間がなければこのような質問に対応する時間がなければ「もう少し調べて質問して」と断られることもあります。
ただ、何か分からないことを人に聞くということはとても大切なことです。
分からないことを分からないままにして仕事を続けられる方が困ります。
分からないことを整理もせずに、調べもせずに、そのまま相手に聞いても自分の理解はあまり深まりませんし、相手のやることが増えるので、自分の為にも相手の為にもなりません。
分からないことが分からないという場合がありますが(特に新入社員時代に多い)、これは課題や問題に関して見る目が不足しています。
なので、分からないことが分からない場合もきちんと相談して(例えばどんな観点で見ていけばいいのかなどを聞く)、どうやって分かるようにすればいいかを相手に聞くといいでしょう。
Googleは最大の教師である
Google先生、"Google it!(ググれ)"と言う言葉があるように、調べ物をする場合はGoogleで調べると大抵の場合答えが出てきます。
大体上位3個くらいのサイトを見ると、答えが書いてあります(たまに上位サイトが参考にならずに、8位くらいにあるサイトが役に立ったりします)。
なので、まずはGoogleで調べるということを習慣づけたほうがいいでしょう。
ちなみにAI(ChatGPTなど)はまだ実用に足るものではないものもありますが、的確に答えをまとめてくれる場合もあります。
ただ、時々間違った回答をすることもしばしばあります。
ですので、2024年時点ではAIは完全に頼らずにGoogleで調べる。
これが一番調べ物をするのに向いています。
なお、かなりマイナーなことをやろうとしている場合、Googleで調べても答えが出てこないことがあります。
その場合は英語のサイトを含めて検索することも必要になりますが、日本語のサイトで出て来なくて英語のサイトで出てくるのはよくあることです。
幸いなことに、ブラウザの翻訳機能が以前ほど不自然な日本語に訳さないので(それでも不自然な訳は残っていますが)、英語のサイトを見つけてブラウザの翻訳機能を使って日本語にして内容を確認することは、十分調べる手段の一つとして使える手段になります。
Google検索で出てこないことを調べようとして人に聞いても、相手も手探りでやっている場合が多いです。
Google検索で出てこないことでも、相手が知っている場合がありますが、この時はラッキーな時で、相手が知らないことも多いので、Googleで調べても出てこないことに出くわした場合は英語のサイトも調べてみる。
または、自分で答えを見つけでしていくことになります。
この時、まずその情報を知るために直接キーワードを入力しても情報が出てこない。
そもそも何を知りたいのかを整理して関連するキーワードの候補をいくつか挙げる。
それらのキーワードで検索をしてみる。
こうすることで、関連するキーワードで引っかかる内容が思わないヒントになることがあります。
直接キーワードで調べて出てこない場合は、関連するキーワードで調べて出てこないかまずは確認してみましょう。
もしGoogleで検索して情報が出てこない場合は、関連するキーワードで調べて出てこないか、まずは確認してみましょう。
もし関連するキーワードでGoogleで検索して情報が出てくるようであれば、そこを手掛かりにして次のキーワードを見つけて調べていくことを繰り返すことで、答えにたどり着くことが出来ます。
調べる習慣をつけると知識が身に付くのが早い
普通にGoogle検索をすれば、調べたいことは大体出てきます。
なので、分からないことがあれば、まずはGoogleで検索するといいという話を前節で行いました。
調べるというのは自発的な行動です。
調べ物をして分からないことを解決したら、分からないことを人に聞くよりも自分の頭に残りやすいですし、相手に負担をかけないという意味で両方にとっていい解決策となります。
もちろん頭に残りやすくするためには、しっかりと検索結果に出てきたことを読んで理解する姿勢が必要となりますので、いい加減な態度で読んではいけません。
また、あまり関係がない内容は最後まで読まずに別のサイトを見るようにするというテクニックが必要です。
しかし、きちんと的を射た内容を書いてあるサイトの内容を見ると、その内容がそのまま実務に使えたりして、自分のノウハウやスキルとして定着するのです。
そうやって自分の知識として身に付くので、調べる習慣をつけることは仕事をやるうえでとても大切なことなのです。
調べて出てくる内容は、動画、サイトの2種類が主になると思いますが、動画は集中して観ないと身につきにくいので、やはり文章で理解できるサイトを利用する方がおすすめです。
良いサイトは画像付きで丁寧に説明してくれています。
なので、より理解しやすく頭に残りやすいですね。
人に聞くと答えは音声で返ってきます。
中には丁寧に図を描いて説明してくれる人もいるでしょうけど、あまり期待しないことです。
人に聞く時はメモを取らないと聞いた内容が右から左に抜けて言って頭に残らないことも多々あります。
しかし、調べ物をするときはその手間がいらないので(情報が載っているサイトをブックマークすればよい)、納得がいくまで情報が載っているサイトを何度も見ればいいのです。
そうすることで、確実に自分の身に付きますので、人に聞く内容を減らすことが出来、効率よく知識を深めていくことが出来るでしょう。
人に聞く内容は最小限にする
人に聞く内容は、業務的な知識で資料を見ても分からないことなど、最小限にしておいた方がいいです。
基本的に自分で解決できそうなところは自分で解決していく。
ただし、10分考えても分からないこと、調べても納得のいく答えが得られないこと、業務の資料に載っていないことで業務に必要な知識を確認する必要がある場合などは人に聞くことをしっかり意識した方がいいです。
時間が限られているときは調べ物に時間を取れないと思うので、最低限のことを調べて、その上で必要な知識を人に聞くようにする。
そうすることで、最小限の時間で解決をするようにする。
この習慣は仕事をする上で大切だったりします。
理想は自分で調べて解決することですが、どうしても調べて解決できそうにない場合は早めに見切りをつけて人に聞く。
このバランスが大事です。
なので、人に聞くことも不要であるわけではありません。
ただ、全く調べもせずに人に聞くことはやめてねと言う話です。
ある程度調べて整理したうえで人に聞く場合、そこまでの過程を話したうえで人に聞くと次の手がかりを教えてくれたり、解決策を教えてもらえたりします。
なので、一度は調べたということ、調べて分かった内容を伝えること。
これらをやったうえで人に聞くことをしっかり意識しておくことが、人に何かを聞く上で大切なことになります。
そして検索で解決する内容は検索で解決しておけば人に聞く内容を最小限にできて、相手にかける負担を減らせることを理解しておきましょう。
今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。