B層と言う言葉があります。
A、B、C、DのBですが、A~D層にはそれぞれ意味があります。
A~D層の中で特に気を付けたいのがB層になります。
今回はB層についてどんなものか特徴を述べた上で、自分がB層から抜け出す対策方法についてもお話ししようと思います。
目次
B層とは何か?
B層は小泉政権の時に郵政民営化に関しての宣伝企画の立案を受注したスリードと言う会社が想定した概念です。
IQを縦軸とし、メディアの情報に否定的であるか、肯定的であるかを横軸にすると、4つのエリアが出来ます。
このうち、IQが高く、メディアの情報に肯定的なのがA層で、大学教授やメディア従事者などが含まれます。
IQが低く、メディアの情報に中立的、または肯定的なのがB層で、主婦や若年層、高齢者が含まれています。
C層はIQが高く、メディアの情報に懐疑的な層。
D層はIQが低く、メディアの情報に懐疑的な層で、失業などによる痛みを感じていて構造改革に恐怖を感じている人が含まれています。
つまり、小泉政権の時に誕生した、民間企業により国民の4つの層に分ける考え方により定義されたのがB層です。
A~D層の中でもB層と言うのはとりわけ注目されやすく、日本人にはB層に当てはまる人が多いという特徴もあります。
次章以降で少し詳しく見ていきましょう。
B層はメディアの情報を鵜呑みにし、自分で考えない
B層の人は小泉政権の構造改革を何も調べずに信じ込んでいた人です。
メディアが報道した情報をそのまま受け取り、自分で考えることをしません。
B層の人はテレビで自民党が良いと言われると選挙で自民党に投票し、政権交代をテレビで報道すると民主党(2024年現在の立憲民主党に該当します)に投票するような人たちです。
B層の人たちは「テレビで報道していたから」など、メディアの情報を頼りにし、自分でメディアの情報が正しいかということを考えません。
だから、メディアの情報をそのまま信じ込み、選挙という大事な場でもメディアの情報をそのまま信じ込んで、自民党に投票してしまうのです。
その結果どうなったかは今の日本の現状を見ると一目でわかります。
また、メディアの情報を信じ込むため、「これがダイエットにいい」とテレビで報道されると、翌日にスーパーやコンビニの棚からテレビで報道された商品が消えることが起こります。
そしてしばらくすると商品が復活するのですが、普段からその商品を食べていたり使っていたりする人からすると迷惑な話です。
B層は自分がやってきた行動を振り返らない
B層の人は自分で考える力に乏しいので、自分がやってきたことを振り返ることがあまりありません。
何となく自民党に投票している人、そもそも投票が面倒だと私用を優先して棄権してしまう人。
そんな人が自分の行動を振り返り反省するほど行動力があるとは思えません。
だから、自分が数年前から自民党に任せられないと判断して別の政党の候補者に投票するようになってもB層の人たちがせっせと自民党に投票したことと組織票を獲得したことにより自民党の候補者が勝ってしまったのです。
比例代表にしても然り。
自分は比例代表にも自民党とここ数年記入していません。
しかし、自民党が問題を起こしても比例に自民党と書く投票者が多く、問題のある政治家を誕生させ、政治と金の問題が深刻化して、国民のためにお金が使われることがほとんどないのです。
もし、自民党が良い政党であれば問題はありませんが、残念ながら自民党が良い政党ではないことはここ最近問題が続出していることが証明しています。
自民党に投票してから4年間どうなったのか、投票を棄権してからの4年間どうなったのか、考えて反省することがないため次の選挙でも同じことが起きてしまう可能性があります。
2024年現在日本の国民は自民党により酷く苦しめられています。
円安、物価高騰、増税を実施したのがこの時の自民党。
これで自民党が勝ち続けるようであれば日本の未来は本当にないと言ってもいいくらいです。
今後、選挙はA層とB層、そしてC層とD層の戦いになるでしょう。
B層は自分の行動を改めないし変化を嫌う
このタイトルを見て「ん?」と思う方もいるでしょう。
構造改革に賛成したのに変化を嫌うのかと。
B層が構造改革に賛成したのはメディアで報道していたからであり、自分で考えて賛成したわけではありません。
そのため、B層の人は、自分から進んで変化を好んで構造改革に賛成した人ではないのです。
基本的にメディアの情報などを信じ込んでいるので、今の生活が問題なく出来るのであればそれでいいと思っています。
そのため、さらに自分の生活を良くするにはどうしたらいいかと考えることもなく、何か自分で挑戦をしようとしても三日坊主で終わるか、そもそも挑戦をしようという意識すら芽生えてこないのです。
だから楽に何かをしようとして、スーパーやコンビニの商品の棚から商品を消したり、人気なものや有名なものに目が行き、注目されていなくても優れた商品に目を向けることがない。
行列には並び、時間を無駄にした結果、あまり美味しいとは言えないものを有難く食べることもある。
とにかく自分の行動を改善しようという意識がなく、年収が低くても自分でどうしたらいいかを考えることもせず、本を読んで知識を得ることもしない。
行動をすることがないため、一生お金に恵まれず、平均的な生活をしてしまうのもB層の人の特徴ですね。
B層から抜け出すにはどうしたらいいのか?
B層に居ても、他人やメディアの意見に流され、自分らしい人生を送ることが出来ません。
多くのB層にいる人はこのことにすら気が付くことが出来ていません。
B層から抜け出すためには、今までお話ししてきたことの逆をやればいいのです。
つまり、自分で考えて行動し、自分の行動を振り返り、行動を改め自分を変化させていく。
これが出来れば、B層から抜け出すことが出来、C層に行くことが出来ます。
自分はC層に居ることが最もお金と心が豊かになると考えているため、C層に居られるように努力しています。
しかし、B層からD層に行く人も増えています。
さすがに自民党が色々と好き放題やり始めたので、生活が苦しくなり、自民党を支持しなくなり、メディアの情報を疑う人が増えてきたのではないかと思います。
しかし、D層はネガティブな理由でメディアを信じなくなった人たちが集まっています。
それにお金に苦しんでいることも多く、お金に豊かな生活を送るためには行ってはいけない層です。
D層→C層に行くことも可能ですが、やはり行動と努力をそれなりに行って、自分の知性を高めていかなくてはなりません。
C層に行くためには自分の考えをしっかり持ち、行動し、失敗したら失敗した理由を分析し、次の行動に活かしていくこと。
これを繰り返していくと知性が自然と高まるので、C層に行くことが出来ます。
A層もエリートが多いのですが、A層は利権でメディアを信用しているという部分があったりして、お金と心を豊かにする観点で考えると、あまり居座る場所として好ましくないです。
居心地は良いかもしれませんが、しっかりした心を持たないと周囲からよく見られることはありません。
なので、C層を目指し、メディアの情報をそのまま信じるのではなく、なぜこの情報が報道されているかをよく考えながらメディアの情報を疑うことも必要と言えるでしょう。
今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。