窓口や営業マンを通じて金融商品を買うと人件費などのコストを上乗せされた料金で買うことになるのでやめた方が良い。買うならネット証券など、人の手が掛かっていないところから買うべき。

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窓口や営業マンを通じて金融商品を買うと人件費などのコストを上乗せされた料金で買うことになるのでやめた方が良い。買うならネット証券など、人の手が掛かっていないところから買うべき。

退職金や賞与などの収入を、投資の相談を銀行や証券会社の窓口や営業マンに相談して、窓口や営業マンの言うとおりに金融商品を購入する人が少なからずいます。

しかし、よく考えてみて欲しいのですが、なぜ窓口で対応する担当者や営業マンはこれで仕事が出来ているのでしょうか?

それは人件費を金融商品を買う側が負担しているからという理由があるからです。

そのため、金融商品を窓口の担当者や営業マンから購入すると、その分の人件費を上乗せした高い商品を買うことになり、資産運用の成績に大きく影響します。

ネット証券などで手堅い金融商品を買えば20年後に購入した資産の評価額が倍になっていることがある一方で、銀行や証券会社の窓口で購入した金融商品の評価額は上がるどころかむしろ下がって損をしてしまう。

これは投資の話のあるあるであり、実際に自分の身に起こると笑い事では済まされないのです。

ですので、しっかりと今回の話を頭に入れたうえで、金融商品の購入は行うようにしてほしいと思います。

金融商品とは?

まず、金融商品とは何かというと、投資信託や株、債券などの有価証券、保険などのことです。

預金も金融商品に含まれます。

しかし、預金と保険は別の記事でお話ししたいことがありますので、この記事では投資信託や株などの有価証券に限定してお話をしたいと思います(そのため、以降は金融商品を投資商品と表現します)。

銀行や証券会社の窓口の担当者や営業マンは売りたいものを勧めてくる

営業トーク

銀行や証券会社で投資について窓口で相談したとします。

その時にいろいろと担当者や営業マンと話をすると思いますが、彼らはこちらが投資したい商品をきちんと紹介してくれるでしょうか。

こちらがどのような資産運用をしたいか、その方針に合った商品を紹介してくれるでしょうか?

答えはNoです。

窓口の担当者や営業マンは少なからずノルマというものを抱えています。

そのため、こちらが投資したい商品を薦めてばかりではとてもノルマを達成することが出来ません。

彼らが勧めてくるのは自分が売りたい商品、つまり銀行や証券会社が儲かる商品を薦めて来ます。

そして、薦める商品に対してあたかもそれらしいことを話し、投資を行う人を説得するわけです。

そのため、投資に詳しくない人が相談しに行くと、セールストークによって、窓口の担当者や営業マンが売りたい商品を買わされてしまう可能性が高いです。


担当者や営業マンが売りたいものは銀行や証券会社が儲かるもの・・・、では具体的にどんな特徴がある投資商品が銀行や証券会社が儲かるものになるのでしょうか。

それは、手数料や信託報酬が高いものです。

投資の相談をした人が購入した投資商品でお金を増やせるかどうか、それは担当者や営業マンにとっては正直どうでもいいことです。

毎月高い手数料がかかる投資商品で一定の利益が銀行や証券会社に入ってくればそれでいい。

そういう投資商品はほとんどがアクティブ運用の投資商品だったりします。

インデックス運用の投資商品でも新興国だったりするので、投資するのに理想である先進国のインデックス運用の投資商品、ETFなどはまず紹介されないと思ってもいいでしょう。

よく分からない名前のアクティブ運用の投資商品を買わされた挙句、保有していたら評価額が下がって損をしてしまい、多額をつぎ込んだ挙句老後の資産を削ってしまう人も少なくはないと思います。

窓口の担当者は投資のプロではない

では、銀行や証券会社の担当者や営業マンは投資のプロであるかというとそうではありません。

プロ並みの知識がある人もいるかもしれませんが、そんな人は自分の紹介する投資商品を買いたくないと思いながら営業をしていると思います。

基本的に担当者は普通の営業マン。

自分の取り扱う金融商品についての説明は出来ますが、インデックス運用なのか、アクティブ運用なのか、手数料はなぜこれだけかかるか、投資商品がどんな目的でどんな成績を目指しているのかなど、少し突っ込んだ質問をすると回答に困ったりするかもしれません。

相手を説得して買わせることのプロですので、こちらも相応のマネーリテラシーを持って話を聞くこと。

全く無防備な状態で話を聞くと、良さそうな投資商品に思えて買わされてしまい、高い手数料を払い続けることになります。

そして投資商品の評価額も下がってしまうのであれば踏んだり蹴ったりです。


基本的に金融商品を買う場合は銀行や証券会社の窓口の担当者や営業マンは信用しないこと。

信用する人は彼らにとって都合のいいカモネギとなってしまいます。

最大の防衛策は彼らに資産運用の相談をしないこと、投資商品を買う相談をしないこと、これに尽きます。

投資商品は自分で勉強し、自分の判断でネット証券で買う

投資商品は、楽して儲けようとする人に対して様々な罠が仕掛けられています。

ですので、投資商品を買う場合は自分で納得がいくまで調べ、最低限の知識を勉強したうえで、自分の判断でネット証券から買うべきだと思います。


窓口ではETFや先進国インデックス運用の投資信託などの優良物件はまず紹介してくれません。

しかし、ネットの証券では自分で選んで自分で購入することが出来ます。

しかも、窓口で買うよりも手数料や信託報酬などのコストを抑えられるので、投資のパフォーマンスを上げることが出来ます。

ネット証券の有名どころでは楽天証券、SBI証券、マネックス証券などがありますが、最初に始める場合は1か所の口座を開設して試してみるといいと思います。


基本的に人から金融商品を買う場合、その人の人件費が手数料として含まれることを理解しておきましょう。

投資商品を高い手数料で買うと手数料負けしやすくなりますし、投資のパフォーマンスが低下してしまいます。

そして窓口の担当者や営業マンからおすすめされる投資信託そのものがあまり優秀な投資信託ではありません。


いい魚を釣るためには自分の足で釣れる場所を見つける必要があるのですが、金融商品についてもこれは同じです。

いい商品を買うにはしっかりと自分で知識を身に付け、自分の足で探して見つけなければなりません。

投資を行う場合は、この事は必ず理解してほしいと思います。

[広告]投資を行う上でのおすすめネット証券口座

投資の口座を開設するのはネット証券口座がおすすめです。

なぜならば人の手がかかっていない分、自分の好きな投資商品を好きなタイミングで買えるからです。

個人的にはSBI証券と楽天証券が取扱商品が多くておすすめで、どちらか片方、または両方に証券口座を持っておくと投資活動を有利に進めることが出来ます。

SBI証券はとにかく扱う商品が多いのがメリット、楽天証券は楽天ポイントを投資に利用できるというのがメリットとなります。

SBI証券、楽天証券、いずれも人気のネット証券で口座開設者数も多いです。

以下のリンクから一度ご確認いただき、ぜひ口座開設を検討してみてください。

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今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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