今回は自分が実際にポイントサイトで答えているアンケートから、回答を打ち切ったアンケートや回答するのにかなりイライラした残念なアンケートの特徴についてお話しします。
アンケートに回答するといくらかの報酬をもらえますが、明らかに報酬に見合っていないアンケートも散見します。
この特徴に当てはまるアンケートは回答しても無駄ですので、時間を無駄にしないためにも、きちんとしたアンケートに答えることが重要です。
残念なアンケートに答えると時間を無駄にするだけではなく、時給換算すると酷い金額になりますので、なるべく回答を避け、答えやすい、対象者以外だと分かるとすぐに打ち切るなど、時間を無駄にしないアンケートに答えるようにしましょう。
目次
- 1 回答者の時間を無駄にする残念なアンケートの特徴1:利用したくない理由を聞く
- 2 回答者の時間を無駄にする残念なアンケートの特徴2:マトリックス地獄
- 3 回答者の時間を無駄にする残念なアンケートの特徴3:画像やリンクをクリックさせる
- 4 回答者の時間を無駄にする残念なアンケートの特徴4:記述式の設問がある
- 5 回答者の時間を無駄にする残念なアンケートの特徴5:知らない、興味がないと答えているのにアンケートを打ち切らない
- 6 回答者の時間を無駄にする残念なアンケートの特徴6:報酬がアンケートの内容に合っていないくらい安い
- 7 回答者の時間を無駄にする残念なアンケートの特徴7:YouTubeの動画を見せられる
- 8 回答者の時間を無駄にする残念なアンケートの特徴8:アンケートにバグがあり、先に進めない
- 9 まとめ
回答者の時間を無駄にする残念なアンケートの特徴1:利用したくない理由を聞く

選択肢で、「利用したくない」を選ぶと、「利用したくない理由は何ですか?」と聞いてくるアンケートが存在します。
これは愚問ですね。
全くの愚問です。
自分が学生の頃、聖剣伝説レジェンド・オブ・マナのヌヌザックが嫌いな理由を他人に聞いていたくらい愚問です(この例え分かるかな・・・)。
そもそも嫌いな理由を知ってどうするのかという気持ちになりますし、正直に答えてくれる確率も低くなります。
嫌いな理由を人に聞いて分析するよりも、マーケティングによりなぜ嫌われているのかを分析するのは、企業側の仕事ではないでしょうか?
それを消費者に丸投げする態度が許せません。
嫌いな理由?
そんなもん、何も知らない商品に対して聞かれても何となくとしか言えないのです。
回答者の時間を無駄にする残念なアンケートの特徴2:マトリックス地獄
マトリックス地獄とは、横列に設問、縦列に回答内容を並べ(あるいはその逆)、ラジオボタンやチェックボックスで回答を選択していくものがあまりにも多すぎることや延々と続くことです。
回答を選択するだけなら楽じゃないかと思う方もいらっしゃるかと思いますが、この設問、とにかく回答の量が多いことがあるんです。
一番下に「あてはまるものはない」という選択肢があって、それを選ぶと回答を終えられるものだと回答はまだ楽ですね。
ただ、問題なのは横列の設問に対して必ず一つ縦列の項目を選ばないといけないもの。
これが面倒なんです。
10問くらいならまあ許せる(この時点で面倒だと思う方もいるかもしれないけど)。
でも30問くらいあると、回答する気が失せます。
さらに、一つのマトリックスの回答が終わると次のマトリックスの設問が待ち受けている。
これが何度も続く地獄のようなアンケートが世の中に存在するんです。
さすがに他の回答者も面倒だと思っているのか、この手のアンケートは途中で回答をやめてしまってずっと残っていることが多いですね。
おそらくアンケートを依頼した側も必要な回答数が得られず、きちんとした分析が出来ないことでしょう。
お互いに得にならないので、マトリックス形式の選択肢の問題は最小限にしないと回答してもらうことすらないという認識を持ってほしいですね。
回答者の時間を無駄にする残念なアンケートの特徴3:画像やリンクをクリックさせる
アンケートでよくありがちなのが、画像やリンクをクリックしないと先に進めないタイプのものです。
特に、クリックしなくても認識できる画像をわざわざクリックさせる設問があると、かなり回答していてイライラします。
また、酷い場合は数個の画像やリンクをクリックさせる、毎ページ画像やリンクをクリックさせるといった悪質なアンケートが存在します。
個人的に、画像やリンクをクリックさせるアンケートは不要だと思っています。
大きく画像を貼って、その上で選択肢を選ばせればいいだけの話ですから。
なのに、わざわざ画像やリンクをクリックさせる設問にしたというのは悪意しか感じません。
このタイプのアンケートは自分も回答することがありますが、途中でストレスマックスになってここで言えない言葉で怒鳴ってしまうこともあります。
それに、画像やリンクのクリックが必要だとその商品やサービスについての印象が悪くなり、途中からマイナスの回答をしてしまうようになってしまいます。
酷い時は回答を打ち切ります。
これも、アンケートを依頼した企業にとってはマイナスにしかならないので、画像やリンクをクリックを求める設問はやめて欲しいですね。
回答者の時間を無駄にする残念なアンケートの特徴4:記述式の設問がある
記述式の問題はアンケート依頼者が自由な意見を求めて設置したものだと思いますが、回答する側からするととても面倒ですね。
「何か意見があればご自由にお書きください」とあるのに、白紙にしたら強制的に回答を求められて先に進めない。
選択肢を選んだ理由を逐一記述式で回答を求められる。
「〇〇と聞いて思い浮かぶ企業をお答えください」のタイプで、「特になし」が書けない。
自由記述式の設問で、「特になしではなく、具体的な内容をお答えください」と指示があり、理由なんてないので記述する内容がなく、回答が詰んでしまう。
記述式の設問というのは、回答者に考える時間を与えてしまい、直感的に回答することが出来なくなってしまいます。
理由とか聞かれても「何となく」であることが多く、それでも何とか絞り出した回答を記述することが多いのですが、この手間が非常に面倒ですね。
特に本アンケート前の報酬の低い事前アンケートで記述式の設問があると答える気をなくします。
そして、アンケートを開いた最初の一問が記述式だと、自分はそのアンケートに答えるのをやめています。
それだけ、記述式のアンケートは回答者に負担をかけるということです。
出来れば選択肢の設問に置き換えて欲しいのですが、なかなかそういう配慮をしないアンケートが減らないのも現実ですね。
回答者の時間を無駄にする残念なアンケートの特徴5:知らない、興味がないと答えているのにアンケートを打ち切らない

これ、結構ありますね。
本アンケート前の事前アンケートで多いのですが、興味のないジャンルの商品についてのアンケートで、知らない、興味がないと答えているのに、アンケートを打ち切らずに「この商品についてどう思うか」を聞いてくるアンケートがあります。
「知らんがな」と答えるしかありませんので、自分はこの手のタイプのアンケートはその気持ちに一番近い選択肢を選んでアンケートを終わらせます。
興味がないことに印象がどうかと聞かれても何とも答えようがないんですね。
だって知らないんだから。
賢いアンケートは、知らない、興味がないと答えるとそこでアンケートを打ち切ってくれます。
しかし、このタイプの知らない、興味がないと答えてもしつこく聞いてくる残念なアンケートは、その商品に対しての印象が悪くなりますし、回答者もイライラしながら「まだ終わらないのか」と思いながら回答することになります。
これでは良い回答結果が得られるはずもありません。
よく考えて事前アンケートを打ち切るタイミングを設定して欲しいものです。
回答者の時間を無駄にする残念なアンケートの特徴6:報酬がアンケートの内容に合っていないくらい安い
このタイプのアンケートも結構見かけます。
特に上記の知らない、興味ないと答えたあとにしつこく聞いてくるアンケート、事前調査のアンケートなのに動作や広告を見せてどう思うかを聞いてくるアンケート。
事前調査なのにマトリックス地獄で、答えるのに10分以上かかるアンケート。
この事前調査でもらえる報酬はいくらかと言うと1円~3円くらい。
時給400円のずんだもんの10倍以上酷いです。
事前アンケートであれば、聞くことは必要最低限のことだけにして、本アンケートで本格的な設問を持ってくればいいのに、それを事前アンケートに持ってくるなんて、意地汚すぎますね。
自分が実際に回答するアンケートでも、報酬に見合わない、設問を詰め込んだアンケートは結構見られます。
このタイプのアンケートはやはり、知らない、興味がないと答えた後にしつこく聞いてくるものが多いのですが、「この商品について知っていますか」で「知っている」と答えただけでも根掘り葉掘り聞いてくるアンケートが存在して、回答する側としてうんざりしてしまうことがあります。
基本的に事前アンケートで本アンケートレベルの質問を聞いてくるものは、報酬をあげたくないのが透けて見えるんですよ。
「これは事前アンケートじゃないよな」と思いながら5分以上かけて回答を進めていったら、事前アンケート分の報酬しかもらえない時は本当に悪意を感じます。
自分の場合は酷い時には回答を打ち切っていますが、アンケートというのはボランティアではないんだから、もう少し適正な単価で答えられるアンケートが増えて欲しいものです。
なお、アンケートの報酬が必ずもらえるのではなく抽選の場合も同様です。
長々と本調査レベルのアンケートに回答して報酬0円と言うのはアンケートを作った人の神経を疑います。
回答者の時間を無駄にする残念なアンケートの特徴7:YouTubeの動画を見せられる
これ、結構嫌です。
広告の動画がYouTubeに上がっているのですが、その動画を見せられて、その感想を選ぶような設問がある。
動画を見終わるまで次に進めない。
やっていることがせこいんですよね。
広告が流れたことがないので収益は発生していないのでしょうが、どうでもいい広告動画の再生回数稼ぎに貢献してしまうことになります。
これが許せないんです。
百歩譲って本アンケートでやるならまだ理解できますが、事前アンケートでも普通にYouTubeの動画を見て感想を選択させたり、記述させるアンケートが存在します。
安くで必要な回答を得たいという魂胆がバレバレで、しかも事前調査なのに何個もYouTubeの動画を見せられる。
1動画あたり15秒から30秒が多いですが、こちらも暇ではありません。
動画の内容なんか頭に入って来ないし、興味のない動画を再生している時間すらもったいないです。
本アンケートならある程度自分の興味とマッチしている動画になるので問題がないことが多いですが、事前アンケートで知らない、興味がないと回答しても動画を何個も見せられるのはただ苦痛でしかありません。
そういうのは事前アンケートではなく、本アンケートでやってくださいな。
というのが個人的な感想です。
回答者の時間を無駄にする残念なアンケートの特徴8:アンケートにバグがあり、先に進めない
これ、稀にあることですね。
矛盾なく回答しているのに、回答内容がおかしいと指摘され、先に進めない。
全て漏れなく回答しているのに、「〇〇を回答してください」と出て先に進めない。
こんなバグのあるアンケートがたまにあります。
これは残念どころではなく論外ですね。
「アンケートを回答できることを事前に確認したのか?」と疑ってしまうレベルです。
当然アンケートが先に進まないので、バグが発生したところで打ち切りとなります。
そして、このタイプのアンケートは誰にも回答されず、ずっと残り続け、掲載期限が切れるまで誰も回答しないため、企業側もアンケート結果が得られないことになります。
バグでアンケートが先に進めずに回答が出来ないというのは、誰も得しないとても残念なアンケートです。
運用に話してバグを直してもらうことも可能ですが、そこまで手間を割いてアンケートに回答したいとは思いませんね。
まとめ
以上、個人的に残念なアンケートであるというものを8つ挙げさせていただきました。
アンケートは企業が消費者からの意見を聞く大切な機会です。
そこに本アンケートで聞くべき内容を事前アンケートに持ってくるようなコスト削減の意図が感じられるものがあったり、回答者を不快にさせる要素があれば、誠実に答えたいと思いません。
アンケートを打ち切りたいために最短でアンケートを終了できる選択肢を選んでしまい、アンケートの結果の信用性も損なわれることになります。
アンケートを回答する側の方も今回挙げた8つのケースには気を付けて欲しく、報酬に見合わないアンケートだと思ったらさっさと見切りをつけて、適切な単価で答えられるアンケートを答えるようにした方が良いです。
そうしないと時間ばっかりかかって得られた報酬はわずかなものという状況に陥ってしまうので、効率性を重視して、答えにくいアンケートで頭を悩ませる時間や面倒なアンケートに付き合って時間を無駄にしないようにしましょう。
今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。