こんな時は転職が必要と言える8つのケース 6.会社の業績が悪化し回復の見込みがない場合

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こんな時は転職が必要と言える8つのケース 6.会社の業績が悪化し回復の見込みがない場合

今回も転職を考えたほうがいいというよりはすぐに転職活動をして今の会社から抜け出したほうがいいというケースになります。

会社の業績が悪化すること自体は珍しいことではありませんが、問題なのはそれが長く続いた時。

一方的な右肩下がりの業績で、それでも経営陣が現場の話に耳を傾けずに自己流の経営を続ける場合です。

業績が回復する会社は現場や専門家の言葉をきちんと聞き、改善を図ります。

それをしないのであれば、その会社に未来はないと思っていいでしょう。

間違いなく転職するタイミングだと言えます。

会社の業績の要因は様々あるが、経営者が対応しない会社は最悪

会社の業績の要因は様々あるが、経営者が対応しない会社は最悪

会社の業績が悪くなる原因は様々です。

景気の悪化による業績の悪化、社会の変化により求められるものが変わって今まで売れていたものが売れなくなる業績の悪化、商品の質の低下による業績の悪化、サポートや営業の質の低下による業績の悪化などです。

業績が悪化するとコストカットで何とかしようとする会社がありますが、コストカットは一時的に業績の悪化の度合いを和らげるだけであり、適切な対応をしないと業績の悪化を改善する対応策になりません。

業績の悪化の原因を探り、会社の舵取りをするのが経営者の仕事ですが、これを頑張のせいにして、対応を丸投げして経営者が何もしない、何もできない会社は会社として終わっています。

そういう会社は経営者がいないのも同然であり、会社が今後どこに向かっていくかが分かりません。

有能な社員がいれば会社は持ち直すかもしれませんが、有能な社員というのは転職市場で引く手あまたなわけです。

いつでも会社に見切りをつけられますし、何度も業績が悪化して経営者が現場に丸投げすることを繰り返すようであれば、その有能な社員も嫌になってくるでしょう。

そして、有能な社員が退職すれば今度が次に有能な社員、その次に有能な社員が続いて辞めていきます。

有能な社員が次々に退職して残った社員は、その会社にしがみつくことしかできない残念な社員。

そんな状態になるともうこの先に終わりが見えています。

会社の業績の悪化が起きて回復の見込みがない時に起きる現象

会社の業績の悪化が起きて回復の見込みがない時に起きる現象

ただ会社の業績が悪化するだけであれば、回復できるように経営陣がしっかりと現場の社員に気を配れば、現場の社員は業績を回復できるように頑張ろうと社員が一員となり対応していくことが出来ます。

しかし、業績が悪化して回復の見込みがない場合、ちょっとおかしなことが発生するのです。

役員、部長、経理部の退職

会社の業績が悪化して回復の見込みがない場合、会社の上層部(つまり役員や部長などの幹部)が危機を感じて会社を離れていきます。

また、経理部の人が次々に辞めていくということが起きる場合があります。

これらの人は会社の内情をよく知る人であり、その人が退職するということは、もうその会社の業績が回復することがないということです。

会社が倒産する前兆になっていることもあるので、この現象が起きたらすぐにでも転職活動を始めて業績が悪化した会社から抜け出してください。

給料の遅配が起こる

こちらは一つの記事として語りたいので、別の記事にまとめます。

給料の遅配は倒産の前兆と思ってもよく、業績の悪化からはよほどのことがない限り抜け出せません。

給料の遅配が続く、ボーナスが全額カットされるなどの給料面の問題が出てきたら、すぐにでも転職して会社から抜け出す必要があります。

優秀な社員が次々と辞めていく

よく「なぜこんな会社にこんな優秀な人が?」と思うような社員がいることがあります。

この社員は会社を支える大きな柱となっており、この社員がいるから会社が正常に回っているという状態になっています。

そんな大事な社員が退職して会社から離れてしまうと、その社員が負担していた仕事をほかの社員で分担して行わなければなりません。

優秀な社員が抱えている仕事量は多く、一人や二人に担当を割り当てても足りないことが多いです。

そのため、以前のようなクオリティで仕事の成果を出すことも難しく、社員の負担が増えるというつらい状況になります。

優秀な社員が抜けた会社が代わりの人を探すことが出来ればいいのですが、そうではない場合は最悪です。

今までのクオリティが出せないということは、今までの仕事で満足していた顧客が満足してくれなくなることもあるということ。

「この人がいたから、わが社は御社と取引したのだ」という考えの顧客もいて、その人がいなくなったらその顧客にとって優秀な社員が抜けた会社と取引をする意味がなくなります。

そして顧客が離れてさらに業績が悪化するということもあります。

その業績の悪化がさらにその会社でも優秀だった人が辞めていく原因ともなります。

なので、優秀な人が次々と辞めていく会社は危険で、早めに見切りをつけて転職活動を始めて次の会社を探したほうがいいでしょう。

社外の人が頻繁に出入りする

これは一番危ないかもしれません。

明らかに社外の人と思える人が頻繁に会社のオフィスに出入りしている。

この人たちはいったい誰なんだろう・・・。

何のために会社にやってきたのだろう・・・。

そんなことを気にしながら仕事をすることになります。


この人たちの正体は、その会社に融資をしていた銀行の人だったりするのですが、倒産しないうちに、少しでも融資したお金を回収できるように、会社に訪れて経営者たちと話をしているのだと思います。

普通の会社であれば、社外の人が会社に頻繁に出入りすることはありません。

頻繁に出入りする社外の人が、その会社に出向で働きに来ている下請けや派遣であれば問題ありません。

また、顧客の社員が出入りする分はあまり問題ありません。

しかし、明らかにどう見ても会社の顧客や外注や派遣でもない。

そんな場合はすぐにでも会社を脱出した方がいいでしょう。


明らかに様子が違う人が頻繁に会社に出入りするのは、会社が倒産する一歩手前であることが多いです。

すぐに転職活動を行い別の会社に移ることで、倒産して給料が入らないという状態を防ぎましょう。

(倒産による失業は会社都合になるので雇用保険により離職期間に手当てが出ますが、いつまでも出るわけではないし、ハローワークに通って求人を探す必要があるため、再就職まで少し手間がかかります。また、倒産で未払いの給料を立て替えてくれる制度がありますが、全額支払われるのではなく8割支払われるうえ、上限もあります。また、すぐに支払われるわけではなく、自分が会社の倒産を経験した時は結構時間がかかりました。そのため、未払いの賃金があると、生活に支障が出てしまいますので、会社の倒産の瞬間に立ち会わないことが最も重要です。)

業績が悪化し続けて回復の見込みがない会社は沈んでいく泥船である

会社の業績が悪化し、回復の見込みがないのであれば、その会社にそれ以上い続けることは沈みゆく泥船に乗っているのと同じことです。

沈みゆく船からは早く脱出すると安全に脱出できるかもしれません。

しかし、脱出が遅れるとそのまま海に投げ出されます。

会社にたとえると、会社という居場所と給料という保障を失って、そのまま路頭に迷うことになるのです。

働いている会社が倒産すると、結構いろいろと面倒で、再就職にもかなり不利になってしまいます。

ですので、大切なことは、会社が傾いてもう業績が回復しないと気付いた時点で、転職活動を行って今の会社から脱出することです。

ここで何もしないと倒産してしまい路頭に迷ってしまいます。

倒産して無職期間が出来ると転職活動時に足元を見られてかなり不利になることがあるので早めに就職先を決める必要があります。

会社の業績が悪化して回復できないところまで来ている場合は、気持ちをしっかり決めて転職活動を行い、自分の身を守りましょう。

会社からは「逃げるのか」、「裏切者」と言われるかもしれませんが、そんなことを気にしている場合ではありません。

ここで情けをかけると、自分も大変な状況に巻き込まれます。

自分の将来にも影響してくることなので、倒産しそうな会社に下手に情をかけずに転職を行うこと、自分は悪いことではないと思います。

自分も働いていた会社が倒産した経験があるのですが、会社にそのまま居座ってて倒産してしまうと本当にやることが多くて面倒です。

そんな思いをするくらいであれば、給料が出る間に転職先を探してさっさと転職した方が余計な労力を使わずに済みます。

[広告]おすすめの転職サイト、転職エージェント、退職代行について

この記事を読んで転職を考えたくなった方のために、以下の転職サイト、転職エージェント、退職代行をお勧めしています。

もし今働いている会社にいるのがつらい場合は転職活動の参考にしていただければ幸いです。

おすすめの転職サイト

転職サイトは1つではなく、複数の転職サイトに登録しておくことをお勧めします。

特にリクナビNEXTは外すことが出来ず、転職活動の際は絶対に登録しておいた方がいいでしょう。

実際に自分も利用して転職に成功したことがあるので、実績は確かです。

転職サイト名リンク特徴
リクナビNEXThttps://next.rikunabi.com/求人数が充実しており、求人が見やすい

オファーが来てそこから転職につながることも

大手、スタートアップ企業、中小企業の求人までカバー

ブログの管理人が転職活動で転職に至った転職サイト
エン転職https://employment.en-japan.com/リクナビNEXTと併用して登録しておきたい転職サイト

求人数はそこまで多くないけど意外な掘り出し物があることがある

ブログの管理人が転職活動で内定を獲得した転職サイト

担当者からの一言が書いてある求人があり、どんな人が向いている求人かが分かりやすい
マイナビ転職https://tenshoku.mynavi.jp/特定の分野に特化した関連サービスが多い。

求人数も多く、ここでしか取り扱っていない求人もあり。

どんな人が向いている求人であるかが分かりやすい。

求人が結構詳細に記載されているのでしっかり熟読して判断できる。

お勧めの転職エージェント

転職エージェントは無料で登録でき、面談を行い、それに合った求人を担当者が紹介してくれるサービスです。

一つの転職エージェントに絞るのもいいのですが、個人的には複数の転職エージェントを併用し、自分に合った求人を積極的に見つけていくことをお勧めします。

それぞれ転職エージェントには得意な分野があるので、自分の求める求人を得意とする転職エージェントを選ぶことが重要です。

転職エージェント名リンク特徴
リクルートエージェント業界最大級の求人数を誇る

転職支援実績No1の実績あり

豊富な非公開求人と経験豊富な担当者

面接力向上セミナーあり
JACリクルートメントhttps://www.jac-recruitment.jp/ハイクラス、ミドルクラス向け

年収600万円~1500万円を目指す人向け

オリコン顧客満足度 ハイクラス・ミドルクラス転職5年連続No1
dodaの転職エージェント取り扱い求人の約80%が非公開求人

面接前後のフォローが充実

2023年オリコン顧客満足度 転職エージェント20代 No1

面接前後のフォローがしっかりしている。
書類通過した企業の面接でどんな内容が聞かれるかの傾向が
実際に利用していて役に立った。

おすすめの退職代行

退職時に会社と揉める時があります。

退職届を受け取らない、退職を告げると急に態度を変えてパワハラやモラハラをしてくる。

そんな会社は今でも普通に存在します。

もしそんな会社に当たって辛い場合は退職代行の利用をお勧めします。

退職代行の業者が間に入ることで、会社と直接やり取りをすることなく退職が成立するので、会社と揉めてどうしようもなくなったら利用してみるといいでしょう。

退職代行名リンク特徴
退職代行ガーディアン労働組合による退職代行サービス

20代~30代でスマホをしっかり使える層がメインターゲット

労働者の代理交渉が可能

退職失敗のケースが過去に一度もない

比較的安価で退職代行を依頼できる

一律料金で追加料金なし
退職代行サービス「CLEAR」労働組合による退職代行サービス

20代がメインターゲット

労働者の代理交渉が可能

退職成功率100%

安価でしっかりとした退職代行を利用したい人向け
退職代行モームリ一般企業による退職代行サービス

弁護士監修

労働組合と提携していて違法性のない退職代行を実施

20代前半がターゲットだが高校生から60代まで幅広い実績あり

労働者の代理交渉が可能

退職成功率100%

アルバイトでも利用できる退職代行
退職代行ニコイチ一般企業による退職代行サービス

退職代行業界実績No1

20代から30代の利用が多いが、ターゲット層は特になし

退職代行サービスの運営歴10年以上

退職成功率100%

弁護士法人ガイアの退職代行サービス弁護士法人による退職代行サービス

20代から40代がターゲット

退職成功率100%

有給消化、引継ぎの交渉あり

残業金や未払い賃金の取り立ては有償(20~30%)

弁護士が対応するので会社に強く出れる
弁護士法人みやびの退職代行サービス弁護士法人による退職代行サービス

20代~50代がターゲット

有給消化、引継ぎの交渉あり

残業代、未払い賃金の取り立ては有償(20%)

弁護士が対応するので会社に強く出れる

その他おすすめのサービス

転職活動時にうまくいかない、履歴書や職務経歴書の書き方が分からない、現職の人間関係で困っている、どのようにキャリア形成していけばいいかわからない、副業で何を始めてたらいいかわからない。

そんな時はキャリア相談サービスを使うとよいでしょう。

無料ではありませんが、自分の今後の人生を左右する大事な相談をすることになるので、自分一人で悩むのではなく、専門家がアドバイスしてくれるしっかりしたサービスを使うことも手段の一つです。

もし転職について自分でどうしたらいいか分からない場合は、キャリア相談を使うこともお勧めします。

サービス名リンク特徴
キャリア相談プラットフォーム【coachee】転職活動、副業、人間関係、キャリア形成などの悩みに関して
専属のコーチが相談に乗ってくれる

コーチはその道のプロであるため安心して相談できる。

20代から40代がターゲット

今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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