こんな時は転職が必要と言える8つのケース 5.残業、休日出勤で体がもたない時

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こんな時は転職が必要と言える8つのケース 5.残業、休日出勤で体がもたない時

今回からはすぐにでも転職を考えたほうがいいケースを紹介します。

多くの会社で残業はあると思います。

普通の会社であれば残業が30時間を超えるときが繁忙期くらいしかなく、平均で10~20時間で落ち着くと思います。

しかし、世の中には残業が50時間を超えているところもあり、過労死ラインと言われる80時間を超える残業が当たり前になっているところもあります。

休日出勤で休みが無くなるのもかなりつらいですね。

このような会社で働いている場合は転職して、残業や休日出勤を減らす努力をした方がいいと思います。

残業や休日出勤があると心が休まらない

1日に平均3時間残業をすると1か月に60時間から70時間くらい残業をすることになります。

8:30~17:30が就業時間であるとすると20:30まで残業することになります。

定時後に休憩時間を設けている会社もありますので、これを考えると21:00を過ぎることがあります。

テレワークであればそのまま夕食の準備が出来ますが、通勤して21:00退社となると、21:30~22:00に自宅に帰ることになります。

こうなってしまうと夕食を食べて風呂に入って寝るだけの生活。

もちろん自炊なんてできません。

コンビニで弁当などの食べ物を買って食べるのが普通になります。


自宅で過ごす時間が短く、趣味にも時間を割けない。

そうなると、心の疲れがどんどんたまっていくのです。

体の疲れもたまっていきますので、体調を崩しやすくなり、病欠になる頻度が増えることもあります。

そうなると、その分を取り戻すためさらに残業が増えるという悪いサイクルに入ってしまうことも・・・。

個人的に1日に残業を2時間しただけでも頭がきちんと働かず、もうここで切り上げようという気持ちになります。

その状況にさらに1時間無理をしても大して生産性が上がらず、効率も悪くなるので、長時間残業が慢性化している環境は本当に良くありません


また、休日出勤がある場合もそうです。

ただでさえ残業が多くてきついのに、疲れを取るいい機会である休日も奪われる。

代休があれば平日に休める優越感を味わえるのでまだいいのですが、代休すら取れない。

それでも休日出勤の給料が出ればまだモチベーションは保てるかもしれません。

でも、休日出勤の手当てすら出ない会社もあります。

こういう会社で働くのは、自分の労働力を安く買い叩かれているだけではなく、心も体も消耗してしまいます

自分の体や心をすべて会社に捧げる必要はない

体と心のすべてを会社に捧げるとあなたはあなたではなくなる

ただ、会社のために仕事を行うための奴隷となってしまいます

これでは自分らしい生活は出来ません。

お金を稼ぐことは確かに中途半端な気持ちではできないことですが、それだけ体と心を捧げる強さがあれば、自分のためになることに注力した方がいい

その方が自分のスキルやキャリアも積み上げられてお金を稼ぐことが出来、心の余裕もできて豊かな生活を送ることになります

お金を稼げるけど使う時間がない・・・、これは自分が最初に働いたSESの会社で聞いた言葉ですが、これならまだ貯金が出来て、退職のめどが立ちやすくていい。

しかし、働くだけ働いてお金もない、時間もないとなると、ただその道を歩くだけでは、歳を取っても生活レベルも上がらず、お金も心も豊かになれない。

働いても働いても自分の暮らしが楽にならずに、じっと自分の手を見る人生となってしまいます。

自分の体験談

自分は某会社に出向で情報システム部門で保守運用の要因として働いていたことがありました。

保守運用と言っても、サポートセンターみたいな窓口とトラブル対応が主な業務で、保守運用だけではない、何でも屋みたいな仕事をしていました。

ただでさえ電話対応が苦手なのに、毎日店舗から入る電話での問い合わせ。

苦手なことでありながらそれに一つずつ対応していくが、次々と問い合わせが来る。

本当に店舗がお客という感じで、自分の働く部署は店舗のサポート役でしかなかった。

この職場では労働時間は普通でしたが、土日祝日も当たり前のように仕事がある職場であり、土日の両方を仕事に費やすこともあり、最大で13連勤という地獄を味わったこともありました。


そして、もう一つ自分を苦しめたのが夜間携帯の当番でした。

システムが24時間365日動いているので、何かトラブルがあると休日、夜間問わずに連絡が来ていました。

また、休日は店舗からも問い合わせが来るので、この夜間携帯の当番の時は本当に休めませんでした。

もちろん、その分の手当ては会社から支給されることがありませんでした。

ゴールデンウィーク、お盆、年末年始も5日の連休が最大で、それ以上休むことはできませんでした。

特にゴールデンウィークは普通に仕事が入るときがあって、規制の予定が立てにくく、本当に困りました。


また、この仕事が終わってからSEの仕事に移ったのですが、これも辛かった。

午前中がコアタイムとして給料が出るのですが、それ以外は請け負いの契約になりました。

なので、どれだけ残業しても残業代が出ないわけです。

それなのに夜の9時以降に仕事をすることや休日のトラブル対応、年末年始やお盆でも仕事の対応が入ることが結構ありました。

酷い時には朝や夜中にすら仕事の連絡が来ていました。

そんな感じでとにかく仕事、仕事で心が休まる暇がなかったのです。

休みがあってもとっさに起きるトラブル対応に準備しておかなければなりませんでした。

携帯電話を24時間365日手放せない。

こんな状態で体も心も全く休めることが出来ませんでした。


自分はこの仕事に体と心の限界を感じたため転職することに決め、転職活動の結果、今ではしっかりと休みが取れる会社で働いています。

ちなみにこの会社を辞めて転職をした理由に「自分の目指す将来像が変わったから」というのもありますが、もし自分の将来像が変わっていなければそのまま休みをしっかり与えられずにがむしゃらに働き続け、心や体を壊していたことでしょう。

重要なポジションの割に給料も納得できるものではなかったため、自分が転職を考えて実際に転職活動をして別の企業で働くようになったのは判断として間違っていなかったと思っています。

サビ残させる会社は絶対に転職して抜け出せ

残業や休日出勤による長時間労働がある会社であっても、きちんと残業代や休日出勤手当を出す会社であれば、お金のために働くと割り切って働き、ここまでお金を貯めたらやめるという目標をもって働くことが可能です。

しかし、残業代や休日出勤の時間外労働の手当てを出さない会社というのは問答無用で転職した方がいいです。

こういう会社は労働力を安く買い叩く会社なので、居座り続けてもお金が貯まりません。

お金も自分の時間もないとなると、何のために働いて、生活しているのかが分からなくなってしまいます。

そんな人生でもいいという人は少ないでしょう。

楽しいこともできず、若いうちにしかできないことをする時間もない。

何かに挑戦する時間や気力もない。

そんな虚無な人生を送ることは一生つまらないゲームばかりやるのと同じようなものです。

間違っても残業代が出ないのは当たり前、有給が使えないのは当たり前という考えを刷り込まれないことですね。

この考えが刷り込まれてしまうと、会社にとって都合のいい飼い犬に成り下がってしまいます。

会社の飼い犬になると正常な判断が出来なくなるので、飼い犬になる前に転職してその会社を抜け出すことを最優先に考える必要があります。

サビ残で残業代が出ない、有給が1日も取れない、休日出勤ありで代休も取れないし休日出勤の手当ても出ない、休日に仕事の連絡があるため仕事用の携帯を24時間365日手放せない、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始に休めない。

こんな黒いコンボを決めている会社で働くと自分がつらくなるだけです。

もっと自分をいたわる生活をしてもいいのではないでしょうか?

ですので、上記のような黒いコンボを決めている会社からは何としてでも転職して抜け出し、ホワイトとはいかないまでも普通の会社に就職できれば、自分らしい生活が出来ますし、仕事にもしっかりと能力を発揮できるはずです。

つらいことを我慢するだけが人生ではありません。

理不尽な辛いことは頑張ってはいけません。

心が鍛えられてメンタル面が強くなるかもしれませんが、その前に心が壊れるリスクも高く、実際に自分は心を壊してしまいました。

そうなると取り返しがつかないことになります。

心の病はすぐに治ることは少なく、一度発症すると再発しやすくなり、一生心の病と向き合っていくことになる可能性もあります。

理不尽な辛いことから抜け出すというのも人生にとっていい選択肢の一つになります。

どうか残業や休日出勤が多くて体が持たない、特にその分の報酬を払おうとしない会社からは転職して抜け出して、しっかりと体制の整った会社で働き、自分らしい人生を送ってほしいと思います。

[広告]おすすめの転職サイト、転職エージェント、退職代行について

この記事を読んで転職を考えたくなった方のために、以下の転職サイト、転職エージェント、退職代行をお勧めしています。

もし今働いている会社にいるのがつらい場合は転職活動の参考にしていただければ幸いです。

おすすめの転職サイト

転職サイトは1つではなく、複数の転職サイトに登録しておくことをお勧めします。

特にリクナビNEXTは外すことが出来ず、転職活動の際は絶対に登録しておいた方がいいでしょう。

実際に自分も利用して転職に成功したことがあるので、実績は確かです。

転職サイト名リンク特徴
リクナビNEXThttps://next.rikunabi.com/求人数が充実しており、求人が見やすい

オファーが来てそこから転職につながることも

大手、スタートアップ企業、中小企業の求人までカバー

ブログの管理人が転職活動で転職に至った転職サイト
エン転職https://employment.en-japan.com/リクナビNEXTと併用して登録しておきたい転職サイト

求人数はそこまで多くないけど意外な掘り出し物があることがある

ブログの管理人が転職活動で内定を獲得した転職サイト

担当者からの一言が書いてある求人があり、どんな人が向いている求人かが分かりやすい
マイナビ転職https://tenshoku.mynavi.jp/特定の分野に特化した関連サービスが多い。

求人数も多く、ここでしか取り扱っていない求人もあり。

どんな人が向いている求人であるかが分かりやすい。

求人が結構詳細に記載されているのでしっかり熟読して判断できる。

お勧めの転職エージェント

転職エージェントは無料で登録でき、面談を行い、それに合った求人を担当者が紹介してくれるサービスです。

一つの転職エージェントに絞るのもいいのですが、個人的には複数の転職エージェントを併用し、自分に合った求人を積極的に見つけていくことをお勧めします。

それぞれ転職エージェントには得意な分野があるので、自分の求める求人を得意とする転職エージェントを選ぶことが重要です。

転職エージェント名リンク特徴
リクルートエージェント業界最大級の求人数を誇る

転職支援実績No1の実績あり

豊富な非公開求人と経験豊富な担当者

面接力向上セミナーあり
JACリクルートメントhttps://www.jac-recruitment.jp/ハイクラス、ミドルクラス向け

年収600万円~1500万円を目指す人向け

オリコン顧客満足度 ハイクラス・ミドルクラス転職5年連続No1
dodaの転職エージェント取り扱い求人の約80%が非公開求人

面接前後のフォローが充実

2023年オリコン顧客満足度 転職エージェント20代 No1

面接前後のフォローがしっかりしている。
書類通過した企業の面接でどんな内容が聞かれるかの傾向が
実際に利用していて役に立った。

おすすめの退職代行

退職時に会社と揉める時があります。

退職届を受け取らない、退職を告げると急に態度を変えてパワハラやモラハラをしてくる。

そんな会社は今でも普通に存在します。

もしそんな会社に当たって辛い場合は退職代行の利用をお勧めします。

退職代行の業者が間に入ることで、会社と直接やり取りをすることなく退職が成立するので、会社と揉めてどうしようもなくなったら利用してみるといいでしょう。

退職代行名リンク特徴
退職代行ガーディアン労働組合による退職代行サービス

20代~30代でスマホをしっかり使える層がメインターゲット

労働者の代理交渉が可能

退職失敗のケースが過去に一度もない

比較的安価で退職代行を依頼できる

一律料金で追加料金なし
退職代行サービス「CLEAR」労働組合による退職代行サービス

20代がメインターゲット

労働者の代理交渉が可能

退職成功率100%

安価でしっかりとした退職代行を利用したい人向け
退職代行モームリ一般企業による退職代行サービス

弁護士監修

労働組合と提携していて違法性のない退職代行を実施

20代前半がターゲットだが高校生から60代まで幅広い実績あり

労働者の代理交渉が可能

退職成功率100%

アルバイトでも利用できる退職代行
退職代行ニコイチ一般企業による退職代行サービス

退職代行業界実績No1

20代から30代の利用が多いが、ターゲット層は特になし

退職代行サービスの運営歴10年以上

退職成功率100%

弁護士法人ガイアの退職代行サービス弁護士法人による退職代行サービス

20代から40代がターゲット

退職成功率100%

有給消化、引継ぎの交渉あり

残業金や未払い賃金の取り立ては有償(20~30%)

弁護士が対応するので会社に強く出れる
弁護士法人みやびの退職代行サービス弁護士法人による退職代行サービス

20代~50代がターゲット

有給消化、引継ぎの交渉あり

残業代、未払い賃金の取り立ては有償(20%)

弁護士が対応するので会社に強く出れる

その他おすすめのサービス

転職活動時にうまくいかない、履歴書や職務経歴書の書き方が分からない、現職の人間関係で困っている、どのようにキャリア形成していけばいいかわからない、副業で何を始めてたらいいかわからない。

そんな時はキャリア相談サービスを使うとよいでしょう。

無料ではありませんが、自分の今後の人生を左右する大事な相談をすることになるので、自分一人で悩むのではなく、専門家がアドバイスしてくれるしっかりしたサービスを使うことも手段の一つです。

もし転職について自分でどうしたらいいか分からない場合は、キャリア相談を使うこともお勧めします。

サービス名リンク特徴
キャリア相談プラットフォーム【coachee】転職活動、副業、人間関係、キャリア形成などの悩みに関して
専属のコーチが相談に乗ってくれる

コーチはその道のプロであるため安心して相談できる。

20代から40代がターゲット

今回のお話は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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