退職代行を使うと本当に退職が出来るのか?

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退職代行を使うと本当に退職が出来るのか?

「退職代行って最近よく聞くけど、本当に退職が出来るの?」

そう考える人も多くいると思います。

しかし、このブログを書いている自分も退職代行を使って退職できた人の一人。

退職代行の業者選びにさえ気を付ければそこまで心配する必要はないと思います。

きちんとした退職代行の業者を選べばまず失敗することはありません。

退職代行を使うと退職できるのは本当

退職代行を使うと退職できるのは本当

退職代行を使って退職が出来るのは本当です。

自分が退職代行を使ったときの体験談なのですが・・・


自分は小さな会社で働いていて、会社の方針と自分の考え方にズレが生じるようになり、そこで転職を考えることとなりました。

そして転職活動を行い、今の会社に転職先が決まったのですが、その後から会社の社長からのパワハラが始まりました。

過度な引き継ぎの要求、引継ぎ資料の説明の場での罵倒や「引継ぎがきちんと終わらないと転職先の会社に連絡する」といったこちらに大きな損失を出しかねない発言。

土日もなく引き継ぎの資料を作り、引継ぎの場が開催されるたびに酷いダメ出しや人格否定の発言で罵倒される。

しかもこの引き継ぎの場は土曜日の夜に開かれ、夜の22時や23時までになることも少なくはありませんでした。

そして退職の引継ぎ資料の作成がなかなか終わらず、ゴールデンウィークも返上で資料作成。

ここでとうとう燃え尽きてしまい、仕事をする気力が全くなくなってしまいました。


これはやばいと感じた自分は退職代行の業者に連絡を取り、退職代行の依頼をしました。

そして、退職代行を使い、会社と自分との間に退職代行の業者が入ってもらうことで、直接会社とやり取りすることなく退職が出来たのです。

会社と直接やり取りをしたのは借りていた備品の返品と、退職届の送付くらい。

後はすべて会社と直接連絡を取ることなく、退職が出来ました。

途中で会社から送られてきた競業避止義務の書類が明らかに法律の基準を超えたものであり、退職代行の業者に相談のうえ、サインの拒否の意思を会社に伝えてもらいましたが、次の会社で必要な書類は問題なく受け取ることが出来ました。

また、退職代行を使った後は有休消化もでき、しっかりと今の会社の入社に向けて準備をすることが出来ました。


一つ後悔が残っているのは、退職代行を使ったときに会社側が「4月までで請負が終了することをお互いで合意しているので5月の請負分の金額は支払わない」と嘘をついてきたのですが(合意書にサインをしていませんし、証拠を出せと弁護士に頼んで問題を大きくしても良かったと思っています)、ここをもう少し突っ込んで引継ぎの完成と請負金額の支払いの取引をして、出来るだけ多くお金を受け取っておきたかったことですね。

「引継ぎの対価を払わないと引き継ぎはここでやめる」と交渉出来ていたらもっと良かったかなと思います。

まぁ、退職代行の業者相手に対しても保身のために平気で自分に都合のいいことだけを言ってくる会社の態度に愛想をつかし、後腐れなく退職できたので、こんな会社に定年までいなくてよかったと思っています。


こんな感じで、自分が退職代行を使った業者はそこまで評判がいい業者ではなかったのですが、それでも退職代行による退職が出来ました。

ですので、「退職代行を使って退職に失敗する」という話は決して正しいわけではなく、むしろ退職代行の業者選びの時点で失敗しているから退職代行による退職が失敗してしまったのではないかと思います。

きちんとした退職代行の業者を選べば退職に失敗することはあまり心配する必要がありません。

退職代行を使うと失敗すると言われている理由

退職代行を使うと失敗すると言われている理由

退職代行を使って退職失敗するというケースも確かにあります。

時々聞く話ですし、全くない話ではないようです。

ただ、これには理由があって、きちんとした退職代行の業者を選んでいないからだと思います。


料金が安いという理由だけで選んでしまい、まともな退職代行の業者ではなく、お金儲け主体の悪質な退職代行の業者を選んでしまったことが原因です。

これらの退職代行の業者は退職に関する会社との交渉権を持ちません(交渉権のない業者が会社と交渉すると法律違反になります)

なので、会社側に「〇〇さんは御社を〇〇月〇〇日をもって退職します」と伝えて終わりなのです。

ただ退職の意思を伝えて終わり。

これでは会社側には何のダメージもなく、退職に失敗するどころか、退職代行を使ったという事実でさらに会社側から酷い仕打ちを受けることになることもあります。

そして退職したくても退職できず、パワハラの標的になり心も病んでしまい、取り返しのつかないことになってしまう。


こんなことになるので、退職代行の業者はきちんと選ぶ必要があります

退職代行の業者に退職代行を依頼しても、きちんと対応をしてくれない退職代行の業者だったらお金をドブに捨てるのと同じようなことになります。

退職代行の業者選びに失敗して「退職代行を使うと退職が出来るのはうそじゃん」と思うのは、こういう経験が背景にあるからだと思います。

ただ、すべての退職代行の業者が「退職の意思を伝えて終わり」というわけではなく、きちんとした退職代行の業者は実績があり、退職代行に100%成功の実績を持つ業者も存在します。

次節でどんな退職代行業者がきちんとした退職代行業者であるかを説明します。

きちんとした退職代行業者とはどんなものか?

きちんとした退職代行業者と言うのは信頼できる業者であり、しっかりとした退職代行のサービスを提供している業者であるということです。

例えば以下のようなものがきちんとした退職代行業者が運営している退職代行であると言えるでしょう。

  • 一般企業が運営であるが、弁護士の監修を受けていて法律に反しない手続きにより退職代行を行っている
  • 労働組合が運営しており、退職代行を行う際に会社と交渉を行っても法律違反とならない
  • 弁護士や弁護士事務所が運営しており、会社との交渉を行っても法律違反とならない

これらの3つのうちのいずれかに該当する退職代行の業者はきちんとした退職代行の業者であると言えます。

ちなみに自分が退職代行を依頼した業者は3つ目の弁護士事務所でした。

ゴールデンウィーク明けという退職代行の繁忙期と思われる時期に依頼したため、対応が遅いのが気になりましたが、それでも最終的にはきちんと退職でき、しかも会社と揉めることなく円満退職が実現できました。


退職代行の業者の中には「もし万が一退職代行に失敗したら全額返金する」ということを謳っているところがありますが、実績があるところであればまず全額返金になることはありません。

それに、実績がある退職代行の業者にはそれ相応のノウハウがあります

退職しようとしたら会社側が退職届を受け取らなかったり、パワハラやモラハラ、退職を伝えたことによる給料の不当な減給など法律を守ることさえしないスーパーブラック企業が相手でも退職に成功してきたという実績もあります。

こういう実力がある退職代行の業者を使って退職に失敗するのはよほどのことがない限りあり得ません。

実績のある退職代行の業者は退職代行のプロです。

決して素人が思い付きで開業してお金儲けのために適当なことをやる業者ではありません。

様々なケースで退職代行を成功させてきたノウハウがあります。

こんな退職代行の業者に退職代行をお願いすれば、きちんと退職成功に向けて動いてくれます。


翌日から出勤しなくてよくなる。

有給も消化できる。

これが退職代行を使う大きなメリットであり、

もう今の会社で働くのは限界。

もうこれ以上苦しい思いをしたくないし、上司と顔を合わせたくない。

ここまで追い込まれたとしても退職代行を使うことでこの状況から解放されます。


ここまでお話ししても退職代行を使うことに抵抗がある人はそこそこいると思います。

出来れば円満退職をしたい。

しかし、会社側にはそんな気持ちがなく、有給も消化させない、理不尽な競業避止義務の書類にサインをさせる、転職先が決まってから辞めるまでの間にパワハラを行い、裏切り者扱いして徹底的にいじめてくる。

こんな会社にこちらだけが一方的に円満退職に向けて配慮する必要はあるでしょうか?

自分は、そんな配慮は一切必要ないと思います。

相手が円満退職に向けた態度を取らないのであれば、こちらもそれ相応の態度をとるのは当然のこと。

その手段として有効なのが退職代行による退職なのです。

それに、退職代行を使うことは自分の身を守ることにもなります。

退職代行を利用することで、退職を伝えたその日や翌日から会社に行かなくて済むようになる。

しかもバックレではなく、きちんと法律に則ったうえでの行為なので、会社側が損害賠償を訴えてきても会社側は裁判しても負ける。

これって、素晴らしいことだと思うのです。


もちろんきちんとした会社を退職する場合は円満退職を目指して礼節を尽くすべきです。

退職を会社に直接伝えても了承してくれて何も起こらず(理由は聞かれますが)、退職するその日までいつもと同じように扱ってくれる。

そして、送別会も開いてくれて「また何かあったらうちにおいで」と言って気持ちよく送り出してくれる。

こういう会社に対しても「会社に連絡したくないから」というしょうもない理由で退職代行を使う人がいますが、正直言って普通に退職できる場合は退職代行を使うことはお勧めしません

理由は、きちんと退職できる会社の場合は、普通に退職しても会社との関係が悪化しないから、万が一転職先で何かがあった時もその会社に出戻りして働くというルートが出来る可能性があるからです。

こんなケースの時は退職代行を使うことでこのルートが切れるので、自分にとってリスクとなります。

それに、退職代行の業者を無駄に忙しくさせるだけですので、あまり安直な理由での退職代行の利用は考えてほしくはないですね。


あくまでもパワハラや法律を守らない働かせ方で追いつめられた時、退職を伝えても退職届を受け取らなかったり、「退職したら損害賠償をする」と脅迫をしてきたりする会社、そんな会社が相手の場合のみ退職代行を使うことを考えた方がいいでしょう。

ただ、パワハラや法律違反をする会社は意外と多い。

退職代行は今は一般的に使われるものですので、追いつめられて苦しい場合、退職したくても会社側がきちんと対応してくれない場合は一度相談してみることをお勧めします。

次の節で自分が厳選した退職代行を紹介します。

いずれも信頼がおける業者が運営している退職代行なので、退職代行を使うことに悩んでいる方は一度サイトを訪問してみて、相談してみてはいかがでしょうか?

お勧めの退職代行

※この章の記事は広告を含んでいます

以下の退職代行はいずれも実績があり、信用が出来る退職代行と言えます。

運営母体が労働組合、弁護士や弁護士事務所、一般企業で弁護士監修のいずれかに当てはまるものばかりですので、それぞれどんな特徴があるのか実際にサイトを見ながら確認して、どの退職代行に依頼すればいいのか考えていただきたいと思います。

退職代行との連絡のやり取りは電話やメールで行うこともありますが、レスポンスが早いところはLINEでの連絡に対応しているところも多いです。

退職代行を使う場合はスマホでLINEのアプリを入れておくこともお勧めします。

退職代行名リンク特徴
退職代行SARABA退職代行SARABA労働組合による退職代行サービス

退職代行サービスの中では24000円とかなり安い

有給消化に関するサポートあり(成功率98%)

退職失敗のケースほぼなし

人材会社と提携した無料転職サポートあり

追加料金なし
退職代行ガーディアン労働組合による退職代行サービス

20代~30代でスマホをしっかり使える層がメインターゲット

労働者の代理交渉が可能

退職失敗のケースが過去に一度もない

比較的安価で退職代行を依頼できる

一律料金で追加料金なし
退職代行サービス「CLEAR」労働組合による退職代行サービス

20代がメインターゲット

労働者の代理交渉が可能

退職成功率100%

安価でしっかりとした退職代行を利用したい人向け
退職代行モームリ一般企業による退職代行サービス

弁護士監修

労働組合と提携していて違法性のない退職代行を実施

20代前半がターゲットだが高校生から60代まで幅広い実績あり

労働者の代理交渉が可能

退職成功率100%

アルバイトでも利用できる退職代行
退職代行ニコイチ一般企業による退職代行サービス

退職代行業界実績No1

20代から30代の利用が多いが、ターゲット層は特になし

退職代行サービスの運営歴10年以上

退職成功率100%

弁護士法人ガイアの退職代行サービス弁護士法人による退職代行サービス

20代から40代がターゲット

退職成功率100%

有給消化、引継ぎの交渉あり

残業金や未払い賃金の取り立ては有償(20~30%)

弁護士が対応するので会社に強く出れる
弁護士法人みやびの退職代行サービス弁護士法人による退職代行サービス

20代~50代がターゲット

有給消化、引継ぎの交渉あり

残業代、未払い賃金の取り立ては有償(20%)

弁護士が対応するので会社に強く出れる

今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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