今回は自分が実際に仕事を依頼された経験から一つ記事を書いてみようと思います。
知り合いでも何でもないのに自分にいきなり仕事を依頼してくる人は、個人的に警戒します。
ですので、きちんと最低限のビジネスマナーを守って他の方に仕事を頼むようにしてほしいものです。
自分の場合は、これが出来ない人はブラックリストに入れて今後一切仕事を受けないので、そのつもりでお願いします。
他人に仕事を依頼する時にマナーがなっていない人たち
自分はpixivをやっていて、たまにイラストのリクエストを受けることがあるのですが、正直マナーがなっていない人がほとんどですべて断っています。
そして、この手のタイプの人は例外なくこちらが丁寧なお断りのメッセージを送っても、それから一切返事がない。
フォロワーでもないのにいきなりメッセージを送っておいて、こちらに手間を取らせたことに対して何か一言言うことがあるのではないでしょうか?
中にはフォローしてきてイラストリクエストを送ってくる→こちらが断る→何も言わずにフォローを外すという、まぁ話にならないくらい失礼な人もいたわけです。
イラストのリクエストを断る理由は、他人が描いて欲しいイラストに縛られずに自分の描きたいイラストを描くという活動の方針を崩したくないからですが、最低限のマナーくらいは守って欲しいと思います。
また、一度だけこのブログでも記事作成の依頼があり、「こんなことをこの値段と納期でやってくれ」という、本来ならば打ち合わせで決めるべきことを一方的に送り付けてきた人がいました。
株式会社を名乗っていましたが、おそらく個人事業主でしょう。
メールアドレスがフリーのメールアドレスであること。
そして、そのメールに個人の名前がなかったんですね。
「株式会社〇〇の××です」ではなく、「株式会社〇〇です」としか書いていないし、メール本文に「!」や「?」が入っているため、きちんとした会社が出すメールとは思えない。
この依頼を受けたころは自分の本業であるシステムエンジニアの仕事が忙しかったため、他の仕事を受けている場合ではなかったので、こちらもビジネスメールで丁寧にお断りの返事を出したわけです。
そしたらやっぱり返事がない。
断られたからもうメールのやり取りをしなくといいと思ったのでしょうけど、こちらに一方的に依頼してきて断られたことに対してどう思ったのかは知らないのですが、やはりメールで一言書くべきことがあったと思います。
こちらも時間を割いてメールを返信したわけですし、依頼を受けるかどうかの判断も必要でした。
その会社は当然自分のブラックリストに入れており、これから取引するつもりはありません。
まず勘違いしているのは依頼する方が立場が上であるということ
こういう人たちに共通するのが、依頼をする方が立場が上であると思っていることです。
でもよく考えて見て欲しいのですが、こちらが営業をして仕事をくれとお願いしたわけでもない。
ランサーズで案件に応募したわけでもない。
もちろん相手は職場の上司であるわけでもない。
こちらから見ると勝手に赤の他人が自分の領域に土足で踏み込んできて「これをやってくれ」と言われただけです。
なので、正直言ってこういう人たちを上の立場の人と見ることは出来ません。
仕事を依頼する側も依頼される側も立場としては対等です。
ここを勘違いしてはいけません。
まぁ、勘違いしているから、こちらがお断りのメッセージやメールを出しても何も反応せずに無視をするのでしょうけど・・・。
pixivで不躾な依頼をしてくる人は社会人ではなく、中学生や高校生くらいと見られる人がいるので、そこはこちらもきちんと考慮しています。
お断りのメッセージを送ってメッセージが返ってこなくても「ああこの人はまだ社会経験がないんだな」で終わりです。
ただ、相手が社会人だと相当痛いです。
「えっ!? 社会人なのにビジネスマナーに従った対応が出来ないの?」
「なんでこんな人が社会人をやっているわけ?」
と思ってしまいます。
普通の仕事であれば取引先と自社の関係はかなり神経を使うことであります。
特に顔を知らない相手だと、顔を見ながら話すわけでもなく、電話で声を聞くわけでもないので自分の場合はかなり気を遣いますね。
だから、むしろ顔を知らない相手こそしっかりと気を付けなければいけません。
これは個人と個人での仕事のやり取りや企業と個人での仕事のやり取りも同じことです。
こちらが上と思って何かを頼んでくる相手に対しては「この人はブラックリスト入りだな」と思って躊躇なくブラックリストに入れるつもりでいますし、実際にそうしています。
当然、ブラックリストに入った会社や人からの仕事を受けることはありません。
もう一度言いますが、何かを依頼する人と依頼を受ける人は対等です。
お金を払っている側が偉いということはありません。
普通の仕事でもこの勘違いをする人が散見されますが、お金を払っているからと言って相手を下に見ていいわけではないし、ましては恫喝やパワハラをしていいわけではない。
仕事を受ける人がいないと困るのはお金を出す方ですし、受ける仕事がないと困るのはお金を受け取る方です。
だから、お互いに敬意をもって接しないと、正しい商売というものは成り立ちません。
なので、何かを依頼する人と依頼を受ける人が対等であることは商売をする上できちんと理解しておかなければなりません。
商売で一方がもう一方を見下す関係なんてあってはならないのです。
依頼された人からお断りメールをもらったときの対処方法
仕事を依頼した相手からお断りのメッセージやメールが返ってきた時にどう対応をするべきか?
最も悪い対応は「無視」です。
こちらが依頼を断ると何もレスポンスを返さない人が目立ちますが、これは良くありません。
正直、この「無視」の対応を取った人に対しては「依頼を受けなくてよかった」と思ってしまいます。
もちろん依頼をされる側が依頼のメールを無視するのも不誠実で良くありません。
相手は返事が来るのを待っていますし、いつまでも返事が来ないとイライラすることでしょう。
相手の時間を奪っているので、いい印象を持たれることはまずありません。
なので、もし良い依頼主であった場合も「もうこの人に仕事を頼まないようにしよう」と思われて仕事の話が来なくなってしまいます。
場合によっては「自分さえよければいいと持っている人かな」と思われるかもしれません。
だから、依頼される側は考えた末どんな決断を下したのか、依頼した相手にメールやメッセージで必ず伝えるようにしましょう。
仕事を依頼した相手からのお断りのメールが来た時の最低限の対応として、「分かりました。無理を言ってすみませんでした。」と返すこと。
ビジネスメールであれば「承知しました。お時間を取らせてしまい、申し訳ありませんでした。」
最近の相手の反応を見ていると、これくらいのメールやメッセージを返せないものかなと思います。
正直、社会人であれば新人研修の時のビジネスマナーで習っていそうなものですけどね。
仕事を依頼する側もいろいろと考えて依頼してくださっているのでしょうけど、依頼される側も依頼を受けるかどうかの判断を納期や報酬額、依頼内容によって時間を使っていろいろと考えないといけないこともあるのです。
だから、依頼された人からのお断りのメッセージやメールが送られてきても、それを下手に扱ってはいけません。
自分のブログでも依頼の話があること自体はうれしいことです。
「アフィリエイトをやってみませんか」という話は自分のブログの方針に合っているものであればしっかりと取り組ませていただいていますし、記事の執筆の依頼も条件次第では受けることもあります。
しかし、名前を明かさない、打ち合わせで決めるべきところを一方的に決めて依頼をしてくる、テーマや素材や文章内容などの重要な部分を全て相手に決めさせる丸投げ依頼は受けたいとは思いません。
最低限のマナーを守り、きちんとビジネス会話が出来る相手の依頼であればお受けすることもありますが、本業があることで時間の制約が出来てしまい、なかなか「依頼をお受けします」という回答が出来ないことを申し訳なく思っています。
ただ、きちんとした依頼主ではない方からの仕事を受けることは、当ブログにとってリスクでありますし、きちんとしたマナーが出来ている企業様や個人の方と取引できることが、さらにこのブログの質の向上にもつながっていけると思っています。
どうか、今後このブログに来る依頼が一方的な依頼ではなく、打ち合わせの機会を設けて詳細を決め、お互いの落としどころを見つけて仕事が出来る以来であることを願っています。
このブログは安価で下請けの仕事をもらうために立ち上げたのではなく、自分の本業に対する副業の一つとして立ち上げています。
自分のノウハウや経験してきたことの発信を目的としていますので、他の人から一方的に決められたテーマの記事を書くことはあまりやりたくないのです。
仕事を依頼してくださる方は、今回お話ししたことを理解して依頼してくださると助かります。
今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。