こんな会社は辞めた方がいい その1

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こんな会社は辞めた方がいい ①残業が極端に多い会社と休みが取れない会社

残業は適度にあれば、残業代を得ることで仕事のモチベーションを上げることが出来ます。

毎日定時帰りが心と体に対する負担の面では最適ですが、どうしても繁忙期などには残業が発生してしまうことがあります。

繁忙期の残業は多くなりがちですが、それが一時的なもので普段は忙しくない場合は安全に働けます。

しかし、普段から残業が結構発生し、繁忙期には産業医の診断を受けなければいけないくらいの残業時間が発生するような会社で働いていると、確実に心と体を病みます。

特にみなし残業性を盾にして残業代を出さずにサービス残業で賄っているような会社であれば、仕事は本当にきついものになってしまい、休日は寝るだけの生活で一杯になってしまいます。


また、休みが取れない会社も要注意です。

年間休日が100日を割る、有休が病休の時以外取得できない、休日に仕事の連絡が来て対応しなければいけないなど、休みが取れない会社も要注意です。

休みが取れないと体の疲労が溜まっていき、ストレスも解消できない状態となり、少し体が蝕まれていき、気が付けば心や体の病にかかってしまいます。

なので、残業が多い会社、休みが取れない会社はそのまま居ても得することがないので、転職してその会社を辞めるなどしてその環境から逃れる必要があります。

残業が極端に多い会社

1日当たりの残業時間が平均2時間であれば、毎月の残業時間は約40~45時間となります。

普通の企業は36協定というものを結んでおり、1日8時間、週40時間の労働で、週に最低1日の休日を取るように指導されます。

時間外労働の上限は毎月45時間、年360時間以内とし、先ほどのように毎日2時間の残業が発生するとこの上限付近まで達してしまいます。

それでも中には残業を毎日終電までやらせたり、夜の10時までやらせたりする企業が存在します。

毎日残業2時間ほどでも、9時出社で20時から21時までには会社を出ることが出来ますが、それ以上になると本当に自宅に帰って、寝て、起きたら会社に行くという、平日のプライベート時間がほとんどない状態となってしまいます。

36協定では臨時的に年720時間、月100時間未満、時間外労働と休日労働の一か月平均が80時間以内、月45時間を超える時間外労働が6か月まで認めていますが、これはあくまでも特別な例であり、慢性的にこの条件で働くことを定めているものではありません。

つまり、毎月の残業が45時間を超えることが慢性的になっている企業は法令順守意識がない会社か、従業員の健康や安全を考えない会社だと言えます(しかもそんな会社に限って安月給だったりします)。

特に産業医面談が必要なラインの残業や過労死ラインの残業を毎月求めてくるような会社にいることは、働く側にとっても危険なことですので、自分の体に異常が出ないうちにさっさと抜け出した方が良いです(そもそもそのような会社は働き方改革の条項を守っていない違法な会社であると言えます。正直言って労基通報案件です)。


そしてもう一つ問題なのが、やらせた残業の賃金をすべて支払っているかということです。

長時間残業を従業員にさせる会社で残業代を全て払っている会社というのは世の中に存在するのは確かですが、ほとんどの会社がみなし残業を盾にしてサービス残業をさせているのが実情かと思います。

サービス残業と言うのは労働力の万引きであり、働いた分の賃金を従業員に払うのは当たり前のこと。

店でリンゴを一個万引きすると警察に捕まるのに、会社が労働力を万引きするのを黙認するのはおかしなことです。

サービス残業と言うのは当然のように違法行為であり、サービス残業をさせる会社を支えるために居続けることは、あなたのためにはなりません。

いつ労基が入るか分かりませんし、そもそも残業が多すぎること自体が、働く人の心を蝕む危険な環境となります。

慢性的に無理をさせると心や体は突然壊れます

そして、その壊れた心や体の回復のために長期間を要することもあります。

残業が多くて平日の自宅がただ寝るだけの場所になっている場合はすぐに転職活動をして会社を抜け出したほうがいいでしょう。

残業代を支払わない場合は記録をしておいて裁判で残業代を全額請求する、退職しにくい会社だったり何かと屁理屈を並べて退職をさせなかったりする会社の場合は退職代行に依頼して縁を切る、などの手段もあるので、あなたが会社にどこまで求めるかによって、どこまでの手段を取るかを決めるといいでしょう。

休みが取れない会社

皆さんは今働いている会社できちんと休みを取ることが出来ていますでしょうか?

有休はきちんと取得出来ていますでしょうか?

もし、毎月4日間くらいしか休めない、年間100日も休みがない、毎年の有給取得日数が0という会社であれば、辞めるべき会社であると言えます。

休みというのは仕事で溜まった疲れを取るだけではなく、趣味や自己啓発、学習、副業といった時間に充てるべき重要な日なのです。

休みがしっかり取れないと、残業時間が多い時と同じように休みが普段の疲れを取るだけの日になってしまい、趣味や自己啓発、学習、副業に励むことが出来ません。

趣味でリフレッシュできないことが多いと、プライベートがなく、ひたすら虚無な人生を送ることになってしまいます。

それに、休日に自己啓発や学習、副業が出来ないというのはあなたの将来の人生の可能性を潰してしまうことになります。

何年働いても惰性で働いてしまっているのでスキルやキャリアが形成できずにいる。

そんな会社に居続ける時間が長ければ長いほど、他の会社に転職しにくくなり、今の休みが取れない会社にしがみつくしかなくなってくるのです。

そして、定年後に燃え尽き症候群のような無気力となり、「ああ、自分の今までの人生は何だったんだ。もっといろんなことをやりたかったなぁ・・・。」と後悔しながら生きることになるのです。

だから、休みが取れないような会社で働いているようであれば、なるべく早く動いて転職してワークライフバランスをしっかり確立した方がいいのです。


仕事が趣味であれば休日が少なくても続けられるという人も世の中にはいますが、大抵の人はそうではありません。

そもそも仕事が趣味であっても、会社員としてやっていること自体、稼ぐ効率が悪いです。

仕事を趣味でするのであれば、起業して自分が代表として働き方や商材を決めてやった方が大きく儲けることが出来る

そのための下準備の期間に会社で働くことは否定しません。

しかし、その下準備の期間を休みがまともに取れない会社で働く時間にするのは時間を無駄にしているのと同じです。

下準備の期間はきちんと自分の時間が確保できるところで働かないと、なかなか起業まで至ることが出来ず、下準備が甘いと起業してもうまく業績が出ずに会社をたたむ必要が出てきてしまいます。

なので、自分のための人生を生きるために休みが取れない会社で働く意味は何もないのです。


また、定年まで休みの日がまともに取れず、趣味に使う時間もなく、働く自分を想像してみてください。

有休を病気以外で使えず、まとまった連休などの休みもなく、旅行などで思い出を作れない自分を想像してみてください。

このブログの管理人が社会人になって最初に入社した会社では「お金は増え続けるけど使う時間がない。」と先輩が話していました。

確かにお金が増えることは良いことですが、自分がやりたいことが出来ないというのは自分の人生において大きな後悔となり得ます。

亡くなる人の後悔の一つに「働きすぎなければよかった」というのがあります。

休みが取れない会社で働くことは働きすぎることにもつながります。

歳を取って、若い頃にしか出来ないことを出来なかったことを後悔しても遅いので、後悔することが分かっているのであれば、休めない会社をなるべく早く辞めて転職し、この状態から抜け出しましょう。

休日に仕事の電話やLINEが来る会社

これは営業職や技術職に多いようです。

最近ではチャットツールの普及で見なくなりましたが、緊急連絡網の確認のために年に一回会社から連絡が来ることは問題ありません。

しかし、顧客や会社から土日祝日問わず仕事の連絡が来て緊急の仕事が頻繁に入る。

特にお盆や正月にも仕事の連絡が来て、せっかくの休日が台無しになる。

こんな休日を送っていては、休日に休みモードに切り替えられず仕事モードのままとなり、心と体が休まりません

震災などの安否確認や緊急連絡網の連絡には対応する必要がありますが、当日に仕事の連絡が来て当日に対応しなければならないということが常態化している会社であれば要注意です(ちなみにこのブログの管理人が以前勤めていた会社が、深夜や早朝、休日にも容赦なく仕事の連絡が来る会社で酷い時は正月の日にも仕事の連絡が来たため、転職することでしか仕事中心の生活から抜け出すことが出来ませんでした)。

携帯電話が手放せませんし、いつ電話がかかってくるか注意しながら、休みの日も過ごさななければいけません。


外出もままなりませんし、泊りがけの旅行にも行けません。

旅行に行けたとしても、対応のための携帯やPCを持ち運ぶこととなり、心から楽しむことが出来ないでしょう。


正直言って会社やお客様のためとはいえ、そこまで自分を犠牲にして仕事をする必要はないです(これは断言します。従業員は会社やお客様の奴隷ではありません)。

他社で働いている人は休日を楽しんでいるのに自分は出来ない。

休日にも仕事の連絡が来るような環境で、休みの日も仕事の連絡に怯えて過ごさないといけないような仕事をしなければいけない会社で働くのはストレスも溜まりますし、心を壊す原因にもなるので、普通に給料を稼ぐための手段として会社で働く人は絶対にやってはいけません。

今働いている会社よりも、もっといい条件の会社はありますよ。

転職活動時に今の環境で乗り越えてきた苦労を面接で語ると、きっと評価してくれて採用してくれる会社があるはずです。

必ずしも今の会社でずっと働かなければいけないというわけでもないので、苦しくならないうちに転職活動をして次の会社を見つけてさっさと辞めましょう。

自分がもし面接官だったら、この話をしても「根性がない」と言ってマイナスの評価をすることはありません。

苦労をしてきた分、誠実に働けるといういい印象を持つからです。

まとめ

今回お話しした3つのタイプの会社は時間拘束が多く、プライベートの時間が取れない会社となります。

休みの日にしっかり休むことや、プライベートで趣味や自己啓発、学習、副業に励むことはとても大事なことです。

長く働ければ働くほどその会社の奴隷となり、つぶしが効かなくなってしまいます。

ですので、今回挙げた3つのタイプの会社に当てはまっていていて辛いと思っている方は、なるべく早く会社を辞めて転職活動をすることをお勧めします。

次節で転職サイトや転職エージェント、退職代行などの紹介をしているので、ぜひ一度ご覧になってください。

今回お話しした会社の多くは安月給が多いですが、例え給料が高くても、お金だけがあればいいというものでもありません。

自分の心も豊かにならないと幸せな人生にならないのです。

[広告]おすすめの転職サイト、転職エージェント、退職代行について

この記事を読んで転職を考えたくなった方のために、以下の転職サイト、転職エージェント、退職代行をお勧めしています。

もし今働いている会社にいるのがつらい場合は転職活動の参考にしていただければ幸いです。

おすすめの転職サイト

転職サイトは1つではなく、複数の転職サイトに登録しておくことをお勧めします。

特にリクナビNEXTは外すことが出来ず、転職活動の際は絶対に登録しておいた方がいいでしょう。

実際に自分も利用して転職に成功したことがあるので、実績は確かです。

転職サイト名リンク特徴
リクナビNEXThttps://next.rikunabi.com/求人数が充実しており、求人が見やすい

オファーが来てそこから転職につながることも

大手、スタートアップ企業、中小企業の求人までカバー

ブログの管理人が転職活動で転職に至った転職サイト
エン転職https://employment.en-japan.com/リクナビNEXTと併用して登録しておきたい転職サイト

求人数はそこまで多くないけど意外な掘り出し物があることがある

ブログの管理人が転職活動で内定を獲得した転職サイト

担当者からの一言が書いてある求人があり、どんな人が向いている求人かが分かりやすい
マイナビ転職https://tenshoku.mynavi.jp/特定の分野に特化した関連サービスが多い。

求人数も多く、ここでしか取り扱っていない求人もあり。

どんな人が向いている求人であるかが分かりやすい。

求人が結構詳細に記載されているのでしっかり熟読して判断できる。

お勧めの転職エージェント

転職エージェントは無料で登録でき、面談を行い、それに合った求人を担当者が紹介してくれるサービスです。

一つの転職エージェントに絞るのもいいのですが、個人的には複数の転職エージェントを併用し、自分に合った求人を積極的に見つけていくことをお勧めします。

それぞれ転職エージェントには得意な分野があるので、自分の求める求人を得意とする転職エージェントを選ぶことが重要です。

転職エージェント名リンク特徴
リクルートエージェント業界最大級の求人数を誇る

転職支援実績No1の実績あり

豊富な非公開求人と経験豊富な担当者

面接力向上セミナーあり
マーズキャリア20代営業に特化した転職エージェント。
成長意欲があり年収アップを目指したい人にお勧め。

30代以降や10代は対象外のため、営業職以外、30代以降は別の転職エージェントを利用することを推奨します。
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2022~2024年 オリコン顧客満足度(R)調査 転職エージェント 20代 第1位

面接前後のフォローがしっかりしている。
特に書類通過した企業の面接でどんな内容が聞かれるかの傾向が転職者に伝えられるので、面接対策も立てやすい。

おすすめの退職代行

退職時に会社と揉める時があります。

退職届を受け取らない、退職を告げると急に態度を変えてパワハラやモラハラをしてくる。

そんな会社は今でも普通に存在します。

もしそんな会社に当たって辛い場合は退職代行の利用をお勧めします。

退職代行の業者が間に入ることで、会社と直接やり取りをすることなく退職が成立するので、会社と揉めてどうしようもなくなったら利用してみるといいでしょう。

退職代行名リンク特徴
退職代行ガーディアン労働組合による退職代行サービス

20代~30代でスマホをしっかり使える層がメインターゲット

労働者の代理交渉が可能

退職失敗のケースが過去に一度もない

比較的安価で退職代行を依頼できる

一律料金で追加料金なし
退職代行サービス「CLEAR」労働組合による退職代行サービス

20代がメインターゲット

労働者の代理交渉が可能

退職成功率100%

安価でしっかりとした退職代行を利用したい人向け
退職代行モームリ一般企業による退職代行サービス

弁護士監修

労働組合と提携していて違法性のない退職代行を実施

20代前半がターゲットだが高校生から60代まで幅広い実績あり

労働者の代理交渉が可能

退職成功率100%

アルバイトでも利用できる退職代行
退職代行ニコイチ一般企業による退職代行サービス

退職代行業界実績No1

20代から30代の利用が多いが、ターゲット層は特になし

退職代行サービスの運営歴10年以上

退職成功率100%

弁護士法人ガイアの退職代行サービス弁護士法人による退職代行サービス

20代から40代がターゲット

退職成功率100%

有給消化、引継ぎの交渉あり

残業金や未払い賃金の取り立ては有償(20~30%)

弁護士が対応するので会社に強く出れる
弁護士法人みやびの退職代行サービス弁護士法人による退職代行サービス

20代~50代がターゲット

有給消化、引継ぎの交渉あり

残業代、未払い賃金の取り立ては有償(20%)

弁護士が対応するので会社に強く出れる

その他おすすめのサービス

転職活動時にうまくいかない、履歴書や職務経歴書の書き方が分からない、現職の人間関係で困っている、どのようにキャリア形成していけばいいかわからない、副業で何を始めてたらいいかわからない。

そんな時はキャリア相談サービスを使うとよいでしょう。

無料ではありませんが、自分の今後の人生を左右する大事な相談をすることになるので、自分一人で悩むのではなく、専門家がアドバイスしてくれるしっかりしたサービスを使うことも手段の一つです。

もし転職について自分でどうしたらいいか分からない場合は、キャリア相談を使うこともお勧めします。

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コーチはその道のプロであるため安心して相談できる。

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今回のお話は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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