こんな人は雇ってはいけない ~もし自分が経営者だったら 2.プライドが高く中身がない人

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こんな人は雇ってはいけない ~もし自分が経営者だったら 2.プライドが高く中身がない人

プライドだけが一人前、仕事は半人前。

そんな人を時々見かけます。

以前の自分もそうだったのですが、そういう人はたいてい仕事が出来ませんし、仕事が出来たとしてもほかの部分で欠陥があったりします。

基本的にプライドが高い人は人を見下します。

その結果、職場の雰囲気が悪くなり、職場全体のパフォーマンスが下がることも多いのです。

プライドが高い人はそれしか能力がない

プライドだけが高い人はそれだけしか能力がありません。

基本的に中身がプライドの高さに見合っていないのです。

何か指摘されれば機嫌を悪くする。

何か自分の不手際で失敗が起こっても、自分は反省することなく他人のせいにする。

こんな感じでなかなか言うことを聞いてくれません。

そしてそんな態度をとる割には、仕事で実績を出せないのです。

実績を出せばそれは自信につながります。

自分を頼ることが出来る人は別に変なプライドにこだわる必要はありません。

自分を信じてひたすら前に進めばいいのです。


しかし、自分を信じることが出来ない人はそれが出来ません。

なので、プライドを高く持って、自分を大きく見せて、それで自分を納得させる人がいるのです。

また、過去には実績を残していたが今はさっぱりという人もプライドが高いことがあります。

過去の成功は過去の物、有名大学を出ていてもそれが仕事ができるかの判断になるかというと、全く関係がない。

仕事がうまくいかなくなるとどうしても過去の自分を見てしまい、その過去の自分の大きさと同じ虚像を作り上げてしまいます。

しかし、実際の自分はその虚像よりも小さく、他人からはプライドと中身が伴っていないと思われることも多く、良い印象を抱かれません。

年下にタメ口で話す新人おじさん

自分が実際に経験したことでもありますが、新人として会社に入社してきたにもかかわらず、主要メンバーの一人として会社に在籍していた自分にタメ口で話してくる人がいました。

その人は、後輩であるのにもかかわらず上から目線であり、なぜか自分を部下扱いしていろいろと言って来ました。

目に余る行動だったので会社側に「こいつと一緒に働きたくない」と言ったのですが、「根は悪い人ではないから仲良くしたらどうか」と言って、聞き入れてもらえず、非常に不快な日々を過ごすことになりました。

正直使用期間であるにも関わらず年下の先輩にタメ口を聞く神経が分からなかったし、その人はコネ入社でも何でもなく・・・一般の面接で採用されたにもかかわらず自分が会社の主要メンバーになれるという謎の勘違いをしていました。

結局その人は経歴に詐称があり、それが原因で試用期間で切られたのですが、当の本人は会社が冷たく当たってくる理由が分からないと言っていましたね。

悪いところをこちらから指摘しても無視するし、困った人でした。


しかし、このような経験をした人は自分以外にもいるようですね。

特に主任や係長クラスの人に、年上の平社員の新人がタメ口を聞くというのは、意外と少なくないようです。

この手の年下の先輩にタメ口を聞く人はプライドが高い人の典型であり、自分が正しい、自分の方が上であるという謎の自信を持ち、中身はそれほどでもないという人が多いですね。

この謎の自信から来る行動で問題を起こしたりするのですが、なぜ問題が起きるかが当の本人には分かっていなかったりします。

反省をしないので、利益を出すどころか損失を出してしまうような人になってしまう。

会社の雰囲気を悪くしてしまう。

そんなタイプなので、年下の先輩や上司にタメ口を聞く人は自分は雇いたいとは思いません。

プライドが高い人は現場作業に向いていないので評論家にでもなればいい

プライドが高い人は何かしらの持論を持っていることが多いです。

しかし、その持論が現場で役に立つのかというと、多くの場合役に立ちません。

プライドが高い人の持論は、現場で培われた経験から来るものではないからです。

前職では活躍できた人もいるかもしれませんが、会社が変わると文化ややり方も変わってきます。

そこで前職の成功事例を持ち出して持論を語られてもどうしようもありません。

前職の成功例をただ押し付けるだけの人は、あまり会社にとって役に立つ人ではないでしょう。

今の会社で成功してそのノウハウを語るのであれば話は別ですが、プライドだけが高い人がそのような存在になることはレアケースだと思います。

現場に合わない持論を語る人は評論家にでもなればいい。

そうすれば自分の持論を好きなだけ語ることが出来ますが、聞く人に受け入れられてもらえるかはまた別の問題になることでしょう。

プライドが高くて中身のない人は会社にとってマイナス

プライドが高くて中身のない人は会社にとってマイナスであることが多いです。

先輩からの注意点を素直に聞かないですし、自分は今までこうやってきたというこだわりが強く、この考え方を変えることが難しいからです。

そもそも自分の意見を変えたがらない人も多い。

間違っても管理職にしてはいけないタイプであり、自分が経営者であれば理由が分かるまで人を下に付けずにプレイヤーで仕事をさせます。

管理職にするとこのタイプの人は余計に付け上がり、部下を混乱させてしまいます。


プライドが高くて中身のない人は学ぶこともせず、仕事の出来も半人前であり、給料をもらうことの要求に対しては一人前です。

そんな人を雇うよりも、素直に誰にでも敬意をもって接することが出来る人の方がいいのではないでしょうか?

経験が浅くても、今は仕事が出来なくても、そんな状態を理解して知識やノウハウを吸収しようとするので、長期的に見れば大きな利益をもたらしてくれる存在となるからです。


この素直な人にも欠点があります。

パワハラの言葉を重く受け止めてしまうということですね。

そして、パワハラが繰り返されることで「自分は出来ない人だ」と思い込んでしまい、その通りに仕事の結果が出てしまい、さらにパワハラを受けることになるので、パワハラをする人とは一緒に働かせることが出来ないことも重要なポイントとなるでしょう。

しかし、この場合は明らかにパワハラをする人が悪く、自分が経営する立場であれば、どんなに仕事が出来てもパワハラをすることが分かった時点で、部下が付かない立場で働いてもらいます。


プライドが高く、中身のない人は会社から嫌われます。

当てはまる人は余計なプライドを捨てて、1から頑張るつもりで仕事に励みましょう。

それが出来ない人は給料がいつまでも安いままです。

間違って給料が上がり、管理職についても、部下が次々と辞めていくので管理職の素質のなさが問われ、降格処分になることもあります。

年功序列の時代を経験してきた人がハマる罠でもあるので、今まで年功序列で頑張ってきて昇進してきた人が新しい職場で働くようになった場合は特に注意してください。

今回のお話は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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